コンテンツにスキップ

「滝本誠一」を編集中

警告‥あなたはログインしていません。このまま投稿すると、あなたのIPアドレスが公開されます。ログインまたはアカウント作成することで、IPアドレスの代わりに利用者名が公開されるほか、様々なメリットを受けられます。

この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を公開して取り消しを完了してください。
最新版 編集中の文章
1行目: 1行目:

'''滝本 誠一'''︵たきもと せいいち、[[安政]]4年︵[[1857年]]︶ - [[昭和]]7年︵[[1932年]]︶︶は、[[宇和島藩]]出身の[[法学博士]]、[[経済思想史]]家、[[農政]]家、[[経世論]]提唱者。[[江戸時代]]の[[経済思想史]]の先覚者で[[山川均]]を始めとする[[労農派]]の思想に大きな影響を与えた。

{{Infobox Scientist

| name = 滝本 誠一

| image =

| caption =

| birth_date = [[1857年]][[11月13日]]

| birth_place = {{JPN}}、[[武蔵国]]

| death_date = {{死亡年月日と没年齢|1857|11|13|1932|08|20}}

| death_place = {{JPN}}、[[東京都]]

| residence = <!--居住国-->

| nationality = {{JPN}}

| field = [[経済思想史]]

| work_institution = [[慶應義塾大学]]、[[立教大学]]、[[京都帝国大学]]法科大学、[[東京商科大学 (旧制)|東京商科大学]]、[[同志社大学]]

| alma_mater = [[慶應義塾]]

| doctoral_advisor = <!--博士課程指導教官-->

| doctoral_students = <!--博士課程指導学生-->

| known_for = [[重商主義]]、[[日本経済史]]

| prizes = [[法学博士]]（[[1918年]]）<br />[[帝国学士院]]・故[[桂太郎]][[公爵]]記念賞（1918年）

| religion =

| footnotes = <!--備考-->

}}

'''滝本 誠一'''（たきもと せいいち、[[1857年]][[11月13日]]（[[安政]]4年[[9月27日 (旧暦)|9月27日]]） - [[1932年]]（[[昭和]]7年）[[8月20日]]）は、[[宇和島藩]]出身の[[経済学者]]、[[経済思想史]]家、[[官吏]]、[[農政]]家、[[経世論]]提唱者<ref name="doc1">「ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典」 [https://kotobank.jp/word/%E6%BB%9D%E6%9C%AC%E8%AA%A0%E4%B8%80-92890 『滝本誠一』 ]‐ [[コトバンク]]</ref>。[[経済史]]研究の開拓者の一人であり、[[日本の経済史|日本経済史]]を始めヨーロッパ経済史、経済学史などの研究も行なった<ref name="doc1"/>。特に[[江戸時代]]の[[経済思想史]]の先覚者として、[[山川均]]を始めとする[[労農派]]の思想に大きな影響を与えた。


== 経歴 ==

== 経歴 ==

[[江戸]]の宇和島藩邸に生まれ、藩校及び宇和島郡立不棄学校において[[中上川彦次郎]]、[[渡辺恒吉]]などに学び、のち1881年︵明治14年︶に[[慶應義塾]]を卒業して、[[紀州藩]]の藩校の後身校・和歌山市自修学校︵徳修学校︶に英語教師として赴任<ref name="doc1"/>。

江戸の宇和島藩邸に生まれ、藩校及び宇和島郡立不棄学校において[[中上川彦次郎]]などに学び、のち明治14年に[[慶應義塾]]を卒業して、[[紀州藩]]の藩校の後身校・和歌山市自修学校︵徳修学校︶に赴任。のち[[星亨]]の経営した﹃[[東京公論]]﹄などで主筆を務め、﹃[[東京朝日新聞]]﹄の記者に転じ、[[千葉県]]で[[開墾]]事業に従事する。



大正3年︵[[1914年]]︶に江戸時代の学者の経済学体系を集成した﹃[[日本経済叢書]]﹄を編纂し、博士会の推薦によって[[法学博士]]の学位を受ける。次いで[[同志社大学]]教授となり、大正8年に[[慶應義塾大学|慶應義塾大学部]][[|理財|理財科]]︵現・慶應義塾大学[[経済学部]]︶の教授として聘せられ、死去するまで教鞭をとり、[[東京商科大学 (旧制)|東京商科大学]]︵現・[[一橋大学]]︶教授を兼ねた。

のち[[星亨]]の経営した﹃[[東京公論]]﹄などで主筆を務め、﹃[[神戸又新日報]]﹄・﹃[[東京朝日新聞]]﹄・﹃[[朝野新聞]]﹄などの記者に転じ、[[1898年]]︵明治31年︶に雑誌﹃[[明義]]﹄を発刊。印刷所経営などを経たのち、1904年︵明治37年︶から1914年︵大正3年︶にかけて[[千葉県]]で[[開墾]]事業に従事する<ref name="doc1"/>。


⚫

社会経済史学会評議員なども務めた。

[[1911年]]︵明治44年︶に[[京都帝国大学]][[京都大学大学院法学研究科・法学部|法科大学]]の嘱託として赴任し、[[1914年]]︵大正3年︶に[[同志社大学]]教授に就任<ref name="doc1"/>。江戸時代の学者の経済学体系を集成した﹃[[日本経済叢書]]﹄を編纂する。翌年に[[大蔵省]]嘱託となり、1918年︵大正7年︶に博士会の推薦によって[[法学博士]]の学位を受ける。同志社では、学長[[原田助]]排斥運動に巻き込まれ、翌1919年︵大正8年︶同大教授を退く<ref>[{{新聞記事文庫|url|0100357041|title=同志社の革命期 : 大学部の重鎮滝本博士去って吉野作造博士新に講壇に立つ : 栄ある校史を汚す勿れ|oldmeta=J0009020}}　同志社の革命期　大学部の重鎮滝本博士去って吉野作造博士新に講壇に立つ　栄ある校史を汚す勿れ]京都日出新聞 1919.8.14 (大正8)</ref>。


同1919年︵大正8年︶に[[慶應義塾大学|慶應義塾大学部]]に招かれて講師となり、翌1920年︵大正9年︶に同大学[[理財|理財科]]︵現・[[経済学部]]︶教授となり、亡くなるまで経済史、経済思想史を講じた<ref name="doc1"/>。この間、[[東京商科大学 (旧制)|東京商科大学]]︵現・[[一橋大学]]︶教授、[[立教大学]]教授<ref name="doc2">[https://library.rikkyo.ac.jp/digitallibrary/rikkyonews/pdf/32(S07)0922_115.pdf ﹃立教大学新聞 115号﹄] 昭和7年9月22日</ref>、[[専修大学]]の講師などを兼ねた<ref name="doc1"/>。

⚫

[[社会経済史学会]]評議員なども務めた。

== 年表 ==

*1857年 伊予宇和島藩伊達屋敷生まれ。

*1874年 愛媛県宇和島郡立不棄学校入学。

*1881年 慶應義塾卒業。

*1889年 朝野新聞社入社。

*1911年 京都帝国大学法科大学嘱託。

*1914年 同志社大学教授。

*1915年 大蔵省嘱託。

*1918年 法学博士。帝国学士院にて故桂公爵記念賞を受ける。

*1919年 同志社大学教授辞任。

*1920年 慶應義塾大学部理財科（現・経済学部）教授。

*1929年 慶應義塾大学文学部教授兼任。


== 著書 ==

== 著書 ==
52行目: 15行目:

*『乞食袋』

*『乞食袋』

*『[[佐藤信淵]]家学全集』（編纂）

*『[[佐藤信淵]]家学全集』（編纂）

== 人物 ==

*慶應の教授時代、純粋の慶應義塾出身でないことから、自ら教授会には出席しなかった。試験にノート、参考書持参を許したため、生徒に喜ばれ、ゼミ生はすこぶる多かった<ref>[{{新聞記事文庫|url|0100359664|title=大学教授室 (99)|oldmeta=J0011645}}　大学教授室 (99)慶応義塾大学 (一)]時事新報 1932.4.30-1932.5.27 (昭和7)</ref>。

*兼務した立教大学が余程好きだったようで、﹃立教は気持ちがええよ、慶應の教授室など、入っても腰を下す気もせんが、そこへいくと立教はどことなく、和やかなとこがあって、面白い﹄とよく語った。しかし、教授陣の顔ぶれや担当科目のことになると、学材行政の方面には関係がなく、どちらかと言えば客分扱いであったにも関わらず、大学の発展や教授の問題などにとても熱心であった<ref name="doc2"/>。


== 参考文献 ==

== 参考文献 ==

*『江戶・明治時代の経済学者』 本庄栄治郎 [[1962年]]

*『江戶・明治時代の経済学者』 本庄栄治郎 [[1962年]]

*[http://project.lib.keio.ac.jp/bdke/psninfo.php?sPsnID=15 滝本誠一] Bibliographical Database of Keio Economists

== 脚注 ==

<references />


== 関連項目 ==

== 関連項目 ==
69行目: 24行目:

*[[高橋誠一郎]] - 慶應義塾大学教授・経済思想史研究。

*[[高橋誠一郎]] - 慶應義塾大学教授・経済思想史研究。


== 外部リンク ==

*[{{新聞記事文庫|url|0100227450|title=幕末維新の経済史観　（一〜九）|oldmeta=00482899}}　幕末維新の経済史観]滝本誠一　新愛知 1921.12.18-1922.2.6 (大正10)

{{Normdaten}}

{{DEFAULTSORT:たきもと せいいち}}

{{DEFAULTSORT:たきもと せいいち}}

[[Category:幕末宇和島藩の人物]]

[[Category:幕末宇和島藩の人物]]

[[Category:日本の篤農家]]

[[Category:日本の篤農家]]

[[Category:経世論|研たきもと]]

[[Category:経世論|研たきもと]]<!--「経世論家」ではないので。-->

[[Category:日本の歴史学者]]

[[Category:日本の歴史学者]]

[[Category:日本の経済学者]]

[[Category:日本の経済学者]]

[[Category:日本近世思想史家]]

[[Category:日本近世思想史家]]

[[Category:戦前日本の学者]]

[[Category:日本学士院賞受賞者]]

[[Category:慶應義塾の塾生]]

[[Category:慶應義塾の塾生]]

[[Category:慶應義塾大学の教員]]

[[Category:慶應義塾大学の教員]]

[[Category:立教大学の教員]]

[[Category:同志社大学の教員]]

[[Category:同志社大学の教員]]

[[Category:一橋大学の教員]]

[[Category:一橋大学の教員]]

[[Category:京都大学の教員]]

[[Category:朝日新聞社の人物]]

[[Category:戦前日本の大蔵官僚]]

[[Category:日本の新聞編集者]]

[[Category:明治時代の朝日新聞社の人物]]

[[Category:1857年生]]

[[Category:1857年生]]

[[Category:1932年没]]

[[Category:1932年没]]

著作権を侵害する記述は削除されます。また百科事典の記事では必ず検証可能性を満たすようにしてください。

保存すると、あなたは利用規約に同意し、自身の投稿をクリエイティブ・コモンズ 表示-継承ライセンス 4.0およびGFDLの下で公開することに同意したことになります。この公開は取り消せません。あなたは再利用者によって、最低でもあなたが投稿しているページへのハイパーリンクか URL を通して、クレジット表示されることに同意したとみなされます。ライセンスの解釈についてはWikipedia:著作権を、それらを含む諸規定については利用規約を参照してください。

このページを編集するには、下記の確認用の文字列を欄に入力してください (詳細):

更新
キャンセル 編集の仕方 (新しいウィンドウで開きます)

一般的な記号: – — ° ′ ″ ≈ ≠ ≤ ≥ ± − × ÷ ← → · §   出典を明記する: <ref></ref>

マークアップ: {{}}   {{{}}}   |   []   [[]]   [[Category:]]   #転送 [[]]   &nbsp;   <ins></ins>   <del></del>   <sup></sup>   <sub></sub>   <code></code>   <pre></pre>   <blockquote></blockquote>   <ref name="" /> {{#tag:ref||group="注釈"|name=""}}   {{Reflist}}   <references />   <includeonly></includeonly>   <noinclude></noinclude>   {{デフォルトソート:}}   <nowiki></nowiki>   <!-- -->   <span class="plainlinks"></span>

記号: 〜 | ¡ ¿ † ‡ ↔ ↑ ↓ •   # ∞   ‘ ’ “ ” ‹› «»   ¤ ₳ ฿ ₵ ¢ ₡ ₢ $ ₫ ₯ € ₠ ₣ ƒ ₴ ₭ ₤ ℳ ₥ ₦ № ₧ ₰ £ ៛ ₨ ₪ ৳ ₮ ₩ ¥   ♠ ♣ ♥ ♦   ♭ ♯ ♮   © ® ™
ラテン文字: A a Á á À à  â Ä ä Ǎ ǎ Ă ă Ā ā à ã Å å Ą ą Æ æ Ǣ ǣ   B b   C c Ć ć Ċ ċ Ĉ ĉ Č č Ç ç   D d Ď ď Đ đ Ḍ ḍ Ð ð   E e É é È è Ė ė Ê ê Ë ë Ě ě Ĕ ĕ Ē ē Ẽ ẽ Ę ę Ẹ ẹ Ɛ ɛ Ǝ ǝ Ə ə   F f   G g Ġ ġ Ĝ ĝ Ğ ğ Ģ ģ   H h Ĥ ĥ Ħ ħ Ḥ ḥ   I i İ ı Í í Ì ì Î î Ï ï Ǐ ǐ Ĭ ĭ Ī ī Ĩ ĩ Į į Ị ị   J j Ĵ ĵ   K k Ķ ķ   L l Ĺ ĺ Ŀ ŀ Ľ ľ Ļ ļ Ł ł Ḷ ḷ Ḹ ḹ   M m Ṃ ṃ   N n Ń ń Ň ň Ñ ñ Ņ ņ Ṇ ṇ Ŋ ŋ   O o Ó ó Ò ò Ô ô Ö ö Ǒ ǒ Ŏ ŏ Ō ō Õ õ Ǫ ǫ Ọ ọ Ő ő Ø ø Œ œ   Ɔ ɔ   P p   Q q   R r Ŕ ŕ Ř ř Ŗ ŗ Ṛ ṛ Ṝ ṝ   S s Ś ś Ŝ ŝ Š š Ş ş Ș ș Ṣ ṣ ß   T t Ť ť Ţ ţ Ț ț Ṭ ṭ Þ þ   U u Ú ú Ù ù Û û Ü ü Ǔ ǔ Ŭ ŭ Ū ū Ũ ũ Ů ů Ų ų Ụ ụ Ű ű Ǘ ǘ Ǜ ǜ Ǚ ǚ Ǖ ǖ   V v   W w Ŵ ŵ   X x   Y y Ý ý Ŷ ŷ Ÿ ÿ Ỹ ỹ Ȳ ȳ   Z z Ź ź Ż ż Ž ž   ß Ð ð Þ þ Ŋ ŋ Ə ə
ギリシャ文字: Ά ά Έ έ Ή ή Ί ί Ό ό Ύ ύ Ώ ώ   Α α Β β Γ γ Δ δ   Ε ε Ζ ζ Η η Θ θ   Ι ι Κ κ Λ λ Μ μ   Ν ν Ξ ξ Ο ο Π π   Ρ ρ Σ σ ς Τ τ Υ υ   Φ φ Χ χ Ψ ψ Ω ω   {{Polytonic|}}
キリル文字: А а Б б В в Г г   Ґ ґ Ѓ ѓ Д д Ђ ђ   Е е Ё ё Є є Ж ж   З з Ѕ ѕ И и І і   Ї ї Й й Ј ј К к   Ќ ќ Л л Љ љ М м   Н н Њ њ О о П п   Р р С с Т т Ћ ћ   У у Ў ў Ф ф Х х   Ц ц Ч ч Џ џ Ш ш   Щ щ Ъ ъ Ы ы Ь ь   Э э Ю ю Я я   ́
国際音声記号: t̪ d̪ ʈ ɖ ɟ ɡ ɢ ʡ ʔ   ɸ β θ ð ʃ ʒ ɕ ʑ ʂ ʐ ç ʝ ɣ χ ʁ ħ ʕ ʜ ʢ ɦ   ɱ ɳ ɲ ŋ ɴ   ʋ ɹ ɻ ɰ   ʙ ⱱ ʀ ɾ ɽ   ɫ ɬ ɮ ɺ ɭ ʎ ʟ   ɥ ʍ ɧ   ʼ   ɓ ɗ ʄ ɠ ʛ   ʘ ǀ ǃ ǂ ǁ   ɨ ʉ ɯ   ɪ ʏ ʊ   ø ɘ ɵ ɤ   ə ɚ   ɛ œ ɜ ɝ ɞ ʌ ɔ   æ   ɐ ɶ ɑ ɒ   ʰ ʱ ʷ ʲ ˠ ˤ ⁿ ˡ   ˈ ˌ ː ˑ ̪   {{IPA|}}

このページで使われているウィキデータエンティティ

  • 滝本誠一: サイトリンク、タイトル、Some statements、その他、説明: ja

このページで使用されているテンプレート:

このページは 9 個の隠しカテゴリに属しています:

「https://ja.wikipedia.org/wiki/滝本誠一」から取得