「仏教学術振興会」の版間の差分
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*当会は、[[財団法人]]として設立後、[[1958年]]より始められていた[[大正新脩大蔵経]]全100巻の﹁索引﹂作成という、当時としては画期的な仕事を特に資金面で援助した。全45巻︵50冊︶の﹁索引﹂出版が完成したのは[[1992年]]のことであり、この大事業完成にいくぶんかの寄与をなしえた業績もある。しかし時代は急激に進展し、[[IT]]の発展と共に、各国で諸﹁大蔵経﹂が[[データベース]]化され、日本の大正新脩大蔵経に対しても、索引のみならず、データベース化が強く要請される時代となり、この仕事を遂行したのは﹁大蔵経テキストデータベース研究会﹂(SAT)であるが、多額の資金を要する事業でもあった。そこで、当会は、[[2000年]]に﹁大蔵経データベース化支援募金会﹂(事務局長[[奈良康明]])を創設し、その事業を支援してきた。その結果、SATのデータベース化は[[2006年]]に完成し、世界の学界において使用されるようになった。現在、理事長 |
*当会は、[[財団法人]]として設立後、[[1958年]]より始められていた[[大正新脩大蔵経]]全100巻の﹁索引﹂作成という、当時としては画期的な仕事を特に資金面で援助した。全45巻︵50冊︶の﹁索引﹂出版が完成したのは[[1992年]]のことであり、この大事業完成にいくぶんかの寄与をなしえた業績もある。しかし時代は急激に進展し、[[IT]]の発展と共に、各国で諸﹁大蔵経﹂が[[データベース]]化され、日本の大正新脩大蔵経に対しても、索引のみならず、データベース化が強く要請される時代となり、この仕事を遂行したのは﹁大蔵経テキストデータベース研究会﹂(SAT)であるが、多額の資金を要する事業でもあった。そこで、当会は、[[2000年]]に﹁大蔵経データベース化支援募金会﹂(事務局長[[奈良康明]])を創設し、その事業を支援してきた。その結果、SATのデータベース化は[[2006年]]に完成し、世界の学界において使用されるようになった。現在、理事長[[奈良康明]]を始め、[[理事]]14名、[[評議員]]21名、[[監事]]2名[[事務局長]]などが在籍している。
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==研究助成== |
==研究助成== |