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「十字架の道 (リスト)」の版間の差分

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== 概要 ==

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リストの『十字架の道』はこの絵画を音で表現した宗教音楽で、[[ヨハン・セバスチャン・バッハ|バッハ]]の音楽、特に『[[マタイ受難曲]]』を意識して作られた箇所がいくつかある。

リストの『十字架の道』はこの絵画を音で表現した宗教音楽で、[[ヨハン・セバスチャン・バッハ|バッハ]]の音楽、特に『[[マタイ受難曲]]』を意識して作られた箇所がいくつかある。


2021年6月5日 (土) 13:53時点における版


(Via Crucis) S.53R.534[ 1]14(Les 14 stations de la Croix) [2][ 2] (S.504a)  (S.674a) [4]

概要


 ()14 ()  (7) [5]





19調

編成

聖金曜日に戸外で演奏することを想定して作曲されているためオルガンかハーモニウムを伴奏にしている[5]。ただし、祈りのために室内で演奏することも許しており、その場合はピアノでもよい。

初演

リストの存命中には演奏されず、作曲されてから半世紀たった1929年の聖金曜日にブダペストで初演された[6]。初演はArtur Harmat (リスト音楽院教会音楽科教授) の指揮による[7]

脚注

  1. ^ より正確に言うと、オルガン伴奏版がS.53、ピアノ伴奏版がS.53a[1]
  2. ^ リストの自筆譜のタイトルは、正確には「Via crucis. Les 14 Stations de la Croix: pour Choeur, Soli, avec accompagnement d'orgue (ou Pianoforte) composées par F.Liszt」である[3]

出典

  1. ^ エヴェレット・ヘルム 著、野本由紀夫 訳『〈大作曲家〉リスト』音楽之友社、256頁。ISBN 4-276-22162-5 
  2. ^ エヴェレット・ヘルム『リスト』xi
  3. ^ フランツ・リスト旧作品全集、第5シリーズ第7巻
  4. ^ エヴェレット・ヘルム『リスト』xxii
  5. ^ a b 『フランツ・リスト Via Crucis、アルヴォ・ペルト 宗教合唱作品』Ondine ODE 1337-2、ライナーノーツ
  6. ^ Franz Liszt Via Crucis, Salve Regina, Vater Unser, Ave Verum Corpus, Alpha Classics ALPHA 390、ライナーノーツ
  7. ^ ハイペリオン CDA67199、ライナーノーツ

外部リンク