「バリー・ラーキン」を編集中

{{Infobox baseball player
|選手名             = バリー・ラーキン
|英語表記           = Barry Larkin
|所属球団           = 
|背番号             = 
|選手写真ファイル名 = Baseball barry larkin 2004.jpg
|写真サイズ         = 250
|写真のコメント     = 2004年
|国籍               = {{USA}}
|出身地             = [[オハイオ州]][[シンシナティ]]
|生年月日           = {{生年月日と年齢|1964|4|28}}
|没年月日           = 
|身長               = {{フィートとcm (身長用変換)|6|0}}
|体重               = {{ポンドとkg (体重用変換)|185}}
|利き腕             = 右
|打席               = 右
|守備位置           = [[遊撃手]]
|プロ入り年度       = 1985年
|ドラフト順位       = ドラフト<span class="ltr">1</span>巡目（全体<span class="ltr">4</span>位）
|初出場             = 1986年<span class="ltr">8</span>月<span class="ltr">13</span>日
|最終出場           = 2004年<span class="ltr">10</span>月<span class="ltr">3</span>日
|年俸               = 
|経歴               = <nowiki></nowiki>
* [[ミシガン大学]]
* [[シンシナティ・レッズ]]（1986 - 2004）
|選出国             = アメリカ
|選出年             = 2012年
|得票率             = 86%
|選出方法           = BBWAA[http://en.wikipedia.org/wiki/Baseball_Writers_Association_of_America]選出
}}
'''バリー・ルイス・ラーキン'''（'''Barry Louis Larkin''', [[1964年]][[<span class="ltr">4</span>月<span class="ltr">28</span>日]] - ）は、[[MLB]]の元選手。ポジションは[[遊撃手]]。[[アメリカ合衆国]][[オハイオ州]][[シンシナティ]]出身。<span class="ltr">9</span>歳下の実弟[[:en:Stephen Larkin|スティーヴン・ラーキン]]も元MLB選手。
息子の[[シェーン・ラーキン]]は[[NBA]]選手。

== 経歴 ==
子供の頃は地元[[シンシナティ・レッズ]]の遊撃手[[デイヴ・コンセプシオン]]が憧れの選手だった。[[1982年のMLBドラフト]]でレッズから<span class="ltr">2</span>巡目に指名を受けるが契約せず、[[ミシガン大学]]へ進学。[[ロサンゼルスオリンピック (1984年) における野球競技|ロサンゼルスオリンピック]]に[[野球アメリカ合衆国代表|アメリカ代表]]として出場し[[銀メダル]]を獲得した。[[1985年のMLBドラフト]]でレッズから<span class="ltr">1</span>巡目（全体<span class="ltr">4</span>位）に指名を受け入団。

{{by|1986年}}はAAA級で打率.329・<span class="ltr">10</span>本塁打・<span class="ltr">10</span>三塁打を記録し<ref>{{cite web |url=http://www.baseball-reference.com/minors/player.cgi?id=larkin001bar|title=Barry Larkin Minor League Statistics & History|language=英語|work= Baseball-Reference.com |accessdate=2013-07-21}}</ref>、[[<span class="ltr">8</span>月<span class="ltr">13</span>日]]の[[サンフランシスコ・ジャイアンツ]]戦でメジャーデビュー<ref>{{cite web |url=http://www.baseball-reference.com/players/gl.cgi?id=larkiba01&t=b&year=1986|title=1986 Batting Gamelogs|language=英語|work= Baseball-Reference.com |accessdate=2013-07-21}}</ref>。憧れだったコンセプシオンを押しのけてショートのレギュラーに定着し、[[<span class="ltr">8</span>月<span class="ltr">17</span>日]]の[[サンディエゴ・パドレス]]戦で[[ラマー・ホイト]]からメジャー初本塁打を放つ<ref>{{cite web |url=http://www.baseball-reference.com/players/event_hr.cgi?id=larkiba01&t=b|title=Career Home Runs|language=英語|work= Baseball-Reference.com |accessdate=2013-07-21}}</ref>など打率.283・<span class="ltr">3</span>本塁打の成績。[[ルーキー・オブ・ザ・イヤー (MLB)|ルーキー・オブ・ザ・イヤー]]の投票では<span class="ltr">1</span>ポイントを獲得した<ref>{{cite web |url=http://www.baseball-reference.com/awards/awards_1986.shtml#NLroy|title=NL Rookie of the Year Voting|language=英語|work= Baseball-Reference.com |accessdate=2013-07-21}}</ref>。

[[1990年]]にはチームの中心選手として[[ワールドシリーズ]]制覇に貢献。

[[1995年]]には[[打率]].319、15[[本塁打]]、66[[打点]]の成績だったが、本塁打・打点の<span class="ltr">2</span>冠王[[ダンテ・ビシェット]]を抑えて[[ナショナルリーグ]]の[[最優秀選手 (MLB)|MVP]]を受賞。成績以上にチームリーダーとしての役割が評価されての受賞だった。

[[1996年]]には<span class="ltr">33</span>本塁打・36[[盗塁]]を記録し、遊撃手としては史上初の「[[30-30クラブ|30・<span class="ltr">30</span>]]」を達成した。さらに彼は[[ヒスパニック]]のチームメイトと関係を構築するために[[スペイン語]]を学んだ。

[[1988年]]11月には[[日米野球]]で[[グレッグ・マダックス]]、[[ラファエル・パルメイロ]]らと共に来日。打率.476を記録しMVPに選ばれている。

[[1997年]]、チームではデーブ・コンセプシオン以来となるキャプテンに就任。

[[1998年]]、シーズン最終戦の[[<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">27</span>日]]に弟のスティーブン・ラーキンが<span class="ltr">1</span>試合だけ[[一塁手]]で出場し、兄弟同時出場が実現した。この試合で、当時レッズに所属していた[[ブレット・ブーン]]、[[アーロン・ブーン]]兄弟もそれぞれ[[二塁手]]、[[三塁手]]で出場し、史上初の兄弟<span class="ltr">2</span>組同時出場が実現した。

[[2000年]][[<span class="ltr">8</span>月<span class="ltr">21</span>日]]、[[ピート・ローズ]]、デーブ・コンセプシオン、[[ジョニー・ベンチ]]に次いで球団史上<span class="ltr">4</span>人目の通算2000本安打を達成。

[[引退]]式が[[2004年]][[<span class="ltr">10</span>月<span class="ltr">2</span>日]]に予定されていたが、まだ引退の意思が無かったため辞退した（翌年<span class="ltr">2</span>月に正式に引退を表明）。

[[2005年]]、[[ワシントン・ナショナルズ]]の<span class="ltr">GM</span>特別補佐に就任した。

2012年<span class="ltr">1</span>月<span class="ltr">9</span>日に、[[全米野球記者協会]]の投票により<span class="ltr">86</span>％の得票率を得て[[アメリカ野球殿堂]]表彰が決定した<ref>[http://www.asahi.com/sports/update/0110/TKY201201100077.html ラーキン氏、米野球殿堂入り<span class="ltr">90</span>年代を代表する遊撃手] 朝日新聞 2012年<span class="ltr">1</span>月<span class="ltr">10</span>日閲覧</ref>。また、同年<span class="ltr">8</span>月に古巣レッズはラーキンの現役時代につけていた[[野球の背番号|背番号]]'''11'''を[[野球界の永久欠番|永久欠番]]に指定することを発表した。

2012年<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">20</span>日、ブラジル野球連盟はラーキンが[[2013 ワールド・ベースボール・クラシック|第<span class="ltr">3</span>回]][[ワールド・ベースボール・クラシック|WBC]][[2013 ワールド・ベースボール・クラシック・ブラジル代表|ブラジル代表]]の監督に就任したことを発表した<ref>[http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/etc/news/20120919-OHT1T00290.htm ブラジル監督にラーキン氏…ＷＢＣ] - スポーツ報知、2012年<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">20</span>日配信、2012年<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">22</span>日閲覧</ref>。

== 人物 ==
スピードとパワー、ずば抜けた運動能力を持ち合わせ、「[[1990年代]]の[[ナショナルリーグ]]を代表するベスト・ショートストップ」と評される<ref>{{Cite web|url=http://www.thebaseballpage.com/players/larkiba01.php|title=Barry Larkin|work=The Baseball Page.com|language=英語 |accessdate=2009年<span class="ltr">6</span>月<span class="ltr">16</span>日 }}</ref>。19[[シーズン (スポーツ)|シーズン]]に及ぶ現役生活において通算2340[[安打]]、198[[本塁打]]、379[[盗塁]]と言う数字を積み重ね、[[シルバースラッガー賞]]に<span class="ltr">9</span>度、[[ゴールドグラブ賞]]に<span class="ltr">3</span>度輝いた。

南米野球を普及強化するため行われる『エリートキャンプ』にコーチとして参加している<ref>[http://www.nikkeyshimbun.jp/2014/140308-54colonia.html メジャーリーグ＝５０年先見て指導] - ニッケイ新聞、2014年<span class="ltr">10</span>月<span class="ltr">21</span>日閲覧</ref>。

[[松井稼頭央]]とは面識があり、2013年のワールド・ベースボール・クラシックでは練習の際に「カズ！」と自ら呼びかけ抱擁と握手を行った<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/sports/wbc/2013/news/20130307-OYT1T00936.htm 松井「覚えていてくれた」ＷＢＣで懐かしい再会] - YOMIURI ONLINE、2014年<span class="ltr">10</span>月<span class="ltr">21</span>日閲覧</ref>。

== 詳細情報 ==
=== 年度別打撃成績 ===
{|{{年度別打撃成績|リーグ=メジャーリーグベースボール}}
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1986}}
|rowspan="19" style="text-align:center;"|[[シンシナティ・レッズ|CIN]]
|41||169||159||27||45||4||3||3||64||19||8||0||0||1||9||1||0||21||2||.283||.320||.403||.723
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1987}}
|125||488||439||64||107||16||2||12||163||43||21||6||5||3||36||3||5||52||8||.244||.306||.371||.677
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1988}}
|151||652||588||91||174||32||5||12||252||56||40||7||10||5||41||3||8||24||7||.296||.347||.429||.776
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1989}}
|97||357||325||47||111||14||4||4||145||36||10||5||2||8||20||5||2||23||7||.342||.375||.446||.821
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1990}}
|158||681||614||85||185||25||6||7||243||67||30||5||7||4||49||3||7||49||14||.301||.358||.396||.754
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1991}}
|123||527||464||88||140||27||4||20||235||69||24||6||3||2||55||1||3||64||7||.302||.378||.506||.884
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1992}}
|140||609||533||76||162||32||6||12||242||78||15||4||2||7||63||8||4||58||13||.304||.377||.454||.831
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1993}}
|100||440||384||57||121||20||3||8||171||51||14||1||1||3||51||6||1||33||13||.315||.394||.445||.839
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1994}}
|110||501||427||78||119||23||5||9||179||52||26||2||5||5||64||3||0||58||6||.279||.369||.419||.788
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1995}}
|131||567||496||98||158||29||6||15||244||66||51||5||3||4||61||2||3||49||6||.319||.394||.492||.886
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1996}}
|152||627||517||117||154||32||4||33||293||89||36||10||0||7||96||3||7||52||20||.298||.410||.567||.977
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1997}}
|73||276||224||34||71||17||3||4||106||20||14||3||1||1||47||6||3||24||3||.317||.440||.473||.913
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1998}}
|145||626||538||93||166||34||10||17||271||72||26||3||4||3||79||5||2||69||12||.309||.397||.504||.901
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1999}}
|161||687||583||108||171||30||4||12||245||75||30||8||5||4||93||5||2||57||12||.293||.390||.420||.810
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2000}}
|102||447||396||71||124||26||5||11||193||41||14||6||2||0||48||0||1||31||10||.313||.389||.487||.876
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2001}}
|45||185||156||29||40||12||0||2||58||17||3||2||0||0||27||2||2||25||2||.256||.373||.372||.745
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2002}}
|145||567||507||72||124||37||2||7||186||47||13||4||6||7||44||9||3||57||13||.245||.305||.367||.672
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2003}}
|70||265||241||39||68||16||1||2||92||18||2||0||1||0||22||0||1||32||7||.282||.345||.382||.727
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2004}}
|111||386||346||55||100||15||3||8||145||44||2||0||2||3||34||1||1||39||16||.289||.352||.419||.771
|-
!colspan="2"|通算：<span class="ltr">19</span>年
|2180||9057||7937||1329||2340||441||76||198||3527||960||379||77||59||67||939||66||55||817||178||.295||.371||.444||.815
|}

=== 獲得タイトル・表彰・記録 ===
* [[最優秀選手 (MLB)|MVP]] 1回：1995年
* [[ゴールドグラブ賞]] 3回：1994年 - 1996年
* [[シルバースラッガー賞]] 9回：1988年 - 1992年, 1995年, 1996年, 1998年, 1999年
* [[ロベルト・クレメンテ賞]] 1回：1993年
* [[ルー・ゲーリッグ賞]] 1回：1994年
* [[MLBオールスターゲーム]]選出<span class="ltr">12</span>回：1988年 - 1991年, 1993年 - 1997年, 1999年, 2000年, 2004年
* [[30-30クラブ|30本塁打<span class="ltr">30</span>盗塁]] 1回：1996年

==参考資料==
{{Reflist}}

== 外部リンク ==
{{MLBstats |mlb= |espn=1768 |br=l/larkiba01|fangraphs=335 |cube=barry-larkin}}

{{Navboxes|title=獲得タイトル・記録
|list1=
</span>
{{ナショナルリーグMVP}}
{{ナショナルリーグ ゴールドグラブ賞 (遊撃手)}}
{{ナショナルリーグ シルバースラッガー賞 (遊撃手)}}
{{ルー・ゲーリッグ賞}}
{{ロベルト・クレメンテ賞}}
}}
{{Cincinnati Reds}}
{{1990 シンシナティ・レッズ}}
{{2009 ワールド・ベースボール・クラシックアメリカ合衆国代表}}
{{2013 ワールド・ベースボール・クラシックブラジル代表}}
{{DEFAULTSORT:らあきん はりい}}
[[Category:アメリカ合衆国の野球選手]]
[[Category:アフリカ系アメリカ人の野球選手]]
[[Category:シンシナティ・レッズの選手]]
[[Category:アメリカ野球殿堂表彰者]]
[[Category:MLBオールスターゲーム選出選手]]
[[Category:最優秀選手 (MLB)]]
[[Category:シンシナティ出身の人物]]
[[Category:1964年生]]
[[Category:存命人物]]