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ミカエル・ミシェル
基本情報
国籍	フランス
出身地	フランス・イエール
生年月日	1995年7月15日（28歳）
身長	158cm
体重	48kg
騎手情報
初免許年	2014年（フランス）
免許区分	平地競走
経歴
所属	2014年- フランス
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2020年4月1日 (水) 02:27時点における版

ミカエル・ミシェル︵Mickaëlle Michel、1995年7月15日 - ︶はフランスの女性騎手である^[1]。日本での初騎乗は2019年8月、札幌競馬場でのワールドオールスタージョッキーズ︵JRAの国際騎手招待競走、以下WASJ︶。これを機に日本での騎乗を希望し、2020年3月31日まで地方競馬での短期騎手免許を取得した。所属は川崎・山崎裕也厩舎^[2]。フランスでの通算成績は1446戦114勝︵2020年1月22日時点︶。

来歴

1995年 7月15日、フランス・ヴァール県のイエールで生まれる。幼少期より5年間の乗馬経験があり、マルセイユの競馬学校へ通った。3年間の見習いを経て、2014年にプロのライセンスを取得し、ミシェル・プラナード︵Michel Planard︶厩舎からデビュー、9月6日にフランス東部のヴスール競馬場でサンタルナに騎乗し初勝利を挙げた^[1]^[3] その後は練習中の落馬負傷で約1年半戦列を離れるという不運もあり思うように騎乗できない時期が続いたが、2017年3月にフランスで女性騎手に対する2kgの減量制度が施行されてから、地元コート・ダジュールで頭角を現す。同年秋からはパリ地区での騎乗も本格的に行うようになり、年間17勝をマーク。2018年には当地のカーニュ・シュル・メール競馬場の冬開催で女性として初のリーディングを獲得するなど最終的に72勝を挙げ、フランスにおける女性騎手年間最多勝記録を樹立した^[3]^[4]。 2019年8月、札幌競馬場で行われたWASJに出場するため初来日した^[5]。8月25日の札幌競馬第10競走(WASJ第3戦)でスワーヴアラミスに騎乗して1着となり、JRA初勝利を挙げた^[6]。同年11月24日、2020年秋に行われるJRAの通年騎手免許試験を受験する予定であることが分かった^[7]。 WASJでの活躍により地方競馬での短期免許取得基準︵見習騎手卒業かつ通算250勝以上、または重賞やJRAで実績があること^[8]︶を満たしたため、2020年1月27日より免許を取得、川崎競馬場の山崎裕也厩舎所属として約3か月間騎乗することになった^[9]。そして同月29日の川崎競馬第5競走でベルロビンに騎乗し地方競馬初勝利を挙げた^[10]。

エピソード

●母国フランスでは2018年に躍進した際に、一気に駆け上がるように勝ち星を量産したことから﹁トルネード﹂の異名をもち、本人も気に入っている^[11]。 ●よく話をする騎手は的場文男。WASJで対戦して以来親交があり、騎乗に関するアドバイスも受けているという^[11]。 ●日本滞在中の2020年2月15日に八角部屋の見学を行った。相撲部屋を見学した感想として﹁ぶつかり稽古で﹃2人の力士がぶつかる音﹄。バンッ!と部屋に響き渡った衝撃音はこれまでに聞いたこともなく、迫力に圧倒されました。こんなスポーツはフランスにはない…﹂と述べ、さらに﹁相撲はピラミッドのスポーツで、上の位︵番付︶を目指し、毎日のトレーニングを欠かさないのは騎手とどこか似ているところがあると感じました﹂とコメントしていた^[12]。

脚注

(一)^ ^a ^b ^c ^d ^e“Femme jockey Mickaëlle Michel : la "Tornade" ."”. Quinte-Pool (2018年8月20日). 2019年8月23日閲覧。 (二)^ “ミカエル・ミシェル﹁26億円争奪﹂狂騒曲︵1︶川崎で新記録更新の大賑わい”. AsageiBiz. 2020年3月2日閲覧。 (三)^ ^a ^b“︻世界の騎手紹介 Vol.34︼ミカエル・ミシェル”. JRA-VAN (2019年10月9日). 2020年3月4日閲覧。 (四)^ “︻沢田康文の欧州リポート︼Ｍミシェル、ＷＡＳＪ参戦楽しみ”. サンケイスポーツ (2019年8月22日). 2019年8月23日閲覧。 (五)^ “仏の美人ジョッキー、ミカエル・ミシェルが調教参加し笑顔”. スポーツニッポン (2019年8月23日). 2019年8月23日閲覧。 (六)^ “ミカエル・ミシェル騎手がJRA初勝利!”. サンスポZBAT!競馬. 産経デジタル. (2019年8月26日) 2020年1月29日閲覧。 (七)^ “美人騎手ミシェル、JRA受験へ来年以降の短期免許取得も視野”. サンスポZBAT!競馬. 産経デジタル. (2019年11月25日) 2020年1月29日閲覧。 (八)^ “美人騎手ミシェル、来年南関競馬で騎乗の可能性も”. 日刊スポーツ (2019年12月29日). 2020年3月3日閲覧。 (九)^ “ミカエル・ミシェル騎手に南関東の短期免許を交付”. サンスポZBAT!競馬. 産経デジタル. (2020年1月24日) 2020年1月29日閲覧。 (十)^ “美人騎手ミカエル・ミシェルが待望の地方競馬初勝利!”. サンスポZBAT!競馬. 産経デジタル. (2020年1月29日) 2020年1月29日閲覧。 (11)^ ^a ^b“美しすぎる騎手ミシェル独占激白﹁菜七子﹂﹁日本人男性ジョッキー﹂﹁JRA免許﹂”. 東京スポーツ (2020年2月14日). 2020年3月4日閲覧。 (12)^ ミシェル騎手、日本で奮闘中！初参戦の浦和競馬で地方9勝目！15日には相撲見学も実現﹁体の大きさ、肉体の強さには、ただただ感服﹂ 2020年2月18日6時0分スポーツ報知︵2020年3月6日閲覧︶

外部リンク

Mickaëlle Michel (@MickaelleMichel) - X（旧Twitter）
Mickaëlle Michel (@mickaelle_michel_officiel) - Instagram
ミカエル・ミシェル (広告・メディアマネージメント) - axelle management

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 その後は練習中の落馬負傷で約1年半戦列を離れるという不運もあり思うように騎乗できない時期が続いたが、[[2017年]]3月にフランスで女性騎手に対する2kgの減量制度が施行されてから、地元[[コート・ダジュール]]で頭角を現す。同年秋からは[[パリ]]地区での騎乗も本格的に行うようになり、年間17勝をマーク。[[2018年]]には当地のカーニュ・シュル・メール競馬場の冬開催で女性として初のリーディングを獲得するなど最終的に72勝を挙げ、フランスにおける女性騎手年間最多勝記録を樹立した<ref name="JRA-VAN" /><ref>{{Cite web|date=2019-08-22|url=https://race.sanspo.com/keiba/news/20190822/ove19082205030003-n1.html|title=【沢田康文の欧州リポート】Ｍミシェル、ＷＡＳＪ参戦楽しみ|publisher=サンケイスポーツ|author= |accessdate=2019-08-23}}</ref>。
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