松濤明
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松濤 明︵まつなみ あきら、1922年3月5日 - 1949年1月6日︶は日本の登山家。
1922年に宮城県仙台市に生まれ、 1938年に東京登歩渓流会に入会する。 1948年12月に槍ヶ岳を焼岳に向かって縦走する最中、激しい風雪のため北鎌尾根においてパートナー有元克己と共に遭難、翌年1月6日に死去。遺体は7月に発見された。
遭難の最中に記した日記や遺書は死後に﹃風雪のビバーク﹄として出版され、ベストセラーとなった。
北穂高岳北峯のコルにある岩峰﹁松濤岩﹂は彼の名前に由来する。
著書および関連書籍
- 『風雪のビバーク』(朋文堂、1960年)
- 『新編・風雪のビヴァーク』 (山と渓谷社、2000年、「風雪のビバーク」の改題改訂版)ISBN 4-635-04702-4
- 『山男たちの死に方:雪煙の彼方に何があるか 遭難ドキュメント』(山際淳司、KKベストセラーズ、1984年)ISBN 9784122023635
- 『二人のアキラ、美枝子の山』 (平塚晶人、文藝春秋、 2004年)ISBN 9784163660301