石和鷹
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石和鷹︵いさわ たか、1933年-1997年︶は、作家。埼玉県生まれ。本名・水城顕。早稲田大学在学中から﹃早稲田文学﹄に小説を書き、後藤明生や森内俊雄の仲間だった。卒業後は集英社に入社、1970年頃より﹃すばる﹄の編集長を勤め、1985年﹁掌の護符﹂︵﹃早稲田文学﹄︶で芥川賞候補、続いて﹁果つる日﹂で同候補、89年﹃野分酒場﹄で泉鏡花文学賞、95年﹃クルー﹄で芸術選奨文部大臣賞、97年﹃地獄は一定すみかぞかし﹄で伊藤整文学賞を受賞した。
著書
- 果つる日 文芸春秋 1986
- 野分酒場 福武書店 1988 のち文庫
- 蓮の星月夜 福武書店 1990
- 八月の独白 学芸書林 1991
- レストラン喝采亭 集英社 1991 のち文庫
- 残夢集 河出書房新社 1992
- 男の風情 PHP研究所 1993
- いきもの抄 集英社 1994 のち文庫
- クルー 福武書店 1994
- 深夜の独笑 集英社 1996
- 茶湯寺で見た夢 集英社 1997
- 地獄は一定すみかぞかし 小説暁烏敏 新潮社 1997 のち文庫