タイムマシン (2002年の映画)
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タイムマシン | |
---|---|
The Time Machine | |
監督 |
サイモン・ウェルズ ゴア・ヴァービンスキー(クレジット無し) |
脚本 | ジョン・ローガン |
原作 |
H.G.ウェルズ 『タイム・マシン』 デヴィッド・ダンカン 『タイム・マシン 80万年後の世界へ』 |
製作 |
ウォルター・F・パークス デヴィッド・バルデス |
製作総指揮 |
アーノルド・レイボヴィット ローリー・マクドナルド ジョーグ・サラレグイ |
出演者 |
ガイ・ピアース ジェレミー・アイアンズ |
音楽 | クラウス・バデルト |
撮影 | ドナルド・マカルパイン |
編集 | ウェイン・ウォーマン |
配給 |
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公開 |
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上映時間 | 96分 |
製作国 |
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言語 | 英語 |
製作費 | $80,000,000[1] |
興行収入 |
$56,832,494[1] ![]() ![]() 18億5000万円[2] ![]() $123,729,176[1] ![]() |
﹃タイムマシン﹄︵The Time Machine︶は、2002年のアメリカ映画で、SF映画。ワーナー・ブラザース製作。H.G.ウェルズの小説﹃タイム・マシン﹄を原作とした映画であるが、物語には大幅な脚色がされている。また、本作は1959年にアメリカで製作されたSF映画﹃タイム・マシン80万年後の世界へ﹄のリメイク作品である。
概要
監督のサイモン・ウェルズは原作者H.G.ウェルズの曾孫。撮影中に体調を崩したため、一部ゴア・ヴァービンスキーが代わり、共同監督を務めた。2002年のアカデミー賞においてはメイクアップ賞にノミネートされた。日本ではDVD﹁タイムマシン 特別版﹂が12月20日にワーナー・ホーム・ビデオから発売された。話題になったのは﹃タイタニック﹄を手がけたデジタル・ドメイン社によるVFXである。タイムトラベルのシーンは原作小説に忠実に描かれ、あたりの景色が時間とともに移り変わっていく様子がCGを駆使して描かれた。
ストーリー
1890年代のニューヨーク。大学教授のアレクサンダーは、最愛の恋人・エマを強盗に襲われ失ってしまう。エマを取り戻したいと願ったアレクサンダーは、4年の歳月を費やしてタイムマシンを完成させ、過去に遡ってエマを危険から救おうとする。しかし、何度時間を遡っても彼女は別の事故に巻き込まれて死亡し、どうしても死を防ぐことが出来ない。なぜ過去を変えることができないのか…?アレクサンダーは未来にその答えを求め、タイムマシンに乗り2030年へ向かった。そこは月面を爆破することで土地を開拓し、人類が月への移住を実現させた世界だったが、そこでも答えを得ることは出来なかった。さらに7年後に旅立ったアレクサンダーは、月面爆破の失敗で月そのものが崩壊し、地表に月の破片が降り注ぐ大惨事を目にする。慌ててタイムマシンを起動させて避難しようとするが、その途中に隕石のかけらがぶつかり、気絶してしまった。タイムマシンは気絶したアレクサンダーを乗せたまま、約80万年先の未来へタイムトラベルしてしまう。そこは、温厚で牧歌的な生活を送る民族﹁エロイ﹂と、野蛮で獰猛な民族﹁モーロック﹂が対立している世界だった。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | |
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DVD版 | テレビ朝日版 | ||
アレクサンダー・ハーデゲン | ガイ・ピアース、レックス・ラング(一部の声) | 子安武人 | 東地宏樹 |
エマ | シエンナ・ギロリー | 加藤優子 | 小林さやか |
ウォチット夫人 | フィリーダ・ロウ | 麻生美代子[脚注 1] | 瀬畑奈津子 |
デイビッド・フィルビー博士 | マーク・アディ | 大滝進矢 | 仲野裕 |
ボックス | オーランド・ジョーンズ | 置鮎龍太郎 | 高宮俊介 |
マーラ | サマンサ・マンバ | 朴璐美 | 高橋理恵子 |
ケイレン | オメーロ・マンバ | 瀧本富士子 | 近藤玲子 |
ウーバー・モーロック | ジェレミー・アイアンズ | 小川真司 | 西本裕行 |
モーロック(声) | ディー・ブラッドリー・ベイカー |
- テレビ朝日版 - 2006年4月9日放送『日曜洋画劇場』
脚注
- ^ 麻生美代子は『タイム・マシン 80万年後の世界へ』でも同役を演じている。
出典
- ^ a b c “The Time Machine (2002)” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2010年11月15日閲覧。
- ^ “日本映画産業統計 過去興行収入上位作品 (興収10億円以上番組) 2002年(1月~12月)”. 社団法人日本映画製作者連盟. 2010年11月15日閲覧。