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*原作:[[ドルモン・ド・ベロワ]]の悲劇「ゼルミーラ」 |
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2012年5月24日 (木) 11:10時点における版
クラシック音楽 |
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作曲家 |
ア-カ-サ-タ-ナ ハ-マ-ヤ-ラ-ワ |
音楽史 |
古代 - 中世 ルネサンス - バロック 古典派 - ロマン派 近代 - 現代 |
楽器 |
鍵盤楽器 - 弦楽器 木管楽器 - 金管楽器 打楽器 - 声楽 |
一覧 |
作曲家 - 曲名 交響曲 - ピアノ協奏曲 ピアノソナタ ヴァイオリン協奏曲 ヴァイオリンソナタ チェロ協奏曲 フルート協奏曲 弦楽四重奏曲 - オペラ 指揮者 - 演奏家 オーケストラ - 室内楽団 |
音楽理論/用語 |
音楽理論 - 演奏記号 |
演奏形態 |
器楽 - 声楽 宗教音楽 |
イベント |
音楽祭 |
メタ |
ポータル - プロジェクト カテゴリ |
『ゼルミーラ』(Zelmira)は、ロッシーニが1822年に作曲したオペラ・セリア。この作品をもってナポリ向けの作品の最後となる。
- 原曲名:Zelmira
- 原作:ドルモン・ド・ベロワの悲劇「ゼルミーラ」
- 台本:アンドレア・レオーネ・トットラ
- 演奏時間:第1幕1時間40分、第2幕1時間
- 作曲期間:1821年末から1822年
- 初演:1822年2月16日・サン・カルロ劇場(ナポリ)
作曲の経緯
作品の特徴
構成
- 第1幕
- 第1場…レスボスの城壁の前
- 第2場…歴代レスボス王の墓の中
- 第3場…ゼウス神殿の前
- 第4場…王宮の広間
- 第2幕
- 第1場…王宮の一室
- 第2場…王宮の外
- 第3場…牢獄の中
編成
登場人物
- ゼルミーラ(レスボスの王女)…ソプラノ
- エンマ(ゼルミーラの友人)…メゾソプラノ
- イーロ(ゼルミーラの妻でトロイアの王子)…テノール
- アンテノレ(ミティレーネからの侵略者アゾールの政敵でレスボス王位の簒奪者)…テノール
- ポリドーロ(レスボス王で現在潜伏中)…バス
- レウチッポ(アンテノレの友人)…バリトン
管弦楽
- フルート2(ピッコロ持ち替え)
- オーボエ2(2はコーラングレ持ち替え)
- クラリネット2
- ファゴット2
- ホルン4
- トランペット2
- トロンボーン3
- ティンパニ
- 大太鼓
- シンバル
- トライアングル
- 小太鼓
- 弦五部
あらすじ
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
舞台は古代のレスボス島
本編に入る前のお話
第1幕
ナポリ時代のほかの作品同様、この作品も序曲無しで物語が始まる。
第1場
第2場
第3場
第4場
第2幕
第1場
舞台は王宮の一室。ゼルミーラがイーロに宛てた手紙を奪い取ったアンテノレは、その手紙に、彼女が父親殺しに関わっていないこと、またポリドーロが生きていることを暗示したことが書かれているのを知り、ゼルミーラへの監視を強化させる。 その頃エンマは、ゼルミーラの息子を連れて安全な場所へと避難させる。(アリア「さあ、この子を、あなた方に預けます」)
第2場
第3場
最後は牢獄の中。ゼルミーラとポリドーロはが不運を嘆いている。ちょうど幸運にも、そこへ軍勢を率いたイーロが現れ、2人を助け出し、代わりにアンテノレとレウチッポを逮捕投獄する。こうしてレスボスに平和が戻り、それを喜ぶゼルミーラの歌で幕となる。(アリアフィナーレ「神々よ、真なのでしょうか」)
主要曲
- 第1幕
- 第1場のアリア「何を見たと思う、友等よ!」(アンテノレ)
- 第2場のアリア「ああ、すでに一日が過ぎ」(ポリドーロ)
- 第2場の三重唱「嘆き悲しむ父親の」(ゼルミーラ、エンマ、ポリドーロ)
- 第3場のアリア「懐かしい土地よ」(イーロ)
- フィナーレ「土手を打ち破ってあふれ出る川」
- 第2幕
- 第1場のアリア「さあ、この子を、あなた方に預けます」(エンマ)
- アリアフィナーレ「神々よ、真なのでしょうか」(ゼルミーラ)