元木大介
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元木 大介︵もとき だいすけ、1971年12月30日 - ︶は、日本人プロ野球選手。大阪府生まれ。現役時代はセントラルリーグ・読売ジャイアンツに所属していた。背番号は2番。
内外野なら何処でも守れる。チャンスで勝負強い打撃はミスターをしてクセ者と言わしめた。引退した2005年シーズンはスタメンから外れベンチにいることが多く、清原の去就と共に今後が注目された。
また、清原ほどではないが、成績と年俸︵推定1億円︶のバランスが悪いことでも知られた。
チーム内では、清原和博内野手の腰巾着的存在。
高校時代は甲子園の花形選手であった。
本人の希望は巨人一本であったが、巨人は諸事情から大森剛︵慶應義塾大学︶を一位指名。
そこに福岡に移転して間もないダイエー︵現ソフトバンク︶ホークスが元木を一位で強行指名した。
どうしてもスターが欲しかったダイエーと、当時の監督が慶大OBであった巨人、そして巨人を熱望する元木…
とそれぞれの思惑が入り乱れた指名であったが、ダイエー入りを拒否した元木はハワイに渡り次のドラフトを待った。
一年浪人してまで巨人に入っただけに、巨人で現役を終えたい意志は強い。近鉄とのトレードがうわさされたときに﹁トレードされたら引退する﹂と明言している。しかし、本人はFAの権利を取得した年の終わりにに当時監督だった原辰徳にFA行使するかもしれないと語り、交渉で引き止められたという話もある。
2004年以降は故障が重なり、2005年は堀内恒夫前監督の若返りの方針により、後半戦はほとんどファーム暮らしとなり、その年の9月に戦力外通告を受ける。オリックスなどからオファーが来ていたが﹁ジャイアンツが好きだから、このユニフォームでいらないと言われたら辞めようと決めていた﹂と現役引退。
現在は日本テレビ系列のザ・サンデーのスポーツキャスターを務めている。