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ヤマニンメルベイユ
欧字表記	Yamanin merveilleux
品種	サラブレッド
性別	牝
毛色	栗毛
生誕	2002年2月18日（22歳）
登録日	2004年10月14日
抹消日	2009年12月23日
父	メジロマックイーン
母	ヤマニンアリーナ
母の父	サンデーサイレンス
生国	日本（北海道新冠町）
生産者	錦岡牧場
馬主	土井肇
調教師	栗田博憲（美浦北）
競走成績
生涯成績	34戦7勝
獲得賞金	2億2409万4000円
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ヤマニンメルベイユは、日本の元競走馬。おもな勝鞍は2008年中山牝馬ステークス、クイーンステークス。馬名は冠名の﹁ヤマニン﹂とフランス語で素晴らしいという意味の﹁メルベイユ﹂が由来となっている。

経歴

中央競馬で競走生活を送る。2005年5月の新潟競馬場での未勝利戦でデビューし、GI馬アロンダイトの全姉で、引退後に繁殖牝馬として活躍するクリソプレーズの4着となる。2戦目に初勝利し、続くローズステークスではエアメサイアの4着。4歳秋のオープン昇格後は牝馬限定路線を主体に出走。また牡馬混合戦でも福島記念・白富士ステークスに於いて入着を果たし、2008年には中山牝馬ステークス・クイーンステークスを制覇し2つの重賞タイトルを獲得。さらに同年のヴィクトリアマイルでは13番人気という低評価に反発し4着に入るなど重賞戦線で活躍した。しかし秋の目標と陣営が掲げたエリザベス女王杯では2006年は左寛跛行によるレース当日の出走取り消し、2008年は左前脚骨折により断念と不運に見舞われ未出走に終わり、全34戦中関西圏での出走は2回に留まった。また現役晩年には勝ち馬から1秒以上離され2桁着順に終わるレースも目立つようになり、2009年12月の愛知杯17着を最後に現役引退、生まれ故郷の錦岡牧場で繁殖牝馬となった。

エピソード

2008年3月16日の中山牝馬ステークスを制した日は、父のメジロマックイーンが菊花賞を制していたときに騎乗していた騎手の内田浩一が騎手として最後の騎乗日でもあった。さらに中山牝馬ステークスの前レースである第10レースのサンシャインステークスも同じくメジロマックイーンを父にもつホクトスルタンが制していた。

繁殖成績

	馬名	誕生年	毛色	父	性	厩舎	馬主	戦績
第1子	ヤマニンマルキーザ	2011年	栗毛	アドマイヤムーン	牡	美浦・栗田徹	土井肇
第2子	ヤマニンリュウセイ	2013年	栗毛	ステイゴールド	牡	美浦・栗田博憲	土井肇

競走成績

年月日			競馬場	競走名	格	頭数	オッズ（人気）		着順	騎手	斤量	距離（馬場）	タイム（上り3F）	タイム差	勝ち馬/（2着馬）
2005	5.	8	新潟	未勝利		15	17.8	（6人）	4着	柴山雄一	54	芝1800m（良）	1:48.5 (33.8)	0.2	クリソプレーズ
	9.	4	札幌	未勝利		16	3.4	（1人）	1着	柴山雄一	54	芝2000m（良）	2:04.1 (36.4)	0.0	（メイショウトウコン）
	9.	18	阪神	ローズS	GII	15	92.4	（10人）	4着	佐藤哲三	54	芝2000m（良）	2:01.2 (35.6)	1.1	エアメサイア
	12.	4	中京	尾頭橋特別		16	3.7	（2人）	10着	勝浦正樹	54	芝1800m（稍）	1:49.6 (36.2)	1.3	リキッドノーツ
2006	1.	7	中山	500万下		16	9.6	（4人）	2着	柴田善臣	54	芝2200m（良）	2:14.8 (35.6)	0.0	ケージーフジキセキ
	1.	29	東京	500万下		16	6.7	（4人）	2着	柴田善臣	54	芝1800m（良）	1:48.1 (34.2)	0.0	アクレイム
	2.	26	中山	500万下		16	1.8	（1人）	3着	武豊	54	芝1800m（稍）	1:50.3 (35.9)	0.3	ロードスフィーダ
	3.	18	中山	500万下		15	2.0	（1人）	1着	柴田善臣	55	芝2000m（良）	2:01.8 (35.5)	-0.3	（マイネルガスト）
	4.	16	中山	野島崎特別		15	7.3	（4人）	1着	柴田善臣	54	芝1800m（良）	1:48.1 (35.7)	-0.1	（ロフティーエイム）
	5.	6	東京	府中S		9	12.0	（5人）	4着	池添謙一	55	芝2000m（良）	1:59.8 (36.4)	0.7	タイガーカフェ
	7.	1	福島	三春駒特別		16	3.8	（1人）	1着	柴田善臣	55	芝1800m（稍）	1:47.9 (35.8)	0.0	（ニシノナースコール）
	8.	12	新潟	天の川S		15	13.6	（6人）	1着	勝浦正樹	55	芝2000m（稍）	1:59.6 (33.6)	0.0	（トウショウシロッコ）
	8.	27	新潟	新潟記念	GIII	17	13.8	（8人）	9着	勝浦正樹	53	芝2000m（良）	1:58.1 (35.3)	0.9	トップガンジョー
	10.	15	東京	府中牝馬S	GIII	16	31.4	（9人）	14着	勝浦正樹	55	芝1800m（良）	1:48.8 (35.1)	1.3	デアリングハート
	11.	12	京都	エリザベス女王杯	GI	15			取消	武幸四郎	56	芝2200m（良）			フサイチパンドラ
2007	3.	11	中山	中山牝馬S	GIII	16	40.6	（12人）	3着	勝浦正樹	53	芝1800m（重）	1:50.2 (37.2)	0.0	マイネサマンサ
	4.	21	福島	福島牝馬S	GIII	16	5.7	（2人）	3着	勝浦正樹	54	芝1800m（良）	1:46.7 (35.5)	0.1	スプリングドリュー
	8.	12	札幌	クイーンS	GIII	12	26.1	（9人）	8着	勝浦正樹	55	芝1800m（良）	1:47.5 (35.3)	0.8	アサヒライジング
	10.	14	東京	府中牝馬	GIII	16	58.9	（9人）	16着	勝浦正樹	55	芝1800m（良）	1:47.4 (36.2)	2.0	デアリングハート
	11.	10	福島	福島記念	GIII	16	22.2	（9人）	3着	川島信二	52	芝2000m（良）	2:00.9 (36.5)	0.3	アルコセニョーラ
	12.	2	中山	ターコイズS	OP	15	14.1	（8人）	9着	勝浦正樹	53	芝1600m（良）	1:34.1 (35.3)	0.7	コスモマーベラス
2008	2.	9	東京	白富士S	OP	14	47.4	（14人）	3着	柴山雄一	54	芝2000m（良）	2:00.6 (34.8)	0.0	ヨイチサウス
	3.	16	中山	中山牝馬S	GIII	16	14.7	（6人）	1着	柴山雄一	53	芝1800m（良）	1:48.4 (35.7)	-0.1	（マイネカンナ）
	4.	26	福島	福島牝馬S	GIII	16	6.7	（2人）	4着	柴山雄一	56	芝1800m（良）	1:47.2 (35.7)	0.1	マイネカンナ
	5.	18	東京	ヴィクトリアマイル	GI	18	60.9	（13人）	4着	柴山雄一	55	芝1600m（良）	1:34.4 (34.4)	0.7	エイジアンウインズ
	8.	17	札幌	クイーンS	GIII	13	3.8	（2人）	1着	柴山雄一	55	芝1800m（良）	1:48.1 (35.5)	-0.3	（レジネッタ）
	10.	19	東京	府中牝馬S	GIII	18	13.2	（5人）	14着	柴山雄一	55	芝1800m（良）	1:46.5 (34.8)	1.0	ブルーメンブラット
2009	3.	15	中山	中山牝馬S	GIII	16	11.1	（6人）	16着	柴山雄一	56	芝1800m（稍）	1:51.0 (38.0)	1.9	キストゥヘヴン
	4.	25	福島	福島牝馬S	GIII	16	39.6	（13人）	3着	柴山雄一	58	芝1800m（不）	1:54.1 (37.6)	0.4	ブラボーデイジー
	5.	17	東京	ヴィクトリアマイル	GI	18	65.1	（13人）	15着	柴山雄一	55	芝1600m（良）	1:34.4 (35.6)	2.0	ウオッカ
	7.	26	札幌	函館記念	GIII	16	21.3	（9人）	13着	柴山雄一	54	芝2000m（良）	2:02.0 (36.9)	1.4	サクラオリオン
	8.	16	札幌	クイーンS	GIII	14	7.9	（5人）	7着	柴山雄一	56	芝1800m（良）	1:48.6 (35.9)	0.4	ピエナビーナス
	11.	21	福島	福島記念	GIII	16	35.8	（13人）	16着	柴山雄一	54	芝2000m（良）	2:01.3 (38.6)	2.7	サニーサンデー
	12.	6	中山	ターコイズS	OP	14	29.4	（12人）	14着	中舘英二	54	芝1600m（稍）	1:34.7 (36.6)	1.7	ウェディングフジコ
	12.	19	中京	愛知杯	GIII	18	134.8	（17人）	17着	柴山雄一	54	芝2000m（良）	2:01.5 (36.1)	1.8	リトルアマポーラ

血統表

ヤマニンメルベイユの血統パーソロン系 / Turn-to 5×5=6.25%（母内）			（血統表の出典）
父メジロマックイーン 1987 芦毛	父の父メジロティターン 1978 芦毛	メジロアサマ	*パーソロン
			*スヰート
		*シェリル Sheryl	*スノッブ
			Chanel
	父の母メジロオーロラ 1978 栗毛	*リマンド Remand	Alcide
			Admonish
		メジロアイリス	*ヒンドスタン
			アサマユリ
母ヤマニンアリーナ 1992 鹿毛	母の父 *サンデーサイレンス Sunday Silence 1986 青鹿毛	Halo	Hail to Reason
			Cosmah
		Wishing Well	Understanding
			Mountain Flower
	母の母 *ティファニーラス Tiffany Lass 1983 黒鹿毛	Bold Forbes	Irish Castle
			Comely Nell
		Sally Stark	Graustark
			Sally Ship F.No.3-c

半弟に中日新聞杯・札幌記念勝ちのヤマニンキングリー︵父・アグネスデジタル︶、従姉妹に阪神ジュベナイルフィリーズ勝ちのヤマニンシュクルがいる。

外部リンク

●競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ、Racing Post エラー‥|racingpostname=が未定義です。(参照1・参照2) ●ヤマニンメルベイユ - 競走馬のふるさと案内所

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 == 経歴 ==
-[[中央競馬]]で競走生活を送る。2005年5月、[[新潟競馬場]]でデビュー。2006年4歳秋のオープン昇格後は牝馬限定路線を主体に出走。また牡馬混合戦でも福島記念・白富士ステークスに於いて入着を果たし、2008年には中山牝馬ステークス・クイーンステークスを制覇し2つの重賞タイトルを獲得。さらに同年の[[ヴィクトリアマイル]]では13番人気という低評価に反発し4着に入るなど重賞戦線で活躍した。
+[[中央競馬]]で競走生活を送る。2005年5月の[[新潟競馬場]]での未勝利戦でデビューし、GI馬[[アロンダイト (競走馬)|アロンダイト]]の全姉で、引退後に繁殖牝馬として活躍する[[クリソプレーズ (競走馬)|クリソプレーズ]]の4着となる。2戦目に初勝利し、続く[[ローズステークス]]では[[エアメサイア]]の4着。4歳秋のオープン昇格後は牝馬限定路線を主体に出走。また牡馬混合戦でも福島記念・白富士ステークスに於いて入着を果たし、2008年には中山牝馬ステークス・クイーンステークスを制覇し2つの重賞タイトルを獲得。さらに同年の[[ヴィクトリアマイル]]では13番人気という低評価に反発し4着に入るなど重賞戦線で活躍した。
-しかし秋の目標と陣営が掲げた[[エリザベス女王杯]]では2006年は左寛跛行によるレース当日の出走取り消し、2008年は左前脚骨折により断念と不運に見舞われ未出走に終わり、全34戦中関西圏での出走は僅か2回に留まる。
+しかし秋の目標と陣営が掲げた[[エリザベス女王杯]]では2006年は左寛跛行によるレース当日の出走取り消し、2008年は左前脚骨折により断念と不運に見舞われ未出走に終わり、全34戦中関西圏での出走は2回に留まった。
 また現役晩年には勝ち馬から1秒以上離され2桁着順に終わるレースも目立つようになり、2009年12月の[[愛知杯]]17着を最後に現役引退、生まれ故郷の錦岡牧場で繁殖牝馬となった。