「源相職」の版間の差分
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| 別名 = 相軄 |
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| 諡号 = |
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| 父母 =父：[[源当時]]、母：不詳 |
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| 兄弟 = 忠相、相平、'''相職'''、当相、相明、相国、中明、寛延 |
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| 子 ='''[[源惟正|惟正]]'''、 |
| 子 = '''[[源惟正|惟正]]'''、惟繇、惟長、惟光 |
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| 特記事項 = |
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'''源 相職'''︵みなもと の すけもと︶は、[[平安時代]]中期の[[貴族]]。[[文徳源氏]]、[[中納言]]・[[源当時]]の子。[[官位]]は[[従四位|従四位下]]・[[弁官|右大弁]] |
'''源 相職'''︵みなもと の すけもと︶は、[[平安時代]]前期から中期にかけての[[貴族]]。[[文徳源氏]]、[[中納言]]・[[源当時]]の子。[[官位]]は[[従四位|従四位下]]・[[弁官|右大弁]]。
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== 経歴 == |
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[[承平 (日本)|承平]]6年（[[936年]]） |
[[六位蔵人]]を経て、[[朱雀天皇|朱雀朝]]にて[[従五位|従五位下]]・[[弁官|右少弁]]に叙任された後、[[承平 (日本)|承平]]6年︵[[936年]]︶[[五位蔵人]]に任ぜられる。
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[[天慶]]2年︵[[939年]]︶[[承平天慶の乱#平将門の乱|平将門の乱]]にて、[[武蔵武芝]]の兵に包囲された[[源経基]]が逃げ出して[[平安京]]に到着後、[[平将門]]・[[興世王]]・武芝の謀反を訴えた。この際、訴えの実否を確認するための[[太政大臣]]・[[藤原忠平]]による将門への[[御教書]]伝達の使者として、相職が派遣されている︵このときの[[官職]]は[[弁官|右少弁]]︶。
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[[天慶]]2年︵[[939年]]︶[[承平天慶の乱#平将門の乱|平将門の乱]]にて、[[武蔵武芝]]の兵に包囲された[[源経基]]が逃げ出して[[平安京]]に到着後、[[平将門]]・[[興世王]]・武芝の謀反を訴えた。この際、訴えの実否を確認するための[[太政大臣]]・[[藤原忠平]]による将門への[[御教書]]伝達の使者として、相職が派遣されている︵このときの[[官職]]は[[弁官|右少弁]]︶。
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天慶3年︵[[940年]]︶[[従四位|従四位下]]・左少弁、天慶4年︵[[941年]]︶[[蔵人頭]]兼左中弁に叙任され、天慶5年︵[[942年]]︶右大弁に昇任するなど、朱雀朝後期に弁官を務めながら昇進した。天慶6年︵[[943年]]︶4月9日[[崩御#卒去|卒去]]。[[享年]]43。最終[[官位]]は右大弁従四位下。
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== 官歴 == |
== 官歴 == |
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*時期不詳：[[六位蔵人]]<ref name="kb">『蔵人補任』</ref> |
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*時期不詳：[[従五位|従五位下]]。[[弁官|右少弁]]<ref name="kb" /> |
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**これ以前に六位蔵人・右少弁を務む。 |
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*承平7年（[[937年]]） 9月9日：兼[[内蔵寮|内蔵頭]]。日付不詳：見[[勘解由使|勘解由次官]]従五位上<ref name="bb">『弁官補任』</ref> |
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*承平7年（[[937年]]） |
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*時期不詳：[[正五位|正五位下]]<ref name="bb" /> |
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**9月9日：内蔵頭を兼ねる。 |
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*[[天慶]]3年（[[940年]]） |
*[[天慶]]3年（[[940年]]） 正月7日：[[従四位|従四位下]]<ref name="bb" />。12月6日：左少弁 |
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| ⚫ | *天慶4年（[[941年]]） 3月15日：左中弁<ref name="bb" />兼[[蔵人頭]]<ref name="kb" />、内蔵頭如元<ref>『職事補任』に左近少将とあるは誤り。五位蔵人時左少弁を誤りたるか。</ref> |
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**12月6日：左少弁に転ず。 |
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*天慶 |
*天慶5年（[[942年]]） 3月29日：右大弁、内蔵頭如元 |
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*天慶6年（[[943年]]） 4月9日：[[崩御#卒去|卒去]]（右大弁従四位下）<ref name="a">『[[尊卑分脈]]』</ref> |
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**正月7日‥従四位下に叙せらる。五位蔵人を去る。左少弁を止めるか。
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**3月28日：左中弁を兼ねる。 |
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*天慶5年（[[942年]]） |
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**3月29日：右大弁に転ず。内蔵頭は元の如し。 |
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*天慶6年（[[943年]]）4月9日：卒去。これ以前に右大弁に転ず。 |
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== 系譜 == |
== 系譜 == |
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*父：[[源当時]] |
*父：[[源当時]] |
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*母：不詳 |
*母：不詳 |
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*妻： |
*妻：源当平の娘 |
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**男子：[[源惟正]]（929-980） |
**男子：[[源惟正]]（929-980） |
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*生母不 |
*生母不明の子女 |
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**男子：源惟繇 |
**男子：源惟繇 |
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**男子：源惟長 |
**男子：源惟長 |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
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== 参考文献 == |
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*[[飯倉晴武]]校訂『弁官補任 第一』[[続群書類従完成会]]、1983年 |
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*『尊卑分脈 第三篇』[[吉川弘文館]]、1987年 |
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2020年12月26日 (土) 09:11時点における最新版
源相職 | |
|---|---|
| 時代 | 平安時代前期 - 中期 |
| 生誕 | 延喜元年（901年）[1] |
| 死没 | 天慶6年4月9日（943年5月15日） |
| 別名 | 相軄 |
| 官位 | 従四位下、右大弁 |
| 主君 | 朱雀天皇 |
| 氏族 | 文徳源氏 |
| 父母 | 父：源当時、母：不詳 |
| 兄弟 | 忠相、相平、相職、当相、相明、相国、中明、寛延 |
| 妻 | 源当平の娘 |
| 子 | 惟正、惟繇、惟長、惟光 |
