「パディントン (映画)」の版間の差分
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『'''パディントン'''』(原題:''Paddington'')は、[[イギリス]]・[[フランス]]共同製作による[[2014年]]の[[ファミリー映画]]作品である。ストーリーは[[マイケル・ボンド]]の児童文学作品『[[くまのパディントン]]』を元にしている。 |
『'''パディントン'''』(原題:''Paddington'')は、[[イギリス]]・[[フランス]]共同製作による[[2014年]]の[[ファミリー映画]]作品である。ストーリーは[[マイケル・ボンド]]の児童文学作品『[[くまのパディントン]]』を元にしている。 |
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== ストーリー == |
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[[ペルー]]に探検にやってきたあるイギリス人探検家は、そこで知性のあるクマの夫婦に遭遇する。探検家はクマたちと意気投合し、「いつかロンドンを訪ねてきなさい」と約束を交わして帰国する。 |
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40年後、クマの夫婦は年をとりロンドンへ行くことは叶わなかったが、彼らの甥は夫婦から話を聞き、ロンドンへの憧れを抱いていた。ある日、彼らの住む土地に大地震が発生し、叔父パストゥーゾが死んでしまう。叔母ルーシーは"老クマホーム"への入居を決め、甥クマは彼女に勧められ、新しい家を求めて探検家のいるロンドンに向かう。しかし、ロンドンに着いたクマは誰からも相手にされず夜の[[パディントン駅]]で途方に暮れてしまう。そこに旅行から帰ってきたブラウン一家が通りかかり、母親であるメアリーはひとりぼっちのクマに声をかける。彼女はクマに、駅の名前を取って"パディントン"と名付け家に招待し、彼が自分の住処を見つけられるまで家に住まわせてあげることにした。 |
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しかし、都会の暮らしに慣れていないパディントンはさっそく騒動を引き起こしてしまい、一家の主ヘンリーから煙たがられてしまう。パディントンは探検家の行方を探すために、メアリーの協力で骨董品店を営むサミュエルの元を訪れる。その途中、パディントンは店を出ていく客が財布を落としたのを目撃し、財布を渡そうと客を追いかける。パディントンは街中で騒ぎを起こしながらも客に追いつくが、なんと客の正体はスリの常習犯だったため、その場で警察に逮捕される。彼は一躍街のヒーローとなり、ブラウン一家の娘ジュディや息子ジョナサンからも慕われるようになる。同じころ、パディントンの噂を聞いた自然史博物館のミリセントは、彼を剥製にしようと行方を探し始める。 |
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サミュエルの協力で、探検家が地理学者協会の一員だと知らされたパディントンは、ヘンリーと共に協会を訪れるが、「ペルーを探検した協会員は存在しない」と返答される。二人は協会に忍び込み資料を探し、探検家の情報を見付け出す。パディントンは記録映像を見て、探検家の名前が「モンゴメリー・クライド」だと知る。そのころ、ブラウン一家の隣人カリーからパディントンのことを聞き出したミリセントは、彼を利用してパディントンを監視させる。彼女は一家の留守を狙いパディントンを誘拐しようとするが失敗し、撤退する。パディントンは連れ去られそうになったことをブラウン一家に話すが、信じてもらえず厄介者扱いされてしまう。ショックを受けたパディントンは家を飛び出し、一人でクライドを探し始める。 |
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パディントンは名前を頼りにクライドを探し回り、ついに彼の家を発見する。ところが出てきたのは、なんと彼の娘であるミリセントであった。パディントンは彼女に捕まってしまい、自然史博物館へと連れていかれる。その現場を目撃したカリーはヘンリーに連絡し、事実を知ったブラウン一家はパディントンを助けるために自然史博物館に向かう。博物館に到着したミリセントは、「父がクマを捕獲して剥製にすることを拒んだために地理学者協会を追放され、そのために巻き添えになった自分は極貧生活を強いられた」と語り、パディントンを剥製にしようとする。しかし間一髪ヘンリーに助けられたパディントンは屋上に逃げてブラウン一家と合流するが、ミリセントに追いつかれてしまう。彼はハトを利用してミリセントを撃退し、和解したブラウン一家の元で再び暮らし始める。 |
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== 登場人物 == |
== 登場人物 == |
2020年11月8日 (日) 20:22時点における版
パディントン | |
---|---|
Paddington | |
![]() 第28回東京国際映画祭に登壇したパディントンのキャラクター(2015年) | |
監督 | ポール・キング |
脚本 | ポール・キング |
原案 |
ポール・キング ヘイミッシュ・マッコール |
原作 |
マイケル・ボンド 『くまのパディントン』 |
製作 | デヴィッド・ハイマン |
製作総指揮 |
ロージー・アリソン ジェフリー・クリフォード オリヴィエ・クルソン ロン・ハルパーン ボブ・ワインスタイン ハーヴェイ・ワインスタイン |
出演者 |
ベン・ウィショー ヒュー・ボネヴィル サリー・ホーキンス ジュリー・ウォルターズ ジム・ブロードベント ニコール・キッドマン |
音楽 | ニック・ウラタ |
撮影 | エリック・ウィルソン |
編集 | マーク・エヴァソン |
製作会社 |
ヘイデイ・フィルムズ スタジオカナル |
配給 |
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公開 |
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上映時間 | 95分 |
製作国 |
![]() ![]() |
言語 | 英語 |
製作費 | $55,000,000[1] |
興行収入 |
![]() ![]() |
次作 | パディントン2 |
『パディントン』(原題:Paddington)は、イギリス・フランス共同製作による2014年のファミリー映画作品である。ストーリーはマイケル・ボンドの児童文学作品『くまのパディントン』を元にしている。
ストーリー
登場人物
クマ
- パディントン
- 声 - ベン・ウィショー、日本語吹替 - 松坂桃李[3]
- 叔父のパストゥーゾ、叔母のルーシーと共に暗黒の地ペルーのジャングルに住んでいたクマ。地震でパストゥーゾが亡くなったことをきっかけに、ルーシーにロンドンで家族を見つけるようにと送り出される。パディントン駅でブラウン一家と出会い、メアリーに「パディントン」と名付けられる(一応名前はあったが、クマ語は人間には発音不能だった)。
- ルーシー叔母さん
- 声 - イメルダ・スタウントン、日本語吹替 - 堀越真己
- パディントンの叔母で夫の死と甥のロンドン行きを見届けて"老クマホーム"に入る。
- パストゥーゾ叔父さん
- 声 - マイケル・ガンボン、日本語吹替 - 宝亀克寿
- パディントンの叔父で地震の際、自宅が崩壊するのを見て絶望するかのごとく呆然としたまま立ち尽くし、絶命する。
ブラウン一家とその知人
クライド家
- ミリセント・クライド
- 演 - ニコール・キッドマン、日本語吹替 - 木村佳乃[4]
- ロンドンの自然史博物館で剥製部長を務める女性。ある理由で長年に渡りあるクマを追い続けている。パディントンがロンドンにいることを知り、執拗に追い回す。
- モンゴメリー・クライド
- 演 - ティム・ダウニー、日本語吹替 - 多田野曜平
- 探検家で地理学者協会の会員でミリセントの父。
- アガサ・クライド
- 演 - マデリン・ウォーラル、日本語吹替 - まつだ志緒理
- モンゴメリーの妻でミリセントの母。
その他
製作
エピソード
封切り
日本公開にあたっては、AIの「ハピネス」がイメージソングとして起用され、予告編などに採用された[11]。
興行収入
批評
受賞
賞 | 部門 | 候補 | 結果 |
---|---|---|---|
英国アカデミー賞 | 英国作品賞 | デヴィッド・ハイマン、ポール・キング | ノミネート |
脚本賞 | ポール・キング | ノミネート | |
作品賞(キッズ部門) | デヴィッド・ハイマン、ポール・キング | 受賞 | |
声優賞(キッズ部門) | パディントン | ノミネート | |
エンパイア賞 | 英国作品賞 | デヴィッド・ハイマン、ポール・キング | ノミネート |
作品賞(コメディ部門) | デヴィッド・ハイマン、ポール・キング | 受賞 | |
サターン賞 | 作品賞(ファンタジー部門) | デヴィッド・ハイマン、ポール・キング | ノミネート |
大人のための映画賞 | 大人になりきれない人のための作品賞 | デヴィッド・ハイマン、ポール・キング | 受賞 |
テレビ放送
回数 | テレビ局 | 放送日 | 放送時間 | 放送分数 | 吹き替え版 | 視聴率 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | テレビ東京 | 2017年12月25日 | 13:35 - 15:40 | 125分 | 劇場公開版 | 2.1% | 「パディントン2」公開記念X’masスペシャルとして放送。 |
- 視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。
脚注
外部リンク
- 公式サイト
- 公式サイト
- Paddington - IMDb
- パディントン - allcinema
- パディントン - KINENOTE
- パディントン ベア (パディントン-ベア-826322720820600) - Facebook
- 映画『パディントン』公式マネージャー (@eigapaddington) - X(旧Twitter)