「パディントン (映画)」の版間の差分
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| 作品名 = パディントン |
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| 次作 = [[パディントン2]] |
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『'''パディントン'''』(原題:''Paddington'')は、[[イギリス]]・[[フランス]]共同製作による[[2014年]]の[[ファミリー映画]]作品 |
『'''パディントン'''』(原題:''Paddington'')は、[[イギリス]]・[[フランス]]共同製作による[[2014年]]の[[ファミリー映画]]作品、[[ポール・キング]]が脚本・監督を務めた[[実写アニメーション映画|実写アニメーション]][[コメディ映画]]。ストーリーは[[マイケル・ボンド]]の児童文学作品『[[くまのパディントン]]』を元にしている。 |
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== ストーリー == |
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=== クマ === |
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; パディントン |
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: 声 - [[ベン・ウィショー]]、日本語吹替 - [[松坂桃李]]<ref>{{Cite web|url=https://natalie.mu/eiga/news/162125|title=松坂桃李が「パディントン」で初の洋画吹替に挑戦、「クマってどんな声?」|publisher=映画ナタリー|date=2015-10-07|accessdate=2015-10-07}}</ref> |
: 声 - [[ベン・ウィショー]]、日本語吹替 - [[松坂桃李]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/162125|title=松坂桃李が「パディントン」で初の洋画吹替に挑戦、「クマってどんな声?」|publisher=映画ナタリー|date=2015-10-07|accessdate=2015-10-07}}</ref> |
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: 叔父のパストゥーゾ、叔母のルーシーと共に暗黒の地ペルーのジャングルに住んでいたクマ。地震でパストゥーゾが亡くなったことをきっかけに、ルーシーにロンドンで家族を見つけるようにと送り出される。パディントン駅でブラウン一家と出会い、メアリーに「パディントン」と名付けられる(一応名前はあったが、クマ語でしか語れず、人語にすることはできなかった)。テンションが高く行動的だが、コミカルで少々おっちょこちょい。マーマレードが好物。風呂は好きじゃない。 |
: 叔父のパストゥーゾ、叔母のルーシーと共に暗黒の地ペルーのジャングルに住んでいたクマ。地震でパストゥーゾが亡くなったことをきっかけに、ルーシーにロンドンで家族を見つけるようにと送り出される。パディントン駅でブラウン一家と出会い、メアリーに「パディントン」と名付けられる(一応名前はあったが、クマ語でしか語れず、人語にすることはできなかった)。テンションが高く行動的だが、コミカルで少々おっちょこちょい。マーマレードが好物。風呂は好きじゃない。 |
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; ルーシー叔母さん |
; ルーシー叔母さん |
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=== ブラウン一家とその知人 === |
=== ブラウン一家とその知人 === |
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; ヘンリー・ブラウン |
; ヘンリー・ブラウン |
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: 演 - [[ヒュー・ボネヴィル]]、日本語吹替 - [[古田新太]]<ref name="natalie2">{{Cite web|publisher=映画ナタリー|url=https://natalie.mu/eiga/news/166175|title=「パディントン」吹替版で木村佳乃が悪女に、ブラウン一家には古田新太や三戸なつめら|date=2015-11-17|accessdate=2015-11-17}}</ref> |
: 演 - [[ヒュー・ボネヴィル]]、日本語吹替 - [[古田新太]]<ref name="natalie2">{{Cite web|和書|publisher=映画ナタリー|url=https://natalie.mu/eiga/news/166175|title=「パディントン」吹替版で木村佳乃が悪女に、ブラウン一家には古田新太や三戸なつめら|date=2015-11-17|accessdate=2015-11-17}}</ref> |
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: ブラウン家の大黒柱。メアリーの夫で、ジュディとジョナサンの父。リスク管理の仕事をしている。心配性で、パディントンの真似をして階段の手すりを滑り降りようとしたジョナサンを注意したり、パディントンを﹁危険だ﹂と言って煙たがるため、ジョナサンから﹁石頭﹂と呼ばれている。バードさん曰く、昔はかなりワイルドだったらしいが子供が生まれてから変わった。パディントンを好きではないながらも、利害一致の理由で協力する。
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: ブラウン家の大黒柱。メアリーの夫で、ジュディとジョナサンの父。リスク管理の仕事をしている。心配性で、パディントンの真似をして階段の手すりを滑り降りようとしたジョナサンを注意したり、パディントンを﹁危険だ﹂と言って煙たがるため、ジョナサンから﹁石頭﹂と呼ばれている。バードさん曰く、昔はかなりワイルドだったらしいが子供が生まれてから変わった。パディントンを好きではないながらも、利害一致の理由で協力する。
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; メアリー・ブラウン |
; メアリー・ブラウン |
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劇中でパディントンが登場するシーンでは、[[コンピュータグラフィックス|CG]]と[[アニマトロニクス]]によってパディントンが作られている<ref>{{Cite web |url=https://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-2575175/Paddington-goes-Hollywood-As-beloved-bear-gets-blockbuster-treatment-helped-Colin-Firth-Nicole-Kidman-creator-MICHAEL-BOND-reveals-awfully-big-adventure.html |
劇中でパディントンが登場するシーンでは、[[コンピュータグラフィックス|CG]]と[[アニマトロニクス]]によってパディントンが作られている<ref>{{Cite web |url=https://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-2575175/Paddington-goes-Hollywood-As-beloved-bear-gets-blockbuster-treatment-helped-Colin-Firth-Nicole-Kidman-creator-MICHAEL-BOND-reveals-awfully-big-adventure.html |
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|title=Paddington goes to Hollywood: As his beloved bear gets the blockbuster treatment︵helped by Colin Firth and Nicole Kidman︶, creator MICHAEL BOND reveals his awfully big adventure |accessdate=10 October 2015 |date=6 March 2014|work=Daily Mail Online}}</ref>。
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|title=Paddington goes to Hollywood: As his beloved bear gets the blockbuster treatment︵helped by Colin Firth and Nicole Kidman︶, creator MICHAEL BOND reveals his awfully big adventure |accessdate=10 October 2015 |date=6 March 2014|work=Daily Mail Online}}</ref>。
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== 音楽 == |
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* [[:en:Paddington (film)#Soundtrack|サウンドトラック]] - ニック・ウラタ作曲、2015年1月13日リリース。 |
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* [[:en:Shine_(Gwen_Stefani_song)|シャイン]] - グウェン ・ステファニーとファレル・ウィリアムス作曲、2015年1月13日リリース、アメリカ公開プロモーション・シングル。 |
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== エピソード == |
== エピソード == |
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ミリセントを演じた[[ニコール・キッドマン]]は『[[くまのパディントン]]』の大ファンであった。キッドマンが演じたのは悪役であったが、「オファーをいただいてとても感激しました。自分の大好きな作品に関われてとてもハッピーです」と語った。キッドマン自身が脚本や衣装のアイデアを出すなど、演技だけではなく様々な面から映画を支えた。 |
ミリセントを演じた[[ニコール・キッドマン]]は『[[くまのパディントン]]』の大ファンであった。キッドマンが演じたのは悪役であったが、「オファーをいただいてとても感激しました。自分の大好きな作品に関われてとてもハッピーです」と語った。キッドマン自身が脚本や衣装のアイデアを出すなど、演技だけではなく様々な面から映画を支えた。 |
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[[ウクライナ語]]吹替では[[ウォロディミル・ゼレンスキー]]がパディントンの声を担当した<ref>{{Cite web|和書|title=ウクライナのゼレンスキー大統領、パディントン役の声優だった異色の経歴が話題に |url=https://front-row.jp/_ct/17522180 |website=フロントロウ |access-date=2023-06-27 |language=ja |date=2022-03-01}}</ref>。 |
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== 封切り == |
== 封切り == |
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日本公開にあたっては、[[AI (歌手)|AI]]の「ハピネス」がイメージソングとして起用され、予告編などに採用された<ref>{{Cite web|url=https://www.cinematoday.jp/news/N0077919|title=『パディントン』紳士なクマにハプニング続出!イメージソングはAIの名曲に決定!|publisher=シネマトゥデイ|date=2015-11-11|accessdate=2015-11-11}}</ref>。 |
日本公開にあたっては、[[AI (歌手)|AI]]の「ハピネス」がイメージソングとして起用され、予告編などに採用された<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/news/N0077919|title=『パディントン』紳士なクマにハプニング続出!イメージソングはAIの名曲に決定!|publisher=シネマトゥデイ|date=2015-11-11|accessdate=2015-11-11}}</ref>。 |
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== 興行収入 == |
== 興行収入 == |
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| 大人のための映画賞 |
| AARP大人のための映画賞 |
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| 大人になりきれない人のための作品賞 |
| [[AARP大人のための映画賞 大人になりきれない人のための作品賞|大人になりきれない人のための作品賞]] |
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| [[デヴィッド・ハイマン]]、ポール・キング |
| [[デヴィッド・ハイマン]]、ポール・キング |
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[[Category:フランスのファンタジー映画]] |
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[[Category:くまのパディントン]] |
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[[Category:クマを主人公にした物語]] |
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[[Category:擬人化されたキャラクターを題材とした映画作品]] |
[[Category:擬人化されたキャラクターを題材とした映画作品]] |
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[[Category:児童文学を原作とする映画作品]] |
[[Category:児童文学を原作とする映画作品]] |
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[[Category:小説を原作と |
[[Category:イギリスの小説を原作とした映画作品]] |
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[[Category:実写とアニメーションが混在した映画作品]] |
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[[Category:モーションキャプチャを使用した映画作品]] |
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[[Category:ロンドンを舞台としたアニメ映画]] |
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[[Category:ロンドンを舞台とした映画作品]] |
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[[Category:ペルーを舞台とした映画作品]] |
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[[Category:ロンドンで製作された映画作品]] |
[[Category:ロンドンで製作された映画作品]] |
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[[Category:ハートフォードシャーで製作された映画作品]] |
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[[Category:リーブスデン・スタジオで製作された映画作品]] |
[[Category:リーブスデン・スタジオで製作された映画作品]] |
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[[Category:スタジオカナルの作品]] |
[[Category:スタジオカナルの作品]] |
2024年1月26日 (金) 12:59時点における最新版
パディントン | |
---|---|
Paddington | |
監督 | ポール・キング |
脚本 | ポール・キング |
原案 |
ポール・キング ヘイミッシュ・マッコール |
原作 |
マイケル・ボンド 『くまのパディントン』 |
製作 | デヴィッド・ハイマン |
製作総指揮 |
ロージー・アリソン ジェフリー・クリフォード オリヴィエ・クルソン ロン・ハルパーン ボブ・ワインスタイン ハーヴェイ・ワインスタイン |
出演者 |
ベン・ウィショー ヒュー・ボネヴィル サリー・ホーキンス ジュリー・ウォルターズ ジム・ブロードベント ニコール・キッドマン |
音楽 | ニック・ウラタ |
撮影 | エリック・ウィルソン |
編集 | マーク・エヴァソン |
製作会社 |
ヘイデイ・フィルムズ スタジオカナル |
配給 |
スタジオカナル キノフィルムズ |
公開 |
2014年11月28日 2016年1月15日 |
上映時間 | 95分 |
製作国 |
イギリス フランス |
言語 | 英語 |
製作費 | $55,000,000[1] |
興行収入 |
$268,047,808[1] 7億5000万円[2] |
次作 | パディントン2 |
『パディントン』(原題:Paddington)は、イギリス・フランス共同製作による2014年のファミリー映画作品、ポール・キングが脚本・監督を務めた実写アニメーションコメディ映画。ストーリーはマイケル・ボンドの児童文学作品『くまのパディントン』を元にしている。
ストーリー
登場人物
クマ
- パディントン
- 声 - ベン・ウィショー、日本語吹替 - 松坂桃李[3]
- 叔父のパストゥーゾ、叔母のルーシーと共に暗黒の地ペルーのジャングルに住んでいたクマ。地震でパストゥーゾが亡くなったことをきっかけに、ルーシーにロンドンで家族を見つけるようにと送り出される。パディントン駅でブラウン一家と出会い、メアリーに「パディントン」と名付けられる(一応名前はあったが、クマ語でしか語れず、人語にすることはできなかった)。テンションが高く行動的だが、コミカルで少々おっちょこちょい。マーマレードが好物。風呂は好きじゃない。
- ルーシー叔母さん
- 声 - イメルダ・スタウントン、日本語吹替 - 堀越真己
- パディントンの叔母で夫の死と甥のロンドン行きを見届けて、自分は老齢で旅が無理なことを理由に"老クマホーム"に入る。眼鏡をかけている。
- パストゥーゾ叔父さん
- 声 - マイケル・ガンボン、日本語吹替 - 宝亀克寿
- パディントンの叔父で地震の際、自宅が崩壊するのを見て絶望するかのごとく呆然としたまま立ち尽くし、絶命する。生前は基本は落ち着いていながらもすごい発見などをした際にはテンションが高くなることがあった。
ブラウン一家とその知人
クライド家
その他
製作
音楽
エピソード
封切り
日本公開にあたっては、AIの「ハピネス」がイメージソングとして起用され、予告編などに採用された[12]。
興行収入
批評
受賞
賞 | 部門 | 候補 | 結果 |
---|---|---|---|
英国アカデミー賞 | 英国作品賞 | デヴィッド・ハイマン、ポール・キング | ノミネート |
脚本賞 | ポール・キング | ノミネート | |
作品賞(キッズ部門) | デヴィッド・ハイマン、ポール・キング | 受賞 | |
声優賞(キッズ部門) | パディントン | ノミネート | |
エンパイア賞 | 英国作品賞 | デヴィッド・ハイマン、ポール・キング | ノミネート |
作品賞(コメディ部門) | デヴィッド・ハイマン、ポール・キング | 受賞 | |
サターン賞 | 作品賞(ファンタジー部門) | デヴィッド・ハイマン、ポール・キング | ノミネート |
AARP大人のための映画賞 | 大人になりきれない人のための作品賞 | デヴィッド・ハイマン、ポール・キング | ノミネート |
テレビ放送
回数 | テレビ局 | 放送日 | 放送時間 | 放送分数 | 吹き替え版 | 視聴率 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | テレビ東京 | 2017年12月25日 | 13:35 - 15:40 | 125分 | 劇場公開版 | 2.1% | 「パディントン2」公開記念X’masスペシャルとして放送。 |
- 視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。
脚注
外部リンク
- 公式サイト
- 公式サイト
- Paddington - IMDb
- パディントン - allcinema
- パディントン - KINENOTE
- パディントン ベア (パディントン-ベア-826322720820600) - Facebook
- 映画『パディントン』公式マネージャー (@eigapaddington) - X(旧Twitter)
- 2014年の映画
- イギリスのファミリー映画
- イギリスのファンタジー映画
- イギリスのコメディ映画
- 英語のイギリス映画
- フランスのファンタジー映画
- フランスのコメディ映画
- 英語のフランス映画
- くまのパディントン
- クマを主人公にした物語
- クマを題材にした映画作品
- 擬人化されたキャラクターを題材とした映画作品
- 児童文学を原作とする映画作品
- イギリスの小説を原作とした映画作品
- 実写とアニメーションが混在した映画作品
- モーションキャプチャを使用した映画作品
- ロンドンを舞台としたアニメ映画
- ロンドンを舞台とした映画作品
- ペルーを舞台とした映画作品
- ロンドンで製作された映画作品
- ハートフォードシャーで製作された映画作品
- リーブスデン・スタジオで製作された映画作品
- スタジオカナルの作品
- 木下グループの映画作品
- イギリスの冒険映画