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『ボビー・チャールズ』
ボビー・チャールズのスタジオ・アルバム
リリース	1972年
録音	ベアズヴィル・サウンド・スタジオ(ニューヨーク州)
ジャンル	ロック
時間	42分52秒
レーベル	ベアズヴィル・レコード
プロデュース	ボビー・チャールズ、ジョン・サイモン、リック・ダンコ
専門評論家によるレビュー
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2024年6月24日 (月) 03:20時点における版

﹃ボビー・チャールズ﹄︵Bobby Charles︶は、ボビー・チャールズが1972年に発表したアルバム。1950年代からシングル盤をリリースして活動していたチャールズだが、アルバムとしてはこれが彼のデビュー作となった^[1]。

解説

ルイジアナ州の田舎町、アビーヴィル出身のボビー・チャールズがニューヨーク州でいわゆるウッドストック一派のミュージシャンたちと出会いレコーディングした作品。ザ・バンドのメンバーを始め、ドクター・ジョン、デイヴィッド・サンボーンといったオールスター的な面々が参加した。 2011年にリリースとなったライノ・ハンドメイド盤は3枚組のCDでは、未発表だった同アルバムのセッションの別テイクと未発表曲が多く収録されたのに加え、[CD2]では、未発表に終わっていた1974年のセッションの音源が加えられている(CD2 トラック5-17)。このセッションについては詳しいことは不明だが、プロデューサーはポール・ロスチャイルドが務めている^[2]。また翌1975年リリースのマディ・ウォーターズの﹃ザ・ウッドストック・アルバム﹄で取り上げられていた﹁Why Are People Like That﹂など、後に知られることとなった曲の初期テイクも含まれている。

収録曲

オリジナル米国盤LP (1972年)

Side 1 (一)Street People (Bobby Charles) – 3:43 (二)Long Face (Bobby Charles) - 3:39 (三)I Must Be In A Good Place Now (Bobby Charles) – 4:08 (四)Save Me Jesus (Bobby Charles) – 5:17 (五)He’s Got All The Whiskey (Bobby Charles) – 5:16 Side 2 (一)Small Town Talk (Bobby Charles, Rick Danko) - 3:29 (二)Let Yourself Go (Bobby Charles) – 4:13 (三)Grow Too Old (Bobby Charles, D. Bartholomew, A. Domino) – 4:02 (四)I’m That Way (Bobby Charles) – 4:04 (五)Tennessee Blues (Bobby Charles) – 5:01

日本盤CD (1998年)

(一)ストリート・ピープル - "Street People" (Bobby Charles) (二)ロング・フェイス - "Long Face" (Bobby Charles) (三)アイ・マスト・ビー・イン・ア・グッド・プレイス・ナウ - "I Must Be In A Good Place Now" (Bobby Charles) (四)セイヴ・ミー・ジーザス - "Save Me Jesus" (Bobby Charles) (五)ヒーズ・ガット・オール・ザ・ウィスキー -﹃He’s Got All The Whiskey﹄(Bobby Charles) (六)スモール・タウン・トーク - "Small Town Talk" (Bobby Charles, Rick Danko) (七)レット・ユアセルフ・ゴー - "Let Yourself Go" (Bobby Charles) (八)グロウ・トゥー・オールド - "Grow Too Old" (Bobby Charles, D. Bartholomew, A. Domino) (九)アイム・ザット・ウェイ -﹃I’m That Way﹄(Bobby Charles) (十)テネシー・ブルース - "Tennessee Blues" (Bobby Charles) (11)スモール・タウン・トーク(シングル・ヴァージョン)(ボーナス・トラック) - "Small Town Talk (Single Version)" (Bobby Charles, Rick Danko) (12)ホームメイド・ソングス(ボーナス・トラック) - "Homemade Songs" (Bobby Charles)

Rhino Handmade Edition 3CD (2011年)

^[3] CD 1 (一)Street People (Bobby Charles) - 3:44 (二)Long Face (Bobby Charles) - 3:38 (三)I Must Be In A Good Place Now (Bobby Charles) - 4:08 (四)Save Me Jesus (Bobby Charles) - 5:17 (五)He’s Got All The Whiskey (Bobby Charles) - 5:19 (六)Small Town Talk (Bobby Charles, Rick Danko) - 3:30 (七)Let Yourself Go (Bobby Charles) - 4:13 (八)Grow Too Old (Bobby Charles, D. Bartholomew, A. Domino) - 4:03 (九)I’m That Way (Bobby Charles) - 4:03 (十)Tennessee Blues (Bobby Charles) - 5:07 (11)Small Town Talk (Single Version) (Bobby Charles, Rick Danko) - 3:27 (12)Save Me Jesus (Mono Single Version) (Bobby Charles) - 5:11 (13)He’s Got All The Whiskey (Long Version) (Bobby Charles) (14)New Mexico (Bobby Charles, Rick Danko) - 2:25 (15)Homemade Songs (Bobby Charles) - 3:46 (16)Rosie (Bobby Charles) - 2:51 (17)Don't Be Surprised (Bobby Charles) - 2:29 (18)You Were There (Bobby Charles) - 6:28 (19)Radio Spot (He’s Got All The Whiskey) (Bobby Charles) - 1:01 CD 2 (一)He’s Got All The Whiskey (Take 1) - 6:23 (二)New Mexico (Demo) (Bobby Charles, Rick Danko) - 2:19 (三)Homemade Songs (Long Version) (Bobby Charles) - 7:58 (四)Done A Lot Of Wrong Things (Bobby Charles) - 8:18 (五)Ain't That Lucky (Bobby Charles) - 3:03 (六)Better Days (Bobby Charles) - 3:37 (七)You Came Along (Bobby Charles) - 6:24 (八)Jealous Kind (Bobby Charles) 3:50 (九)Whatever Happened (Bobby Charles) - 3:28 (十)Livin' In Your World (Bobby Charles) - 3:42 (11)Nickles Dimes Dollars (Bobby Charles) - 4:02 (12)Why Are People Like That (Bobby Charles) - 3:44 (13)Please Please (Bobby Charles) - 2:47 (14)Little Town Tramp (Bobby Charles) - 2:59 (15)Keep Cookin' Mama (Bobby Charles) - 4:15 (16)What Are We Doing? (Bobby Charles) - 2:15 (17)Cowboys And Indians (Bobby Charles, Ben Keith) - 3:02 CD 3 (一)The Bobby Charles Interview - 30:57

参加ミュージシャン

^[4]^[5]

ボビー・チャールズ Bobby Charles - ボーカル
ジム・コールグローヴ Jim Colegrove – ベース
リック・ダンコ Rick Danko – ベース、トロンボーン
エイモス・ギャレット Amos Garrett – エレクトリック・ギター
リヴォン・ヘルム Levon Helm - ドラムス、ベース、ギター
ガース・ハドソン Garth Hudson – オルガン、アコーディオン、テナー・サックス
ベン・キース Ben Keith – ペダル・スティール・ギター、ドブロ、ベース
ハリー・ルーコフスキー Harry Lookofsky – ヴァイオリン
リチャード・マニュエル – ドラムス、ピアノ
バグジー・モウ Buggsy Maugh – ベース
ジェフ・マルダー Geoff Muldaur – アコースティック・ギター
ビリー・ムンディ Billy Mundi – ドラムス
ボブ・ニューリス Bob Neuwrith – アコースティック・ギター
ジョー・ニューマン Joe Newman – トランペット
マック・レベナック Mac Rebennack – オルガン、ピアノ、ギター、パーカッション
デイヴィッド・サンボーン David Sanborn – アルト・サックス、バリトン・サックス
ハーマン・シャーツァー Herman Shertzer – アルト・サックス
ジョン・サイモン John Simon – ピアノ、トロンボーン
N.D.スマートII N.D. Smart II – ドラムス
ジョン・ティル John Till – ギター

脚注

^ Review: Bobby Charles, "Bobby Charles: Rhino Handmade Edition" August 16, 2011 By Joe Marchese (The Second Disc)
^ Rhino Handmade Edition CD (RHM2 526663)ライナーノーツ(Brian Barr著)とブックレットデータより
^ BOBBY CHARLES (3CD RHINO HANDMADE) (Disk Union)
^ Bearsville Sesions – Back-Up Musicians Credits
^ Bobby Charles-Bobby Charles Credits (Allmusic)

外部リンク

Bobby Charles - Discogs (発売一覧)

[theseconddisc-1] Review: Bobby Charles, "Bobby Charles: Rhino Handmade Edition" August 16, 2011 By Joe Marchese (The Second Disc)

[Rhinohandmade-2] Rhino Handmade Edition CD (RHM2 526663)ライナーノーツ(Brian Barr著)とブックレットデータより

[3] BOBBY CHARLES (3CD RHINO HANDMADE) (Disk Union)

[4] Bearsville Sesions – Back-Up Musicians Credits

[allmusic-5] Bobby Charles-Bobby Charles Credits (Allmusic)

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 == 解説 ==
-[[ルイジアナ州]]の田舎町、アビーヴィル出身のボビー・チャールズがニューヨーク州でいわゆるウッドストック一派のミュージシャンたちと出会いレコーディングした作品。[[ザ・バンド]]のメンバーを始め、[[ドクター・ジョン]]、[[デイヴィッド・サンボーン]]といったオールスター的な面々が参加した。
+[[ルイジアナ州]]の田舎町、[[アビーヴィル]]出身のボビー・チャールズがニューヨーク州でいわゆるウッドストック一派のミュージシャンたちと出会いレコーディングした作品。[[ザ・バンド]]のメンバーを始め、[[ドクター・ジョン]]、[[デイヴィッド・サンボーン]]といったオールスター的な面々が参加した。
 年にリリースとなったライノ・ハンドメイド盤は3枚組のCDでは、未発表だった同アルバムのセッションの別テイクと未発表曲が多く収録されたのに加え、[CD2]では、未発表に終わっていた1974年のセッションの音源が加えられている(CD2 トラック5-17)。このセッションについては詳しいことは不明だが、プロデューサーは[[ポール・A・ロスチャイルド|ポール・ロスチャイルド]]が務めている<ref name="Rhinohandmade">Rhino Handmade Edition CD (RHM2 526663)ライナーノーツ(Brian Barr著)とブックレットデータより</ref>。また翌1975年リリースの[[マディ・ウォーターズ]]の『ザ・ウッドストック・アルバム』で取り上げられていた「Why Are People Like That」など、後に知られることとなった曲の初期テイクも含まれている。