「天鼓」の版間の差分
Esohrankemah1900 (会話 | 投稿記録) |
Esohrankemah1900 (会話 | 投稿記録) 編集の要約なし |
||
12行目: | 12行目: | ||
----'''天鼓 '''{{要出典範囲|ヴォイス・パフォーマー。天鼓以前には”ヴォイス”の分野はメロディやリズムを変則的に用いる、もしくは特異な声や楽器的な声を出すなどが主流だった。天鼓は、ささやきやつぶやき、話し言葉から叫びや慟哭など、人の発するすべての声を音楽として展開する。1980年代、即興ヴォイスによるソロ公演などを経る過程で、自身を”ヴォイス・パフォーマー”、その活動を”ヴォイス・パフォーマンス”と名付けた。|date=2020年9月}}
|
----'''天鼓 '''{{要出典範囲|ヴォイス・パフォーマー。天鼓以前には”ヴォイス”の分野はメロディやリズムを変則的に用いる、もしくは特異な声や楽器的な声を出すなどが主流だった。天鼓は、ささやきやつぶやき、話し言葉から叫びや慟哭など、人の発するすべての声を音楽として展開する。1980年代、即興ヴォイスによるソロ公演などを経る過程で、自身を”ヴォイス・パフォーマー”、その活動を”ヴォイス・パフォーマンス”と名付けた。|date=2020年9月}}
|
||
1985年 |
'''1985年 '''ドイツの[[:en:Moers_Festival|メールス・ジャズ・フェスティバル]]にデビッド・モス率いるデンツ・バンドの一員として出演し ヨーロッパやアメリカでのフェスティバル参加やワークショップによって”ヴォイス・パフォーマンス”が普及、浸透することになった。 |
||
即興、エクスペリメンタルの音楽シーンに天鼓が参入したのは、1981年にニューヨークで[[フレッド・フリス]]と[[ジョン・ゾーン]]の演奏に出会ったことから始まっている。’70年代半ばからジョン・ゾーンを中心として胎動していた既成の音楽にとらわれない(むしろそれを一度破壊し再構築する)新たな音楽シーンに触発された。即興を中心とするそれらの音楽は当初アメリカでは”ニュー・ミュージック”と言われたが、ヨーロッパでは”ニューヨーク・ノイズ”と呼ばれ、天鼓もそのひとりと見なされていた。 |
即興、エクスペリメンタルの音楽シーンに天鼓が参入したのは、1981年にニューヨークで[[フレッド・フリス]]と[[ジョン・ゾーン]]の演奏に出会ったことから始まっている。’70年代半ばからジョン・ゾーンを中心として胎動していた既成の音楽にとらわれない(むしろそれを一度破壊し再構築する)新たな音楽シーンに触発された。即興を中心とするそれらの音楽は当初アメリカでは”ニュー・ミュージック”と言われたが、ヨーロッパでは”ニューヨーク・ノイズ”と呼ばれ、天鼓もそのひとりと見なされていた。 |
||
18行目: | 18行目: | ||
天鼓の音楽活動の始まりは、日本の’70年代後半から動き出したNew Waveの流れに見いだすことができる。女性5人編成のロックバンド[[水玉消防団]]でギターとヴォーカルを担当していたが、ニューヨークでのフリス達の演奏に触れた後、水玉消防団と並行してヴォイス・デュオハネムーンズを結成。日本のアンダーグラウンドシーンで即興演奏を重ねる。 |
天鼓の音楽活動の始まりは、日本の’70年代後半から動き出したNew Waveの流れに見いだすことができる。女性5人編成のロックバンド[[水玉消防団]]でギターとヴォーカルを担当していたが、ニューヨークでのフリス達の演奏に触れた後、水玉消防団と並行してヴォイス・デュオハネムーンズを結成。日本のアンダーグラウンドシーンで即興演奏を重ねる。 |
||
’80年代〜’90年代は、ヨーロッパやカナダ、ニューヨークで数多くのフェスに出演。フレッド・フリス、森郁恵、[[大友良英]]などとのデュオツアー、エクスペリメンタルのロックバンドドラゴン・ブルーを率いてのツアーや |
’80年代〜’90年代は、ヨーロッパやカナダ、ニューヨークで数多くのフェスに出演。フレッド・フリス、[[イクエ・モリ|森郁恵]]、[[大友良英]]などとのデュオツアー、エクスペリメンタルのロックバンド、[[ドラゴン・ブルー]]を率いてのツアーやソロツアーなど行なう。
|
||
2000年『ヴォイス・オン・ヴォイス』( [[巻上公一]],[[一楽儀光]],ヴォイス団kuu) |
|||
⚫ |
|
||
⚫ | 2001年 ソロ・コンサート『自由宣言』、[[舞踏]]の[[白桃房]]や[[劇団態変]]との共演、’00年第一回妻有トリエンナーレの大地の音楽祭で300人のヴォイスのコンダクトなど。 |
||
⚫ | |||
2010年 巻上公一と共同プロデュースで3日間の『NEO VOICE』([[青山円形劇場]])というヴォイスのフェス企画、出演している。 |
|||
1985〜 メールス・ジャズ・フェス(独)ニューミュージックアメリカ(N.Y.、モントリオール)ミミ・フェス(仏)タクトロス(スイス)など |
|||
⚫ | |||
⚫ | 1990〜 香港インターナショナル・インディペンデントミュージックフェス、ミュージック・アクション(カナダ、フランス)タクトロス(スイス)ミュージック・インリミテッド(オーストリア)リュブリャナ・ジャズフェス(スロベニア)ベルリン・ウーマンズ・フェス(独)タンペレ・ニュージャズフェス(フィンランド)ブダペスト・ニュージャズフェス(ハンガリー)アンジェリカ |
||
|
'''1985'''〜 メールス・ジャズ・フェス(独)ニューミュージックアメリカ(N.Y.、モントリオール)ミミ・フェス(仏)タクトロス(スイス) |
||
⚫ | '''1990'''〜 香港インターナショナル・インディペンデントミュージックフェス、ミュージック・アクション(カナダ、フランス)タクトロス(スイス)ミュージック・インリミテッド(オーストリア)リュブリャナ・ジャズフェス(スロベニア)ベルリン・ウーマンズ・フェス(独)タンペレ・ニュージャズフェス(フィンランド)ブダペスト・ニュージャズフェス(ハンガリー)アンジェリカ(イタリア) |
||
⚫ | |||
'''2000'''〜 フェスティバル・デンシティ(仏)モンペリエール・ソノリテス(仏)ヴェリニウス・ジャズフェス(ラトビア)フェスティバル・アクトオラール(仏)フェスティバル・ダンス&アートマルチプル(仏)など |
|||
⚫ | |||
== 主なバンド活動 == |
== 主なバンド活動 == |
2023年5月11日 (木) 18:37時点における最新版
![]() |