「初版」の版間の差分
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'''初版'''︵しょはん︶とは、[[出版]]された[[書物]]の最初の[[版と刷|版]]。'''第1版'''ともいう。同一の版のうち最初に印刷されたものを'''初刷'''︵しょずり、はつずり︶、または'''第1刷'''︵だいいちずり︶という。また、一般的には初版初刷のことを単に'''初版'''ということが多い。
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'''初版'''︵しょはん︶とは、[[出版]]された[[書物]]の最初の[[版と刷|版]]。'''第1版'''ともいう。同一の版のうち最初に印刷されたものを'''初刷'''︵しょずり、はつずり︶、または'''第1刷'''︵だいいちずり︶という。また、一般的には初版初刷のことを単に'''初版'''ということが多い。
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初版が[[重版]]された場合、その本の[[奥付]]には「初版第○刷」「第1版第○刷」(○は重版回数)と表記される。重版の際内容の変更や訂正があった場合は、「第○版」(○は改訂・訂正回数)と表記されるのが普通だが、[[角川書店]]などは内容の変更がなくても、重版回数を基準に「第○版」(○は重版回数)と表記している。しばしば初刷を初版と誤解して用いられることがあるのは、こういう事例があるのが原因である。 |
初版が[[重版]]された場合、その本の[[奥付]]には﹁初版第○刷﹂﹁第1版第○刷﹂︵○は重版回数︶と表記される。重版の際内容の変更や訂正があった場合は、﹁第○版﹂︵○は改訂・訂正回数︶と表記されるのが普通だが、{{要出典範囲|[[角川書店]]などは内容の変更がなくても、重版回数を基準に﹁第○版﹂︵○は重版回数︶と表記している。しばしば初刷を初版と誤解して用いられることがあるのは、こういう事例があるのが原因である。。|date=2020年2月}}
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初刷は最も誤字、脱字、乱丁などのミスが多いが |
初刷は最も誤字、脱字、乱丁などのミスが多いが、その出版物を世の中に初めて出したときの形なので、{{要出典範囲|愛好家の間では特別視されることもある。初版の刷り部数が少なかったが後世評価が上がった本の場合、初版本は珍重され、オークション等で高値がつくケースも多い。|date=2020年2月}}
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== 関連項目 == |
== 関連項目 == |
2020年2月24日 (月) 11:45時点における版
初版︵しょはん︶とは、出版された書物の最初の版。第1版ともいう。同一の版のうち最初に印刷されたものを初刷︵しょずり、はつずり︶、または第1刷︵だいいちずり︶という。また、一般的には初版初刷のことを単に初版ということが多い。
初版が重版された場合、その本の奥付には﹁初版第○刷﹂﹁第1版第○刷﹂︵○は重版回数︶と表記される。重版の際内容の変更や訂正があった場合は、﹁第○版﹂︵○は改訂・訂正回数︶と表記されるのが普通だが、角川書店などは内容の変更がなくても、重版回数を基準に﹁第○版﹂︵○は重版回数︶と表記している。しばしば初刷を初版と誤解して用いられることがあるのは、こういう事例があるのが原因である。。[要出典]
初刷は最も誤字、脱字、乱丁などのミスが多いが、その出版物を世の中に初めて出したときの形なので、愛好家の間では特別視されることもある。初版の刷り部数が少なかったが後世評価が上がった本の場合、初版本は珍重され、オークション等で高値がつくケースも多い。[要出典]
初刷は最も誤字、脱字、乱丁などのミスが多いが、その出版物を世の中に初めて出したときの形なので、愛好家の間では特別視されることもある。初版の刷り部数が少なかったが後世評価が上がった本の場合、初版本は珍重され、オークション等で高値がつくケースも多い。[要出典]