「涼風のメルト -Where wishes are drawn to each other-」の版間の差分
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『'''涼風のメルト -Where wishes are drawn to each other-'''』(すずかぜのメルト ウェア・ウィッシェズ・アー・ドローン・トゥ・イーチ・アザー)は、[[2010年]][[8月27日]]に日本のゲームブランド[[Whirlpool (ゲームブランド)|Whirlpool]]より発売されたパソコン用[[アダルトゲーム|アダルト]][[美少女ゲーム]] |
『'''涼風のメルト -Where wishes are drawn to each other-'''』(すずかぜのメルト ウェア・ウィッシェズ・アー・ドローン・トゥ・イーチ・アザー)は、[[2010年]][[8月27日]]に日本のゲームブランド[[Whirlpool (ゲームブランド)|Whirlpool]]より発売されたパソコン用[[アダルトゲーム|アダルト]][[美少女ゲーム]]。 |
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2011年6月にファンディスク『舞風のメルト -Where leads to feeling destination-』(まいかぜのメルト ウェアー・リーズ・トゥ・フィーリング・デスティネイション)が発売され、家庭用ゲーム機向けには、[[GN Software]]より『涼風のメルト -days in the sanctuary-』(すずかぜのメルト デイズ・イン・ザ・サンクチュアリ)[[PlayStation 3]]版が2011年12月15日に、[[PlayStation Portable]]版が2012年8月23日に発売された。 |
2011年6月にファンディスク『舞風のメルト -Where leads to feeling destination-』(まいかぜのメルト ウェアー・リーズ・トゥ・フィーリング・デスティネイション)が発売され、家庭用ゲーム機向けには、[[GN Software]]より『涼風のメルト -days in the sanctuary-』(すずかぜのメルト デイズ・イン・ザ・サンクチュアリ)[[PlayStation 3]]版が2011年12月15日に、[[PlayStation Portable]]版が2012年8月23日に発売された。 |
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「涼風のメルト」のメルトは「溶ける」を意味する英語のmeltのことで、サブタイトルのWhere wishes are drawn to each otherは「願いが互いに引き寄せられる場所」を表す<ref>『[[TECH GIAN]]』2010年9月号78頁</ref>。 |
「涼風のメルト」のメルトは「溶ける」を意味する英語のmeltのことで、サブタイトルのWhere wishes are drawn to each otherは「願いが互いに引き寄せられる場所」を表す<ref>『[[TECH GIAN]]』2010年9月号78頁</ref>。 |
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== 概要 == |
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Whirlpoolの第8作目(ファンディスクと『メリ☆クリ』を除けば5作目)となる。攻略対象キャラクターは5人。各4つの仮のエンディングと真のエンディング、1つのトゥルーエンドが存在する。まず郷土史研究部の4人の仮のエンディングを一つでも見るとタイトル画面上に絆語りというボタンが出現し、対応ヒロインの真のエンディングと関わる精霊の想いが何なのか<ref>月音だけは彼女の過去であり、ショコラを生んだ想いは『舞風のメルト』まで不明であった</ref>が分かる。更に絆語りを全員クリアすると涼ルートというべき神語りというボタンが出現し、トゥルーエンドを見る事が出来る。 |
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== あらすじ == |
== あらすじ == |
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:;恵(めぐみ) |
:;恵(めぐみ) |
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::明人の双子の妹。容姿は佳華と瓜二つ。双子である為か兄同様に禁足地に入る事が出来る。兄とは逆に神通力の才能を持ち、晩年にはかなりの力を有している。兄である明人に兄以上の恋愛感情を抱いてしまい、その風聞と感情を抑える為、禁足地で涼の世話をするようになり、初代巫女として以降の土地神祭の形の礎を築いた。代としては捺菜から11代前に当たる。 |
::明人の双子の妹。容姿は佳華と瓜二つ。双子である為か兄同様に禁足地に入る事が出来る。兄とは逆に神通力の才能を持ち、晩年にはかなりの力を有している。兄である明人に兄以上の恋愛感情を抱いてしまい、その風聞と感情を抑える為、禁足地で涼の世話をするようになり、初代巫女として以降の土地神祭の形の礎を築いた。代としては捺菜から11代前に当たる。 |
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::巫女となって50年後、倒れた涼の代わりに言霊の力を得て涼の代わりに村の願いをかなえるが、その代償で命を落とす。明人への想いから死の間際に残っていた僅かな時間、涼の力で明人に自分の想いを伝え、次に生まれ変わる時は兄妹ではない間柄で想いを伝え合う事を約束する |
::巫女となって50年後、倒れた涼の代わりに言霊の力を得て涼の代わりに村の願いをかなえるが、その代償で命を落とす。明人への想いから死の間際に残っていた僅かな時間、涼の力で明人に自分の想いを伝え、次に生まれ変わる時は兄妹ではない間柄で想いを伝え合う事を約束する<ref>これ以降、巫女になる者は就任時に一つだけ願いを叶えて貰えるようになったと思われる</ref>。その想いは精霊ごまちゃんとなり、自分の生まれ変わりである佳華に付き添う事になる。
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;楸木原 羽衣(ひさぎはら うい) |
;楸木原 羽衣(ひさぎはら うい) |
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:声:[[みる]] |
:声:[[みる]] |
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:病気がちの妹と引っ越してきた1年生。礼儀正しいが実はちょっぴり腹黒い。購買でのパンの争奪戦に参加するもあえなく上級生たちに弾き飛ばされ宙を舞っているところを彰人に助けられた。彼らに誘われて郷土史研究部を見学し、首から下げているペンダントが昔使われていた神具に似ているということから佳華に誘われ、郷土史研究部に入部する。彰人と同じく、両親は仕事の都合で遠方に赴任中。妹の力になるために医学書を読み漁ったことから医療知識も豊富。また意外に力が強く、インフェルと出会うイベントでは優衣の病室に潜入する際の木登りで落ちかけた彰人を助けている。 |
:病気がちの妹と引っ越してきた1年生。礼儀正しいが実はちょっぴり腹黒い。購買でのパンの争奪戦に参加するもあえなく上級生たちに弾き飛ばされ宙を舞っているところを彰人に助けられた。彼らに誘われて郷土史研究部を見学し、首から下げているペンダントが昔使われていた神具に似ているということから佳華に誘われ、郷土史研究部に入部する。彰人と同じく、両親は仕事の都合で遠方に赴任中。妹の力になるために医学書を読み漁ったことから医療知識も豊富。また意外に力が強く、インフェルと出会うイベントでは優衣の病室に潜入する際の木登りで落ちかけた彰人を助けている。 |
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:なお、VFBの帯に描かれていた四コマ漫画によると某二大有名お菓子では[[きのこの山|きのこ]]派らしく、涼にも勧めていた。 |
:なお、VFBの帯に描かれていた[[こもわた遙華]]の四コマ漫画によると某二大有名お菓子では[[きのこの山|きのこ]]派らしく、涼にも勧めていた。 |
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:彼女に付き添う事になる精霊の名はインフェル。能力は治癒。 |
:彼女に付き添う事になる精霊の名はインフェル。能力は治癒。 |
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:余談だが『舞風のメルト』の羽衣アフターストーリーで行う人形劇は『[[MagusTale Infinity]]』のアリシア・アフターストーリーが元になっている。 |
:余談だが『舞風のメルト』の羽衣アフターストーリーで行う人形劇は『[[MagusTale Infinity]]』のアリシア・アフターストーリーが元になっている。 |
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:声:[[海原エレナ]] |
:声:[[海原エレナ]] |
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:精霊が住んでいる禁足地と言う場所で精霊たちと暮らす土地神様。人との接触はできるだけ避けているが、現代の文化には興味があるようで、特に現代のお菓子が大好き<ref>VFBの帯に描かれていた四コマ漫画によると某二大有名お菓子では[[たけのこの里|たけのこ]]派らしい</ref>。ある理由から言葉を発さず、念話と呼ばれる[[テレパシー]]に似たようなもので会話するが、基本的には聞くことができず、彰人たちが涼と話すときは念話を聞き取ることができる捺菜に[[通訳]]をしてもらっている。捺菜ルート後半と涼ルート、そして﹃舞風のメルト﹄では彰人も聞き取れるようになっている。
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:精霊が住んでいる禁足地と言う場所で精霊たちと暮らす土地神様。人との接触はできるだけ避けているが、現代の文化には興味があるようで、特に現代のお菓子が大好き<ref>VFBの帯に描かれていた四コマ漫画によると某二大有名お菓子では[[たけのこの里|たけのこ]]派らしい</ref>。ある理由から言葉を発さず、念話と呼ばれる[[テレパシー]]に似たようなもので会話するが、基本的には聞くことができず、彰人たちが涼と話すときは念話を聞き取ることができる捺菜に[[通訳]]をしてもらっている。捺菜ルート後半と涼ルート、そして﹃舞風のメルト﹄では彰人も聞き取れるようになっている。
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:物語の序盤では「涼」ではなく「土地神」と呼ばれていたが、涼ルートにおいて彰人に二人きりの時だけ呼んで欲しいという条件で名前を明らかにした |
:物語の序盤では「涼」ではなく「土地神」と呼ばれていたが、涼ルートにおいて彰人に二人きりの時だけ呼んで欲しいという条件で名前を明らかにした<ref>TIPSでも当初は土地神の少女と書かれているが、そのイベント以降は涼に変わる</ref>。 |
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:元々「涼」とは秋人につけてもらった名前で神としての本名はあるのだが、地上の言葉では発音出来ないらしく名乗っても擬音のようにしか聞こえない。 |
:元々「涼」とは秋人につけてもらった名前で神としての本名はあるのだが、地上の言葉では発音出来ないらしく名乗っても擬音のようにしか聞こえない。 |
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:その力は[[言霊]]で、言葉にした事を叶える事ができる。人間界に来た当初はこの力を封印していたが、ある時襲った異常気象から御代村を救う為に封印を解く。しかし、無理やり封印を解いた為か徐々に制御できなくなっていき、御代村に甚大な被害を与えてしまった為、10年に1度だけ使えるように再度封印している。
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:その力は[[言霊]]で、言葉にした事を叶える事ができる。人間界に来た当初はこの力を封印していたが、ある時襲った異常気象から御代村を救う為に封印を解く。しかし、無理やり封印を解いた為か徐々に制御できなくなっていき、御代村に甚大な被害を与えてしまった為、10年に1度だけ使えるように再度封印している。
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:TIPSによると、魔法島出身の男とペンフレンドらしい。これはおそらく、『[[MagusTale 〜世界樹と恋する魔法使い〜|MagusTale]]』のアルベルトのことである。彼のことを師匠と呼んで、「ほれ薬入りチョコレート」が送られてくる日を心待ちにしているとか。 |
:TIPSによると、魔法島出身の男とペンフレンドらしい。これはおそらく、『[[MagusTale 〜世界樹と恋する魔法使い〜|MagusTale]]』のアルベルトのことである。彼のことを師匠と呼んで、「ほれ薬入りチョコレート」が送られてくる日を心待ちにしているとか。 |
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:グラフィックはないが、秋人の時代に康介そっくりな性格の耕介と言う先祖と思われる人物がいる。 |
:グラフィックはないが、秋人の時代に康介そっくりな性格の耕介と言う先祖と思われる人物がいる。 |
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;楸木原 優衣(ひさぎはら ゆい) |
;楸木原 優衣(ひさぎはら ゆい) |
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:声:[[雪都さお梨]] |
:声:[[雪都さお梨]] |
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:月音の父親。大手建設会社の代表取締役。左目に傷を負っている。月音のことを溺愛しており、将来は月音の花嫁姿を見たいと思っている。巫女制度に否定的で、森をなくしてしまう事で巫女制度をなくそうと考えている。これは妻である美奈が巫女だった事も関係しているようで、前回の土地神祭後に禁足地に入るはずだった美奈に求婚しそれを止めさせた事から、土地神の存在にも懐疑的である事が﹃舞風のメルト﹄の美奈シナリオで明らかになっている。
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:月音の父親。大手建設会社の代表取締役。左目に傷を負っている。月音のことを溺愛しており、将来は月音の花嫁姿を見たいと思っている。巫女制度に否定的で、森をなくしてしまう事で巫女制度をなくそうと考えている。これは妻である美奈が巫女だった事も関係しているようで、前回の土地神祭後に禁足地に入るはずだった美奈に求婚しそれを止めさせた事から、土地神の存在にも懐疑的である事が﹃舞風のメルト﹄の美奈シナリオで明らかになっている。
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:また美奈が保護した月音に関しても、当初は赤の他人として美奈と関わりを持たせないようにしていたが、紆余曲折の末に月音を養女にしてからは実の親子と言っていい関係を築き上げた。 |
:また美奈が保護した月音に関しても、当初は赤の他人として美奈と関わりを持たせないようにしていたが、紆余曲折の末に月音を養女にしてからは実の親子と言っていい関係を築き上げた。 |
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;柊 美奈(ひいらぎ みな) |
;柊 美奈(ひいらぎ みな) |
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:声:[[北都南]] |
:声:[[北都南]] |
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:月音の母親。夫と同様月音を溺愛している。実は十年前の土地神祭で巫女を務めた女性で、精霊を視認出来る事が『舞風のメルト』の美奈シナリオで明らかになった。本来は祭後に禁足地に入るはずだったのだが、宏伸と恋に落ちた事から表向きは病気という形で引退している。 |
:月音の母親。夫と同様月音を溺愛している。実は十年前の土地神祭で巫女を務めた女性で、精霊を視認出来る事が『舞風のメルト』の美奈シナリオで明らかになった。本来は祭後に禁足地に入るはずだったのだが、宏伸と恋に落ちた事から表向きは病気という形で引退している。 |
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:過去からやって来た月音をショコラに導かれて発見保護し、その後紆余曲折を経て養女に迎えてからは実の親子と言ってもいい関係を築き上げている。 |
:過去からやって来た月音をショコラに導かれて発見保護し、その後紆余曲折を経て養女に迎えてからは実の親子と言ってもいい関係を築き上げている。 |
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;町長 |
;町長 |
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:声:[[黒木大]] |
:声:[[黒木大]] |
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:佳華ルートではそれが暴走し、後輩である玲於奈を呼び寄せて土地神の力を研究し私欲に使おうとしたが、最終的には彰人の機転で阻止されている(TIPSにも他のシナリオとのギャップに驚いたでしょうなどと書かれている)。 |
:佳華ルートではそれが暴走し、後輩である玲於奈を呼び寄せて土地神の力を研究し私欲に使おうとしたが、最終的には彰人の機転で阻止されている(TIPSにも他のシナリオとのギャップに驚いたでしょうなどと書かれている)。 |
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:絆語りでは明人の時代に彼の先祖と思われるそっくりな人物が御代村の村長<ref>声は[[中田樹ユロヒカ]]</ref>として登場する。 |
:絆語りでは明人の時代に彼の先祖と思われるそっくりな人物が御代村の村長<ref>声は[[中田樹ユロヒカ]]</ref>として登場する。 |
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;藤林 玲於奈(ふじばやし れおな) |
;藤林 玲於奈(ふじばやし れおな) |
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:声:[[姫川あいり]] |
:声:[[姫川あいり]] |
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:御代街の[[郷土史]]について研究している女性。郷土史研究の権威であり、多くの本を出版し、テレビにも多く出演している。佳華からはとても尊敬されており、佳華は玲於奈の本は全て持っている。土地神祭の研究の為に町長に御代街に招かれる。町長同様に自分の研究の為ならば手段を選ばない一面を持っている。ただし、良くも悪くもそうした面が暴走してしまうだけで、実際に彰人達に直接の怪我等を負わせるつもりは無く、最後の最後で町長を裏切って彰人を銃弾から庇ったりと根っからの悪党と言うわけではない。後に彰人からは佳華とは似た物同士と評され、佳華も「一歩間違えば玲於奈のようになっていた」と認めている。町長とは大学時代の先輩後輩の間柄である。 |
:御代街の[[郷土史]]について研究している女性。郷土史研究の権威であり、多くの本を出版し、テレビにも多く出演している。佳華からはとても尊敬されており、佳華は玲於奈の本は全て持っている。土地神祭の研究の為に町長に御代街に招かれる。町長同様に自分の研究の為ならば手段を選ばない一面を持っている。ただし、良くも悪くもそうした面が暴走してしまうだけで、実際に彰人達に直接の怪我等を負わせるつもりは無く、最後の最後で町長を裏切って彰人を銃弾から庇ったりと根っからの悪党と言うわけではない。後に彰人からは佳華とは似た物同士と評され、佳華も「一歩間違えば玲於奈のようになっていた」と認めている。町長とは大学時代の先輩後輩の間柄である。 |
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:『舞風のメルト』の玲於奈シナリオでは佳華EDから一年後、町長から夏休み前の1週間だけ学園の臨時講師の依頼を受け、一年前の真実を確かめる為に引き受け、彰人達の臨時担任及び郷土史研究部の臨時顧問となる。その期間中の嵐の日に精霊「フグオ」を保護し、フグオとの生活とその昇華に立ち会った事で精霊をまだ発表すべきではないと悟り、佳華とは違う学者としての立場から人と精霊が共に暮らせる世界を作る事、そしてその時が来るまで発表を控える事を約束した。ちなみにフグオとは玲於奈が昔飼っていたペットの名前に由来している。 |
:『舞風のメルト』の玲於奈シナリオでは佳華EDから一年後、町長から夏休み前の1週間だけ学園の臨時講師の依頼を受け、一年前の真実を確かめる為に引き受け、彰人達の臨時担任及び郷土史研究部の臨時顧問となる。その期間中の嵐の日に精霊「フグオ」を保護し、フグオとの生活とその昇華に立ち会った事で精霊をまだ発表すべきではないと悟り、佳華とは違う学者としての立場から人と精霊が共に暮らせる世界を作る事、そしてその時が来るまで発表を控える事を約束した。ちなみにフグオとは玲於奈が昔飼っていたペットの名前に由来している。 |
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;ショコラ |
;ショコラ |
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:声:[[雪都さお梨]] |
:声:[[雪都さお梨]] |
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:ちなみに精霊の中で唯一涼に近寄らないが、これは涼が妖魔(風)である事に気付いているのと月音以外には余り興味が無い為らしい(月音の関係者は例外)。<ref>神語りのイベントで涼以外には懐いていた</ref> |
:ちなみに精霊の中で唯一涼に近寄らないが、これは涼が妖魔(風)である事に気付いているのと月音以外には余り興味が無い為らしい(月音の関係者は例外)。<ref>神語りのイベントで涼以外には懐いていた</ref> |
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:『[[G.I.B. ガールズ・イン・ブラック]]』にも謎の宇宙生物として登場する。 |
:『[[G.I.B. ガールズ・イン・ブラック]]』にも謎の宇宙生物として登場する。 |
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;とろゾー |
;とろゾー |
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:声:[[中田樹ユロヒカ]] |
:声:[[中田樹ユロヒカ]] |
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:涼の住む禁足地に暮らす巨大な精霊で、常の涼のそばに寄り添っている。強い思いや意志を精霊に変える能力を持つ。 |
:涼の住む禁足地に暮らす巨大な精霊で、常の涼のそばに寄り添っている。強い思いや意志を精霊に変える能力を持つ。 |
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:元は涼と同じ神界に住む神獣だったが、ある願いから自らを精霊に変えた |
:元は涼と同じ神界に住む神獣だったが、ある願いから自らを精霊に変えた<ref>因みに涼風のメルトのパッケージでごまちゃんの左側にいるのが人間界に降りてきた頃のとろゾーである</ref>。 |
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:涼ルートで涼が人間となり、その想いが叶ったため元の神獣の姿に戻り昇華したが、『舞風のメルト』の涼アフターストーリーで全く同じ姿の精霊が生まれている。人間に馴染めない精霊が集って生まれた存在で、それ故に極度の人見知りで<ref>人に愛されたいと言う想いが形になったのではと彰人が推測している</ref>オリジナルの記憶も持っていないため「とろゾーもどき」と呼ばれる。 |
:涼ルートで涼が人間となり、その想いが叶ったため元の神獣の姿に戻り昇華したが、『舞風のメルト』の涼アフターストーリーで全く同じ姿の精霊が生まれている。人間に馴染めない精霊が集って生まれた存在で、それ故に極度の人見知りで<ref>人に愛されたいと言う想いが形になったのではと彰人が推測している</ref>オリジナルの記憶も持っていないため「とろゾーもどき」と呼ばれる。 |
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;風(ふう) |
;風(ふう) |
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:声:[[海原エレナ]] |
:声:[[海原エレナ]] |
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:涼の中に溜まった邪念が形を為し、意思を持った存在。涼の精神の中にのみ存在し、涼の身体を支配しようとする |
:涼の中に溜まった邪念が形を為し、意思を持った存在。涼の精神の中にのみ存在し、涼の身体を支配しようとする<ref>実は恵が死ぬことになった最後の祭の願いを叶える際に顕在化しかかっていたようなシーンがある</ref>。 |
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:500年前の御代村を襲った妖魔の正体で、当時の神官明彦によってとろゾーの力を宿した神具の剣で貫かれた後、神具に封じられ遥か遠くに飛ばされた。 |
:500年前の御代村を襲った妖魔の正体で、当時の神官明彦によってとろゾーの力を宿した神具の剣で貫かれた後、神具に封じられ遥か遠くに飛ばされた。 |
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:しかし、神具に封じられても徐々に御代街に近づき、10年前に彰人の命を救う為、再び涼の中に戻る。 |
:しかし、神具に封じられても徐々に御代街に近づき、10年前に彰人の命を救う為、再び涼の中に戻る。 |
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:涼ルートでとろゾーから生まれた邪念を涼が吸収した為に再び表面化し、彰人が500年前と同じ方法で封印しようとするが、涼が風の想いを受け入れ、涼の中で眠りについた。 |
:涼ルートでとろゾーから生まれた邪念を涼が吸収した為に再び表面化し、彰人が500年前と同じ方法で封印しようとするが、涼が風の想いを受け入れ、涼の中で眠りについた。 |
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:『舞風のメルト』の風シナリオでは完全に消え去る最後の日に身体を借りて彰人と御代街を見学した後、自分が犯した罪の後始末として優衣の病を治し、月音草が咲く広場で消滅した。 |
:『舞風のメルト』の風シナリオでは完全に消え去る最後の日に身体を借りて彰人と御代街を見学した後、自分が犯した罪の後始末として優衣の病を治し、月音草が咲く広場で消滅した。 |
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;ポコ |
;ポコ |
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:声:[[金田まひる]] |
:声:[[金田まひる]] |
2020年2月22日 (土) 13:18時点における版
ジャンル | 精霊と心ふれあう恋愛ADV |
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対応機種 |
Windows 2000/XP/Vista/7 PlayStation 3 PlayStation Portable |
発売元 |
Whirlpool (PC) PIACCI (PS3 / PSP) |
美術 | てんまそ(キャラクターデザイン) |
人数 | 1人 |
メディア | DVD-ROM (PC) |
発売日 |
2010年8月27日 (PC) 2011年12月15日 (PS3) 2012年8月23日 (PSP) |
対象年齢 |
18禁 (PC) CERO:B(12才以上対象) (PS3 / PSP) |
売上本数 | 3,862本(PSP)[1] |