「ザ・ボーイズ (テレビドラマ)」の版間の差分
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** ブッチャーの心境を理解しており、ザ・ボーイズの活動をサポートしたいと望む反面、ヴォート社の強大さに及び腰になり、ヴォート社側につくという上層部の決定に従う。(S1) |
** ブッチャーの心境を理解しており、ザ・ボーイズの活動をサポートしたいと望む反面、ヴォート社の強大さに及び腰になり、ヴォート社側につくという上層部の決定に従う。(S1) |
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** その後もヴォート社を調査するも、ザ・ボーイズの目の前で頭部を破裂させられて死亡。(S2) |
** その後もヴォート社を調査するも、ザ・ボーイズの目の前で頭部を破裂させられて死亡。(S2) |
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* ジョー・"モンキー"・ケスラー(''Joe "Monkey" Kessler'') |
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** 演 - [[ジェフリー・ディーン・モーガン]] |
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=== 共同教会 === |
=== 共同教会 === |
2024年6月13日 (木) 09:52時点における版
『ザ・ボーイズ』(原題:The Boys)は、スーパーヒーローを題材としたアメリカ合衆国のストリーミングテレビシリーズである。原作はDCコミックスのワイルドストームのインプリントと、ダイナマイト・エンターテインメントにて出版された、ガース・エニスとダリック・ロバートソンによる同名のコミック。
概要
ザ・ボーイズ The Boys | |
---|---|
ジャンル |
スーパーヒーロー ブラック・コメディー |
原作 | ザ・ボーイズ |
企画 | |
出演者 |
|
国・地域 |
![]() |
言語 | 英語 |
シーズン数 | 4 |
話数 | 27 |
各話の長さ | 55–68 分 |
製作 | |
製作総指揮 |
|
プロデューサー |
|
撮影地 | トロント |
製作 |
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放送 | |
放送チャンネル | Amazonプライム・ビデオ |
放送期間 | 2019年7月26日 | - 現在
あらすじ
シーズン1
シーズン2
シーズン3
登場人物
ザ・ボーイズ
セブン
その他の超能力者
ペイバックの元メンバー
ヴォート・インターナショナル関係者
CIA関係者
共同教会
ザ・ボーイズ関係者
セブン関係者
その他
エピソード
シーズン1のエピソード
通算 話数 | シーズン 話数 | タイトル | 監督 | 脚本 | 公開日 | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | "発端" "The Name of the Game" | ダン・トラクテンバーグ | エリック・クリプキ | 2019年7月26日 | |
平凡な電化製品店員ヒューイは、恋人のロビンをAトレインとの事故で失う。父の助言に反してヒューイは和解を拒否し、ビリー・ブッチャーの誘いでヴォート社に盗聴器を仕掛けてセブンの腐敗を暴こうとする。盗聴器を仕掛ける様子を見ていたトランスルーセントがヒューイを襲うが捕らえられる。超能力を持つアニーはセブンに加わってスターライトとなるも、ディープにセクハラを受け、セブンの腐敗ぶりに困惑する。ヒューイとアニーは知り合いになる。ヴォート社の副社長マデリンをコンパウンドVの件で脅したボルティモア市長の乗る飛行機は、ホームランダーに撃墜される。 | ||||||
2 | 2 | "指導" "Cherry" | Matt Shakman | エリック・クリプキ | 2019年7月26日 | |
ブッチャーは不死身のトランスルーセントを殺すためにフレンチーを頼るが、殺し方が分からず、トランスルーセントの肛門に爆弾を挿入する。ホームランダーは独断で飛行機を撃墜した件でマデリンに注意を受ける。アニーは私服で暴漢を退治して叱責される。マデリンは上院議員カルフーンを恐喝して国防契約を取ろうとする。トランスルーセントからの連絡がないことを怪しんだホームランダーが捜索に来る中、ヒューイが逃げようとしたトランスルーセントを爆殺する。 | ||||||
3 | 3 | "収穫" "Get Some" | Phil Sgriccia | George Mastras | 2019年7月26日 | |
トランスルーセントを殺したヒューイは覚悟を決め、父にしばらく家を出ることを告げる。アニーはスターライトとして活動する際、露出の多い衣装を着るよう強要される。ブッチャーはマザーズミルクを仲間に入れる。ザ・ボーイズはAトレインの恋人ポップクロウの家を盗聴して、AトレインがコンパウンドVを使用していることを知る。AトレインはコンパウンドVを使ってショックウェイブとのスピード競争に勝利する。ヒューイはスピード競争の会場でアニーを見つけ、彼女がスターライトであることを知る。ポップクロウはコンパウンドVを服用しての性交中に相手を殺してしまい、一部始終を見ていたブッチャーに脅される。セブンは亜鉛の箱に入れられたトランスルーセントの死体を発見する。 | ||||||
4 | 4 | "彼女" "The Female of the Species" | フレッド・トーイ | Craig Rosenberg | 2019年7月26日 | |
ザ・ボーイズはAトレインのコンパウンドV入手先を探し、拉致されてコンパウンドVを与えられていた少女を見つけるが逃げられる[注釈 8]。そして少女を追ってきたAトレインから彼女を救う。ブッチャーの指示で、ヒューイはアニーとデートをして盗聴器を仕掛ける。ディープは自分の使命について悩み、イルカを脱走させようとするが失敗する。ホームランダーとクイーン・メイヴはハイジャックされた航空機を救助しようとして失敗し、目撃した乗員乗客全員を見殺しにする。航空機はそのまま墜落・大破し、ホームランダーは指揮系統に入っていなかったから彼らを救えなかったとして、軍とヴォート社の契約の必要性をメディアに訴える。 | ||||||
5 | 5 | "信念" "Good for the Soul" | Stefan Schwartz | Anne Cofell Saunders | 2019年7月26日 | |
Aトレインは、恋人ポップクロウからコンパウンドVの秘密を洩らした相手の情報を聞き出し、彼女を殺す。クイーン・メイヴはハイジャック犠牲者追悼式でのホームランダーの偽善的なスピーチを嫌悪する。ホームランダーとスターライトはエゼキエルの主催する宗教イベント「ビリーブ・エクスポ」にゲストとして招かれる。ヒューイが同性愛趣味をネタにエゼキエルを恐喝し、ザ・ボーイズはヴォート社がポリオ・ワクチンと偽ったコンパウンドVを新生児に与えてスーパーヒーローを作っていることを知る。ホームランダーは台本を無視してスピーチを行う。スターライトも同様に台本を無視して、性的被害を暴露する。マデリンは、自分に逆らって独善的なスピーチをしたホームランダーを懐柔する。Aトレインにより面が割れてしまったフレンチーはブラック・ノワールに襲われるが、少女に救われる。 | ||||||
6 | 6 | "無垢" "The Innocents" | Jennifer Phang | Rebecca Sonnenshine | 2019年7月26日 | |
ブッチャーはヒューイを連れてスーパーヒーローの被害者の支援会に出向き、自分も妻がホームランダーにレイプされて失踪したことを明かす。アニーはヴォート社の方針に反抗する。マデリンはディープがアニーにセクハラを働いたことを知り、公式に謝罪させる。マザーズミルクとフレンチーは読心能力者のメズマーに頼み、引き離された娘のクレオに会わせる代わりに、口をきかない少女の心を読ませる。少女の名はキミコといい、ヴォート社がコンパウンドVを与えて強力な敵に仕立て上げたテロリスト集団"光解放軍"に育てられたことがわかる。キミコは弟の救出を望む。ブッチャーは旧知のCIA副長官スーザン・レイナーにヴォート社の秘密を話すが、受け付けてもらえない。メズマーはホームランダーにザ・ボーイズのことを話す。ブッチャーはヒューイに、敵であるアニーとの仲を深めないよう警告し、トランスルーセント殺害の件を暴露すると脅す。 | ||||||
7 | 7 | "防衛" "The Self-Preservation Society" | ダン・アティアス | Craig Rosenberg & Ellie Monahan | 2019年7月26日 | |
ヒューイとアニーはホテルで一夜を過ごす。ディープは退屈なオハイオ州に左遷される。Aトレインの肉体はコンパウンドVの過剰摂取で悪化する。ホームランダーはセブンの会議を開き、トランスルーセントとポップクロウを殺したのはヒューイを含むザ・ボーイズだと糾弾し、スターライトを裏切り者だと責めるが、クイーン・メイヴが弁護する。Aトレインはヒューイの父親を人質に取ってヒューイを脅迫するが、隠れていたキミコがAトレインを負傷させる。ブッチャーは裏切ったメズマーを殺し、証拠となるコンパウンドVをレイナーに渡してメンバーの家族の保護を頼む。ホームランダーはヴォーゲルバウム博士にベッカのことを尋ねる。博士は8年前、ベッカがホームランダーの子供を身ごもったものの、異常な早産で母子いずれも死んだことを明かし、家庭ではなく実験室で育てたためにホームランダーの人格を歪めてしまったことを詫びる。レイナーはマデリンを追及するが聞く耳を持たれず、さらに超能力を持つテロリスト・ナキーブの存在を知らされる。ヒューイは再度アニーに会い、コンパウンドVについて説明する。超能力は生まれついてのものだと信じていたアニーは激しく動揺し、ヒューイを警察に連れて行こうとするが、ブッチャーがヒューイを救い出す。 | ||||||
8 | 8 | "発覚" "You Found Me" | エリック・クリプキ | Anne Cofell Saunders & Rebecca Sonnenshine | 2019年7月26日 | |
ナキーブに対抗するために軍はヴォート社と契約し、コンパウンドVの件は無視され、ザ・ボーイズはトランスルーセント殺害の件で指名手配される。アニーは母親を問い詰め、自分がコンパウンドVを与えられたことを確認する。ブッチャーはヒューイを連れて、ザ・ボーイズの創設者であるマロリーに会い、マデリンとホームランダーが特別な関係にあることを教わる。MM、フレンチー、キミコが逮捕される。マデリンとの面会を優先するブッチャーに対し、ヒューイは仲間を救出しようとし、アニーに助力を乞うも断られる。Aトレインは、私服ではただの黒人として見下されることを経験し、コンパウンドVを過剰摂取する。クイーン・メイヴはアニーに、自分と同じように長いものに巻かれる必要はないと助言する。ホームランダーは、強力な敵を作るためテロリストにコンパウンドVを与えたとマデリンに告白する。ヒューイはスターライトの助太刀によりザ・ボーイズの奪還に成功。それを阻止しようと現れたAトレインがヒューイとスターライトを襲うが、心臓発作で倒れる。ブッチャーはマデリンの家に行って脅し、ホームランダーを待ち受ける。ヴォーゲルバウム博士からベッカと自分の息子に関する真実を聞き出したホームランダーが現れ、嘘をついていたマデリンを殺す。ブッチャーは自爆してホームランダーを殺そうとするが失敗する。ホームランダーはブッチャーを、ベッカと自分の息子が隠れ住んでいる家に連れて行く。 |
ショートフィルム
2020年9月11日、公式ツイッターアカウント(@TheBoysTV)にてショートフィルム "BUTCHER: A Short Film"が配信された。
タイトル | 公開日 | |
---|---|---|
"BUTCHER: A Short Film" | 2020年9月11日[14] | |
シーズン1とシーズン2の間のブッチャーを描く。8年ぶりに妻ベッカとその息子に対面した直後、ブッチャーはとある街の駐車場で目を覚ます。マデリン殺害事件の容疑者として指名手配されていることを知り、ベッカの家の特徴を忘れないようにメモして、旧友ジョックの家に行って助けを求める。だが裏切られて当局に通報され、ブッチャーはジョックを殺したのち家に放火して逃げる。そこにフレンチーから電話が入る。 |
シーズン2のエピソード
通算 話数 | シーズン 話数 | タイトル | 監督 | 脚本 | 公開日 | |
---|---|---|---|---|---|---|
9 | 1 | "新たな敵" "The Big Ride" | Phil Sgricci | エリック・クリプキ | 2020年9月4日 | |
シリアでブラック・ノワールが超能力を持つスーパーテロリストを倒す。ホームランダーは、トランスルーセントの追悼式で彼がスーパーテロリストに殺されたと嘘をつく。Aトレインは昏睡状態にある。不遇の身を嘆くディープは奇行で逮捕され、保釈してもらったイーグル・ジ・アーチャーに"共同教会"のキャロルを紹介される。指名手配されたザ・ボーイズは身を隠している。ヒューイは密かにアニーに会い、ヴォート社からコンパウンドVを持ち出すことを依頼する。広報担当に戻ったアシュリーがトランスルーセントの後任としてアジア系で盲目のブラインドスポットを連れてくるが、ホームランダーは気に入らず彼の耳を破壊する。ザ・ボーイズは超能力者が密入国させられていることを知るが、これを伝えられたレイナーは頭部を破裂させられて殺される。ストームフロントという女性ヒーローがセブンに加わる。ホームランダーは何の相談もなくストームフロントを加入させたエドガーに抗議するが、ヴォート社は元ナチスの科学者フレデリック・ヴォート博士が設立した製薬会社であってヒーローの会社ではないとはねつけられる。ヒューイはスターライトから近日中にコンパウンドVが手に入ると報告を受ける。マデリン殺しの罪を着せられたブッチャーがザ・ボーイズの前に現れる。 | ||||||
10 | 2 | "正しい準備と計画" "Proper Preparation and Planning" | リズ・フリードランダー | Rebecca Sonnenshine | 2020年9月4日 | |
ブッチャーはレイナーの葬式でマロリーに会い、超能力者を密入国させている業者を捕らえる代わりにベッカの居所を教えてもらう約束をする。ホームランダーが息子ライアンと親密になろうとし、ベッカは嫌がる。スターライトはタレント活動に忙しい。クイーン・メイヴは虫垂炎で入院した親友エレナを見舞い、ホームランダーへの恐れを口にする。ディープは幻覚剤の影響下で自分のえらと対話する。Aトレインが昏睡状態から目覚め、ヒューイに協力したことをネタにスターライトをけん制する。スターライトは知己の再生能力者ゲッコーからコンパウンドVのサンプルを受け取り、ストームフロントがそれを見るも口を閉ざす。スターライトはコンパウンドVを手に入れたことをヒューイに伝えるが、そこにAトレインが現れて奪われてしまう。スターライトはAトレインがロビンを殺したことを持ち出してコンパウンドVを奪い返す。ザ・ボーイズは密入国業者を襲撃し、その正体が光解放軍であることを知る。キミコは光解放軍を支持する超能力者の弟を制圧し、ザ・ボーイズに引き渡す。 | ||||||
11 | 3 | "千人の剣士とともに丘を越えて" "Over the Hill with the Swords of a Thousand Men[注釈 9]" | Steve Boyum | Craig Rosenberg | 2020年9月4日 | |
Aトレインは心臓に異常を覚える。ホームランダーはライアンに超能力の練習をさせる。スターライトのリークにより、スーパーヒーローたちがコンパウンドVで人為的に作られたことがMSNBCで報道されてヴォート社は危機に陥る。ザ・ボーイズは船で沖合に出て、キミコの弟ケンジをスーパーテロリストとしてCIAに引き渡そうとする。セブンに復帰したいディープがこれを知り、クジラやイルカの協力を得て船を襲撃し、ザ・ボーイズは排水路に逃げる。エドガーの指示でセブンも出撃する。ホームランダーはスターライトにヒューイを殺すよう命じる。ストームフロントは多数の黒人住民の犠牲を厭わず、キミコの目の前でアジア人を差別する言動と共にケンジを殺す。エドガーはコンパウンドVの問題を死んだマデリンに擦り付け、スーパーテロリストに立ち向かうセブンの価値を訴える。ストームフロントは弟を殺されたキミコ、地位を脅かされたホームランダーの恨みを買う。 | ||||||
12 | 4 | "この世に類を見ないもの" "Nothing Like It in the World" | フレッド・トーイ | Michael Saltzman | 2020年9月11日 | |
ストームフロントの攻撃による被害者は59名に及んでいたが、事件は光解放軍の仕業ということにされた。フレンチーはキミコにキスを拒否されるが、ストームフロント襲撃を思いとどまらせる。心臓に障害を抱えたAトレインはセブンから外される。ブラック・ノワールはブッチャーについて調べる。マロリーはブッチャーに会い、レイナーが70年代に活躍していたヒーロー"リバティー"について調べていたことを伝え、ベッカがいるヴォート社の施設の場所を教える。ブッチャーはベッカ救出のため、MMをリーダーに指名して一時ザ・ボーイズを離れる。MMとヒューイはブッチャーがマロリーから指定された住所へ向かう。ヒューイを殺さなかったことをホームランダーに叱責されたアニーがヒューイに慰めを求め、MMもアニーが同行することを了承。3人でノースカロライナ州へ赴き[注釈 10]、かつてリバティーに兄を殺された黒人女性に会い、ストームフロントがリバティーだと聞かされる。ブッチャーは施設に忍び込みベッカに再会して一緒に逃げようとするが、ベッカはライアンと暮らすために拒否する。ホームランダーはテレビ出演でスーパーヒーローの人種的偏りを責められ、クイーン・メイヴがレズビアンであることを彼女の承諾なく明かす。ディープはキャロルに付き添われ、イメージ改善のために結婚相手を面接する。人気を集めるストームフロントに苛立つホームランダーはマデリンに化けたドッペルゲンガーに甘えるが、ドッペルゲンガーがホームランダー自身の姿に変身して性的奉仕をしようとしたために殺す。 | ||||||
13 | 5 | "行動の時" "We Gotta Go Now" | Batan Silva | Ellie Monahan | 2020年9月18日 | |
ヴォート社はプロパガンダのため、VCU映画[注釈 11]『セブンの夜明け』[注釈 12]の制作を始める。クイーン・メイヴは映画の中でレズビアンであることを強調されて困惑し、Aトレインは引退のセリフを強いられる。アニーの母ドナが撮影現場を訪ね、自己満足のためにアニーの人生を狂わせたことを詫びるも、相手にされない。程なくしてホームランダーがテロリストとの戦いに一般人を巻き込み死なせた動画が拡散して炎上し、ヴォート社の株価が大きく下落する。ベッカに別れを告げられて絶望したブッチャーはザ・ボーイズを離れようとし、叔母ジュディを訪ねて愛犬のテラーと再会する。異変を感じたMM[注釈 13]とヒューイがブッチャーを訪ねる。ヒューイは自分がブッチャーの死んだ弟レニーに似ていると聞かされる。彼らはブラック・ノワールに襲われるが、ブッチャーがホームランダーが自分の妻をレイプして子供を産ませたことを公表すると脅しをかけ、事態を監視していたエドガーはブラック・ノワールを撤退させる。弟を失って荒れるキミコは殺し屋の仕事を始め、フレンチーもキミコを突き放してしまう。ディープは共同教会が選んだ相手と結婚し、教会の広告塔になる。ホームランダーは自らを批判する集会に出席するも、人々のさらなる怒りを買い、事態の収拾のためにストームフロントを頼る。スターライトはストームフロントを探り、"セージ・グローブ"と頻繁にメールのやり取りをしていることを突き止めるも、コンパウンドV流出事件を持ち出され、膠着状態に陥る。ホームランダーとストームフロントは激しく暴力的なセックスをする。 | ||||||
14 | 6 | "開かれた扉" "The Bloody Doors Off" | Sarah Boyd | Anslem Richardson | 2020年9月25日 | |
8年前、フレンチーは超能力者を鎮める向精神薬爆弾を使って銀行強盗を働き逮捕されるが、マロリーに友人の減刑と引き換えにザ・ボーイズに勧誘される。5年前、セブン内でザ・ボーイズのスパイとなっていたランプライターは裏切り、マロリーと間違えて孫を焼き殺す。フレンチーは彼を殺そうとするが、薬物過剰摂取で危篤となった友人を救うために見逃してしまう。 現在、ザ・ボーイズは追跡チップを除去したスターライトと共にペンシルバニア州の精神病院セージ・グローブ・センターへ向かい、MM、フレンチー、キミコの3人が潜入する。監禁された多くの超能力者と、職員となっているランプライターを見つけるが、超能力者たちの脱走を引き起こしてしまう。そこにストームフロントが現れて反乱を鎮める。ランプライターは、ヴォート社が大人にコンパウンドVを与えて安定した超能力者を作る実験をしていると告白する。3人はランプライターを連れて逃げ、マロリーに会わせる。ランプライターを殺そうとするマロリーをフレンチーが説得する。センター外で見張っていたヒューイは脱走した超能力者により負傷し、スターライトは持ち主を殺して車を奪い病院に運ぶ。ホームランダーとストームフロントは裏通りで小悪党を捕まえ、殺しながら興奮を高めてセックスをする。ストームフロントが自分に対して何かを隠すことに苛立つホームランダーに対し、ストームフロントは自分が100才で、かつてフレデリック・ヴォートと恋に落ち、コンパウンドVの最初の投与成功例となったことを明かし、非白人種との戦いに誘う。ディープはクイーン・メイヴの依頼で墜落した飛行機[注釈 14]のブラックボックスを探し、乗客がホームランダーとクイーン・メイヴの裏切りを語る映像の入ったカメラを見つけ、エレナが目にする。ディープはAトレインを共同教会の指導者アダナに紹介する。 | ||||||
15 | 7 | "発火" "Butcher, Baker, Candlestick Maker[注釈 15]" | Stefan Schwartz | Craig Rosenberg | 2020年10月2日[注釈 16] | |
ザ・ボーイズは反ヴォート派の下院議員ビクトリア・ニューマンの協力を得て、ヴォート社を告発する公聴会の準備を進める。ランプライターはニューマンにヴォート社の秘密を語る。ストームフロントとホームランダーは違法流入とテロへの危機感を訴えてニューマンを批判し、スターライトの裏切りを公表する。ブラック・ノワールがジャニュアリー親子を襲い、暗闇に監禁する。ブッチャーは母と、先行きの短い不仲な父に再会するも、自殺した弟レニーのことで言い争う。ホームランダーはライアンに真実を話して味方につけ、連れ去る。マロリーとMMは、隠遁するヴォーゲルバウム博士に会い、ニューマンが主導する公聴会での証言を求めるが、家族の安全のために拒否される。だが続いてブッチャーが現れ、博士の家族を殺すと脅迫して出席させる。アダナはディープとAトレインにセブンへの復帰の援助を約束し、教会に背いたイーグル・ジ・アーチャーを破門する。ヒューイはアニーを救出するため、ランプライターと共にヴォート社に侵入するも、セブンとしての自分の彫像が撤去されたことを知り絶望したランプライターは焼身自殺する。その炎の光を使って脱走したアニーをブラック・ノワールが襲うが、クイーン・メイヴがアレルギー源のナッツで倒し、アニー、ドナ、ヒューイは脱走する。そして公聴会が始まるも、議長やヴォーゲルバウムやショックウェイブなど多数が頭部を破裂させられて死ぬ。 | ||||||
16 | 8 | "知っていること" "What I Know" | アレックス・グレイヴス | Rebecca Sonnenshine | 2020年10月9日 | |
公聴会での惨事はテロリストの仕業ということにされ、法務執行機関でのコンパウンドVの使用が認められようとしていた。ニューマンはヴォート社の関与を主張するも、受け入れられない。アニーを加えたザ・ボーイズはヴォート社との全面対決を決意し、クイーン・メイヴにも協力を要請するが断られる。ベッカがライアンを取り戻すため、ブッチャーに助けを求める。エドガーとアダナの会話を盗み聞きしたAトレインは、復帰の障害となるストームフロントとナチスの関係をザ・ボーイズにリークする。ブッチャーはエドガーと取引し、ホームランダーからその弱みであるライアンを引き離す。ストームフロントの真実も世間に暴露され、怒るストームフロントはザ・ボーイズを全滅させようとするが、キミコ、アニー、そして助太刀に来たクイーン・メイヴに追い詰められ逃亡。標的をベッカに変える。しかし母親が殺されそうになっているのを止めようとしたライアンに重傷を負わされ、巻き添えでベッカが死ぬ。クイーン・メイヴは飛行機事故[注釈 14]の映像証拠でホームランダーを脅し、ザ・ボーイズ、アニー、ライアンから手を引かせる。エドガーは公聴会の事件をストームフロントに擦り付け、スターライトとAトレインがセブンに復帰するもディープは外されたままとなる。ザ・ボーイズへの起訴は取り下げられ、ブッチャーはマロリーにライアンを託す。ニューマンが、共謀していたアダナの頭部を超能力で破裂させる。 |
シーズン3のエピソード
通算 話数 | シーズン 話数 | タイトル | 監督 | 脚本 | 公開日 | |
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17 | 1 | "ペイバック" "Payback" | Philip Sgriccia | Craig Rosenberg | 2022年6月3日 | |
映画『セブンの夜明け』が完成し、ワールドプレミアが行われる。ザ・ボーイズからは離婚して鬱に苦しむMM、ニューマンが指揮する超能力管理局に勤めてアニーと暮らすヒューイが抜けている。マロリーがライアンを育て、ブッチャーはベッカを失った苦しみから立ち直れていない。ディープは妻と共に共同教会を抜けた体験を著書にし人気を得るが、セブン復帰の見通しはない。ストームフロントは不具となり病床にある。体を縮小できるターマイトが性交中に相手の男を殺してしまい、ザ・ボーイズが逮捕して超能力管理局に引き渡す。ヴォート社は24時間に限って超能力を発揮させる高額の新薬V24を開発して軍に売ろうとし、エドガーはスーパーヒーロービジネスから撤退して防衛と製薬への事業集中を意図する。ホームランダーはストームフロントとの関係が原因で支持率が落ち、エドガーはスターライトを共同リーダーにしてホームランダーを苛立たせる。セブンの欠員を埋めるオーディション番組が放送される。クイーン・メイヴはホームランダーを危険視してブッチャーにV24を渡し、かつて超能力者のグループ"ペイバック"にいたソルジャー・ボーイを殺した兵器ならホームランダーを倒せると教える。トニーがニューマンをナディアと呼び、"レッド・リバー"の公表を迫るも頭を破裂させられ、これをヒューイが目撃する。 | ||||||
18 | 2 | "天上には我一人" "The Only Man In The Sky" | Philip Sgriccia | David Reed | 2022年6月3日 | |
ディープの著書はドラマ化される。スピードの落ちたAトレインは黒人層へのアピールを図る。ヒューイとスターライトはニューマンが"レッド・リバー"=ヴォート社が超能力者の子供を育成する施設の出身で、エドガーの養女ナディアであると知る。ザ・ボーイズは原発事故で死んだとされるソルジャー・ボーイについて調べ、MMも父がソルジャー・ボーイに殺されたことを知る。フレンチーとキミコはペイバックの生き残りのクリムゾン・カウンテスを尋問するも逃げられる。ブッチャーはガンパウダーを脅迫して逆襲される。ヒューイにニューマンの正体を告げられたブッチャーは、V24を注射してガンパウダーを痛めつけ、マロリーがソルジャー・ボーイの行く末を知っていることを聞き出した末に殺す。ホームランダーの生誕祭の準備が進められる中、ストームフロントが自殺する。ストームフロントの死に衝撃を受けたホームランダーは自殺志望者を止めずに殺してしまい、誕生パーティーで罵られて本音をさらけ出す。 | ||||||
19 | 3 | "荒波" "Barbary Coast" | Julian Holmes | Anslem Richardson & Geoff Aull | 2022年6月3日 | |
本音を語ったホームランダーの支持率が衰退地域の白人層を中心に上昇し、特にスターライトと合わせた数字は98%に達する。ホームランダーは増長し、飛行機事故のビデオでの脅しも効かなくなる。スターライトはヒューイの頼みで嫌々セブンに残る。セブンの欠員は、かつてスターライトと交際したスーパーソニックとディープで埋められ、ホームランダーはスターライトとの交際を発表する。Aトレインは兄と和解し、ブルー・ホークによる黒人迫害についての発言を促される。ヒューイとMMがザ・ボーイズに復帰し、ヒューイは超能力管理局を病休するためにキミコに腕を折らせる。ザ・ボーイズはマロリーを追求し、かつてのニカラグアでの作戦[注釈 6]について聞き出す。マロリーはエドガーに率いられたペイバックの無軌道なふるまいで大被害が起こり、ソ連が何らかの武器でソルジャー・ボーイを殺した後に死体を運び去ったと語る。ブッチャーはV24の後遺症に苦しみ、父と慕われるライアンに気づかれる。フレンチーはかつて属したロシア人ギャングのボスのリトル・ニーナに、麻薬を盗んで逃げたガールフレンドのシェリーを殺せと脅される。ブッチャーはロシアに行って武器を調べる好機と捉える。 | ||||||
20 | 4 | "入念な計画" "Glorious Five Year Plan" | Julian Holmes | Meredith Glynn | 2022年6月10日 | |
ホームランダーがトークショーでエドガーを非難する。スターライトはクイーン・メイヴとスーパーソニックを反ホームランダーの仲間に引き入れ、スーパーソニックはAトレインを勧誘する。ニューマンはエドガーを裏切って告発し、代償としてホームランダーから娘ゾーイのためのコンパウンドVを手に入れる。エドガーは一時的に休職し、ホームランダーが権力を握る。ホームランダーはAトレインの密告を受けてスーパーソニックを殺し、その死体をスターライトに見せつけ、言うことを聞かなければヒューイも殺すと脅す。ブッチャーはザ・ボーイズを連れてロシアに行き、リトル・ニーナから武器の情報を得る代償にキミコに暗殺を強いる。ザ・ボーイズは軍事施設に侵入し、V24を盗んで注射していたヒューイがブッチャーと共に超能力を発揮し敵を倒すも、囚われていたソルジャー・ボーイが目覚め、キミコを倒して去る。キミコは再生能力が抑制され危篤となる。 | ||||||
21 | 5 | "嘘まみれの世界にさようなら" "The Last Time to Look on This World of Lies" | Nelson Cragg | Ellie Monahan | 2022年6月17日 | |
ソ連(ロシア)がソルジャー・ボーイを実験対象として虐待していたことが分かる。ザ・ボーイズは何の成果も得られぬまま空しく帰国する。ホームランダーはヴォート社を支配し、アシュリーを傀儡のCEO、ディープを犯罪分析室長とする。ヒューイはスターライトにV24を使ったことを咎められ、彼女を守るためだと弁解するも反発される。クイーン・メイヴは追加のV24をブッチャーにもたらし、2人はセックスをする。キミコは能力を失い、フレンチーはニーナに借りを返すため暗殺を命じられる。そんな中、密かに帰国していたソルジャー・ボーイがニューヨークで大破壊を起こす。MMはV24を使ったブッチャーに反発するもソルジャー・ボーイを倒すためにザ・ボーイズに戻る。ザ・ボーイズはマデリンの前任だったレジェンドに会い、ソルジャー・ボーイの行方を聞く。ブッチャーとヒューイはV24を服用し、オンラインポルノ出演中のクリムゾン・カウンテスを捕らえ、放射線を放つソルジャー・ボーイを待ち受ける。ブッチャーとヒューイは、MMを眠らせている間に、裏切ったクリムゾン・カウンテスを殺したソルジャー・ボーイと手を組む。Aトレインはブルー・ホークに黒人への謝罪をさせるが大惨事となり、兄も重傷を負う。ホームランダーはクイーン・メイヴを疑って捕らえる。 | ||||||
22 | 6 | "ヒーローガズム" "Herogasm" | Nelson Cragg | Jessica Chou | 2022年6月24日 | |
ホームランダーはかつてスーパーヒーローの顔だったソルジャー・ボーイが起こした殺戮を知って犯罪分析室に全ての証拠を消し、内密に探させる。ブラック・ノワールが体内の追跡チップを摘出して姿を消す。ニューマンはスターライトに協力を申し出るが決裂する。ブッチャーとヒューイはホームランダーを倒す助力と引き換えに、裏切り者を探すソルジャー・ボーイと手を組み、3人でTNTツインズが催す超能力者の乱交パーティー「ヒーローガズム」を訪れる。ソルジャー・ボーイを仇と狙うMM、それに付き添うスターライト、ブルー・ホークを追ってきたAトレイン、ディープ、さらにはホームランダーも会場に現れる。かつてロビンを殺したことについてヒューイから謝罪を求められ、Aトレインは初めて謝る。ソルジャー・ボーイはTNTツインズからブラック・ノワールが裏切り者だと聞いたのち、PTSDの発作で我を忘れ胸部からエネルギーを放出し、TNTツインズだけでなく大勢を死傷させる。ホームランダーはソルジャー・ボーイに対し優勢に立つが、V24を服用したブッチャーとヒューイに加勢され逃走する。Aトレインは高速移動でブルー・ホークを殺したのち昏倒する。スターライトはヒューイとの間の溝が広がり、MMと共に負傷者を救助したのちに、ヴォート社の嘘を告発しヒーローを辞めると公表する。キミコ、シェリー、フレンチーはリトル・ニーナに捕らえられるが、能力を失ったキミコが手下を殺して自由になる。リトル・ニーナは逃走する。 | ||||||
23 | 7 | "過去との対峙" "Here Comes a Candle to Light You to Bed" | Sarah Boyd | Pal Grellong | 2022年7月1日 | |
ヴォート社はスターライトの告発とソルジャー・ボーイの生存を否定する。ホームランダーは監禁したクイーン・メイヴに、卵子を採取して子作りに使うと脅す。ブッチャー、ヒューイ、ソルジャー・ボーイはレジェンドの家に隠れてマインドストームを探す。マインドストームはブッチャーの意識を失わせ、弟レニーを自殺で失った悪夢に閉じ込める。ヒューイはマインドストームを説得してブッチャーを目覚めさせ、テレポートでマインドストームを逃がそうとするも、ソルジャー・ボーイが現れ、マインドストームから裏切りの真相を聞き出して殺す。ソルジャー・ボーイはホームランダーに電話し、親子関係であることを知ったと伝える。キミコとフレンチーはMMとスターライトに合流し、キミコは能力を取り戻してフレンチーを守るためにコンパウンドVを求める。フレンチーは神経剤ノビチョクがソルジャー・ボーイを眠らせていたと突き止める。スターライトはキミコの頼みを受け、ヴォート社内でコンパウンドVを盗み、V24に致死性の副作用があることを知る。ホームランダーに見とがめられるも、SNSでライブ中継することで逃れる。ブッチャーにV24の副作用について伝えるが、ブッチャーはヒューイから副作用のことを隠す。キミコが能力を取り戻す。MMはホームランダーの信奉者となった前妻の夫トッドを殴り倒し、その場面を娘に見られる。ブラック・ノワールはソルジャー・ボーイを恐れて空想のアニメの世界に逃避し、危険とみなされたソルジャー・ボーイを、エドガーの依頼でペイバックの仲間と共に裏切ったことを思い出す。ディープは妻にタコを交えたセックスを求めて拒絶される。危篤から目覚めたAトレインは、ソルジャー・ボーイに殺されたブルー・ホークの心臓を移植されたとアシュリーに告げられる。 | ||||||
24 | 8 | "焦土へのいざない" "The Instant White-Hot Wild" | Sarah Boyd | Logan Ritchey & David Reed | 2022年7月8日 | |
スターライトの告発と隠し撮り映像の流出により、ホームランダー支持者とスターライト支持者の対立が激化する。司法長官がクイーン・メイヴ監禁の調査に乗り出し、アシュリーはメイヴを移動させようとするが、メイヴは脱走する。V24の副作用によるブッチャーとヒューイの異常が顕在化し始める。ブッチャーはヒューイを生きながらえさせるため殴って置き去りにし、ソルジャー・ボーイと2人だけでホームランダーを倒しに向かう。スターライトと再会したヒューイはスターライトに謝罪し、ノビチョクを入手したフレンチー、キミコ、MM、メイヴとも合流する。彼らは大被害を避けるため、ブッチャーに会ってヴォート社攻撃を思いとどまらせようとするが、メイヴが裏切り、ノビチョクを捨てヒューイらを金庫に閉じ込めた上で、ブッチャー、ソルジャー・ボーイと組んでホームランダー攻撃のためヴォート社へ赴く。ホームランダーはニューマンから居場所を聞いてライアンに会いに行き、親子の絆を確認する。ソルジャー・ボーイが父であることを黙っていたブラック・ノワールを殺す。そしてソルジャー・ボーイ、メイヴ、ブッチャーとホームランダーの戦いが始まる。ホームランダーは孫にあたるライアンを使ってソルジャー・ボーイの懐柔を試みるが、ソルジャー・ボーイは拒絶し、ライアンもろともホームランダーを殺そうとする。ブッチャーはライアンを守るためソルジャー・ボーイに挑み、メイヴがホームランダーと戦う。監禁から逃れたザ・ボーイズもブッチャーに加勢し、ヴォート社内のラボで作り直したノビチョクを吸引させてソルジャー・ボーイを眠らせようとする。最後のあがきにエネルギーを放出しようとしたソルジャー・ボーイを、メイヴがヴォート社から連れ出して被害を最小限とする。ライアンはブッチャーではなくホームランダーを父と選ぶ。Aトレインはブルー・ホークを殺し裁きを受けさせなかったことで兄に責められる。ディープはホームランダーからの指示で副大統領候補を殺すも、妻に捨てられる。 メイヴはソルジャー・ボーイを道連れに死んだと報道されたが、実際は右目とスーパーパワーを失っただけで、恋人エレナと共に隠棲することを選ぶ。ソルジャー・ボーイは再び封印され、ブッチャーは余命1年ほどと診断される。アニーはスターライトの名とコスチュームを捨て、正式にザ・ボーイズに加わる。ニューマンが副大統領候補となる。ライアンを連れたホームランダーは、息子を侮辱した男を殺して喝采を浴びる。 |
シーズン4のエピソード
通算 話数 | シーズン 話数 | タイトル [16] | 監督 | 脚本 [16] | 公開日 [8] |
---|---|---|---|---|---|
25 | 1 | "卑劣の極み" "Department of Dirty Tricks" | Phil Sgriccia[17] | David Reed | 2024年6月13日 |
26 | 2 | "堕ちた者たちの生き様" "Life Among the Septics" | TBA | Jessica Chou | 2024年6月13日 |
27 | 3 | "我らは赤旗を掲げ続ける" "We'll Keep the Red Flag Flying Here" | TBA | Ellie Monahan | 2024年6月13日 |
28 | 4 | "Wisdom of the Ages" | TBA | Geoff Aull | 2024年6月20日 |
29 | 5 | "Beware the Jabberwock, My Son" | TBA | Judalina Neira | 2024年6月27日 |
30 | 6 | "Dirty Business" | TBA | Anslem Richardson | 2024年7月4日 |
31 | 7 | "The Insider" | TBA | Paul Grellong | 2024年7月11日 |
32 | 8 | "Assassination Run" | エリック・クリプキ[18] | Jessica Chou & David Reed | 2024年7月18日 |
原作との違い
アフターショー
シーズン2の配信に合わせ、2020年8月28日より、アイシャ・タイラー司会でアフターショー『Prime Rewind: 「ザ・ボーイズ」の裏側』 ("Prime Rewind: Inside the Boys")が配信されている。
通算 話数 | タイトル | 公開日 | |
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1 | "胸糞悪いシーズン1の裏側" "Inside the Diabolical First Season" | 2020年8月28日[注釈 18] | |
シーズン1を振り返る。下品な言葉遣い、視聴者からの反響、アニーの受けたセクハラについて、イルカの性生活などが語られる。
出演者: カール・アーバン(ブッチャー)、エリン・モリアーティ(アニー)、アントニー・スター(ホームランダー)、ジェシー・T・アッシャー(Aトレイン)、エリック・クリプキ(ショーランナー) | |||
2 | ""新たな敵"の裏側" "Inside "The Big Ride"" | 2020年9月4日 | |
エピソード『新たな敵』を振り返る。ヴォート社が体現するアメリカ社会の欺瞞や差別、ブッチャーとヒューイの関係、スーパーヒーローに対する見方の変化などが語られる。 出演者: ジャンカルロ・エスポジート(エドガー)、コルビー・ミニフィ(アシュリー)、ジャック・クエイド(ヒューイ)、Malcolm Barrett (セス・リード、ヴォート社の広報ライター、サプライズゲスト) | |||
3 | ""正しい準備と計画"の裏側" "Inside "Proper Preparation and Planning"" | 2020年9月4日 | |
エピソード『正しい準備と計画』を振り返る。ゲストと企業との関係、ゲストの自画像、頭を失って死んだレイナーへの惜別、女性差別などが語られる。 出演者: アントニー・スター、チェイス・クロフォード(ディープ)、アヤ・キャッシュ(ストームフロント)、セス・ローゲン(企画、製作総指揮、サプライズゲスト) | |||
4 | ""千人の剣士とともに丘を越えて"の裏側" "Inside "Over the Hill with the Swords of a Thousand Men"" | 2020年9月4日 | |
エピソード『千人の剣士とともに丘を越えて』を振り返る。クジラと船のシーン、キミコとフレンチーの関係、セブンの出演するプロパガンダ映画、ストームフロントの言動に代表される人種差別などが語られる。 出演者:福原かれん(キミコ)、ステファン・フリート(VFX監督)、クレイグ・ローゼンバーグ(第3話の脚本)、ネイサン・ミッチェル(ブラック・ノワール、サプライズゲスト) | |||
5 | ""この世に類を見ないもの"の裏側" "Inside "Nothing Like It in the World"" | 2020年9月11日 | |
エピソード『この世に類を見ないもの』を振り返る。ホームランダーの心理分析、黒人差別などが語られる。 出演者:ジャック・クエイド、ラズ・アロンソ(マザーズミルク)、カール・アーバン、シャンテル・ヴァンサンテン(ベッカ、サプライズゲスト) | |||
6 | ""行動の時"の裏側" "Inside "We Gotta Go Now"" | 2020年9月18日 | |
エピソード﹃行動の時﹄を振り返る。ホームランダーの母乳偏愛、彼によるメイヴのレズビアン性向暴露の背景、アメリカ企業のLGBTQ支援に対するいかがわしい動機、ブッチャーの叔母ジュディの家の違法薬物だらけの"お菓子部屋"などが語られる。
出演者:エリン・モリアーティ、ネイサン・ミッチェル、ジェシー・T・アッシャー、P・J・バーン(『セブンの夜明け』の監督、サプライズゲスト) | |||
7 | ""開かれた扉"の裏側" "Inside "The Bloody Doors Off"" | 2020年9月25日 | |
エピソード﹃開かれた扉﹄を振り返る。俳優のジェフリー・ディーン・モーガンが1ファンとして登場する。シャノンは原作コミックとも大きく異なるセブンの衣装デザインの背景を語る。アヤ・キャッシュはユダヤ人の自分が元ナチスのストームフロントを演じる愉しみとテレビにおける陰毛の扱いを語る。
出演者:トマー・カポン(フレンチー)、LJ・シャノン(衣装担当)、ジェフリー・ディーン・モーガン(俳優、作品のファン)、アヤ・キャッシュ(サプライズゲスト) | |||
8 | ""発火"の裏側" "Inside "Butcher, Baker, Candlestick Maker"" | 2020年10月2日 | |
エピソード『発火』を振り返る。ランプライターが見ていたセブンをパロディー化したポルノ動画のトップ10、メイヴとスターライトの関係、ホームランダーの親子関係とブッチャーの親子関係、血まみれの公聴会シーンの撮影などを語る。 出演者:ライラ・ロビンス、ジャック・クエイド、エリン・モリアーティ、クローディア・ドゥーミット(ニューマン下院議員、サプライズゲスト) | |||
9 | ""知っていること"の裏側" "Inside "What I Know"" | 2020年10月9日 | |
エピソード『知っていること』を振り返る。シーズン2を振り返り、シーズン3への展望を語る。 出演者:エリック・クリプキ、アントニー・スター、福原かれん、カール・アーバン |
評価
批評
受賞
第75回プライムタイム・エミー賞クリエイティブ・アーツ部門ではドラマシリーズ/リミテッドシリーズ/アンソロジーシリーズ/テレビ映画スタント・コーディネーション賞を受賞した。
スピンオフ
ザ・ボーイズ:ダイアボリカル
2022年3月4日にはアニメーション・シリーズ『ザ・ボーイズ:ダイアボリカル』(The Boys Presents: Diabolical)が配信された[22]。
ジェン・ブイ (Gen V)
2020年9月24日、スーパーヒーロー養成学校に通う若き超能力者たちを描くドラマ・シリーズ『ジェン・ブイ』(Gen V)の製作が発表された[23][24]。2023年9月29日から配信された[25]。
The Boys: Mexico
2023年11月28日、"The Boys: Mexico"が企画中であることが明らかになった[26]。