科学忍者隊ガッチャマンIIのソースを表示

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{{Infobox animanga/Header
|タイトル= 科学忍者隊ガッチャマンII
|画像= Tatsu works logo 100.png
|サイズ= 240px
|ジャンル= [[サイエンス・フィクション|SFヒーローアクション]]
}}
{{Infobox animanga/TVAnime
|原作= [[吉田竜夫]]
|総監督= [[笹川ひろし]]
|キャラクターデザイン= 九里一平、[[天野喜孝]]<br />[[高田明美]]
|メカニックデザイン= [[大河原邦男]]
|音楽= 小西礼二郎（第<span class="ltr">1</span>話のみ）<br />[[ボブ佐久間]]、[[筒井広志]]
|アニメーション制作= [[タツノコプロ]]
|製作= タツノコプロ
|放送局= [[フジネットワーク|フジテレビ系列]]
|放送開始= [[1978年]][[<span class="ltr">10</span>月<span class="ltr">1</span>日]]
|放送終了= [[1979年]][[<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">30</span>日]]
|話数= 全<span class="ltr">52</span>話
}}
{{Infobox animanga/Footer
|ウィキプロジェクト= [[プロジェクト:アニメ|アニメ]]
|ウィキポータル= [[Portal:アニメ|アニメ]]
}}
『'''科学忍者隊ガッチャマンII'''』（かがくにんじゃたいガッチャマン<span class="ltr">II</span>）は、『[[科学忍者隊ガッチャマン]]』の<span class="ltr">4</span>年ぶりの続編として[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系で毎週日曜日<span class="ltr">18</span>時<span class="ltr">00</span>分から<span class="ltr">18</span>時<span class="ltr">30</span>分に放送された、[[タツノコプロ]]製作の[[テレビアニメ]]。[[1978年]]（昭和<span class="ltr">53</span>年）[[<span class="ltr">10</span>月<span class="ltr">1</span>日]]から[[1979年]]（昭和<span class="ltr">54</span>年）[[<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">30</span>日]]まで放映された。全<span class="ltr">52</span>話（放映は<span class="ltr">53</span>回。1979年[[<span class="ltr">8</span>月<span class="ltr">19</span>日]]に<span class="ltr">28</span>話『愛を奪った羽手裏剣』を再放送）。

== ストーリー ==
総裁<span class="ltr">X</span>が宇宙に去ってから約<span class="ltr">3</span>年の年月が流れ、マントル計画も順調に進み、地球は平和を取り戻した。

国際科学技術庁（ISO）が科学忍者隊の解散を決定した矢先、総裁<span class="ltr">X</span>が火の玉となって南太平洋ギルバード諸島後方100キロの海上に襲来する。そこを航行中だった豪華客船クイーンマーガレット号<ref>第<span class="ltr">50</span>話では船名がエリザベス・ムーア号とされている。</ref>は沈没してしまう。総裁<span class="ltr">X</span>はそこに乗り合わせていた子供を特殊な装置にかけ、<span class="ltr">3</span>ヶ月程度で大人に成長させる。そしてその子供をギャラクター司令官・ゲルサドラとして仕立て上げ、ギャラクターを復活させたのだった。

科学忍者隊の解散は撤回され、前作で命尽きたジョーの代わりに地球防衛軍からホーク・ゲッツが新G-2号として参加し、復活したギャラクターへの偵察を開始する。だがゲッツは敵のスパイにすり替えられていた。偽ゲッツの手引きで敵のど真ん中に誘い込まれ、窮地に陥る忍者隊だが、偽ゲッツは奇跡的に復活を遂げたジョーによって倒され、ジョーは忍者隊に復帰する。

こうして科学忍者隊とギャラクターの戦いが再び始まるのだった。

== 作品解説 ==
本作品放映の同年<span class="ltr">7</span>月にシリーズ第<span class="ltr">1</span>作を再編集した[[アニメ映画]]版ガッチャマンや、当時起こったアニメブーム、さらにはシリーズ第<span class="ltr">1</span>作の再放送を望む声が多数寄せられ続けたのが追い風となって、制作された続編。

第<span class="ltr">1</span>シリーズの総監督を務めた[[鳥海永行]]は、<span class="ltr">2</span>年間の前シリーズで既に達成感があったことと、既にタツノコプロを退社するつもりであったことから、本作品の監督は引き受けずに、同年<span class="ltr">12</span>月にタツノコプロを退社。そのため、総監督は前番組『[[一発貫太くん]]』を担当していた[[笹川ひろし]]が[[タイムボカンシリーズ]]と並行して担当。社長の吉田竜夫が若くして他界し、スタッフの流出が続いた時期のタツノコプロであったが、作画陣は前シリーズの経験のある面々が集まった。タツノコプロとの契約を終えて社外に去っていた前シリーズの[[宮本貞雄]]作画監督を再び招聘。宮本の下には、前シリーズを支えた[[須田正己]]、[[二宮常雄]]、井口忠一、[[谷口守泰]]らが顔を揃えた。一方、演出陣には笹川が養成し「タツノコ四天王」の異名を取っていた新世代のタツノコプロスタッフ、[[押井守]]、[[真下耕一]]、[[うえだひでひと]]、[[西久保瑞穂]]の<span class="ltr">4</span>人が抜擢された。この<span class="ltr">4</span>人のローテーションにタツノコ社内からは原征太郎が参加、後は[[グロス請け|グロス出し]]であった。

しかし、アニメブームによりテレビアニメの本数が増加して[[アニメーター]]不足が起こったことと、制作開始が遅れて準備期間がほとんどなかったことから、常にスケジュールは逼迫。絵の仕上がりが悪かったことから、[[アフレコ]]では評判が悪く、とりわけガッチャマンをタツノコプロの看板番組として思い入れが強かった主役の[[森功至]]は怒りを露にすることがあったという<ref>{{Cite book|和書|year=1998|title=前略、押井守様。|page=244|author=野田真外|authorlink=野田真外|publisher=フットワーク出版=|id=ISBN 4876892857}}</ref>。第<span class="ltr">9</span>話「滅亡のベルクカッツェ」と第<span class="ltr">16</span>話「空白のジョー」において、前シリーズの総集編を放映する苦肉の策がとられたが、最後までスケジュールを挽回できることはなかったという。リアルさを追求したものか、忍者隊基地のシーンでは海底基地・<span class="ltr">G</span>タウンの窓に実写の海中の映像が合成されていたりもしている。

第<span class="ltr">1</span>話の[[視聴率]]は25.9%という高い人気（[[ビデオリサーチ]]社が調べた、1978年<span class="ltr">10</span>月新番組視聴率ベスト<span class="ltr">10</span>の第<span class="ltr">2</span>位）を獲得<ref>[[日刊スポーツ]] 1978年<span class="ltr">10</span>月<span class="ltr">10</span>日</ref>していて、<span class="ltr">1</span>年間の放映後には『[[科学忍者隊ガッチャマン<span class="ltr">F</span>]]』という続編も作られた。

前作で壮絶な死を遂げたキャラクター、コンドルのジョーは[[クローン人間]]というアイデアも出たが、[[サイボーグ]]という形で復活した。体の一部がメカニックという設定が使えず、強化ポリマーで体を覆っているという設定になっている。また、本作の企画当初、ジョーにはジャックという名の弟がおり、G-6号・隼のジャックとして登場させる草案があったという<ref>2011年<span class="ltr">8</span>月<span class="ltr">24</span>日付、タツノコプロ公式アカウントツイッターより [https://x.com/tatsunoko_pro/status/106272566313893888 Twitter]</ref>。ちなみに、声をあてた[[ささきいさお]]とパンドラ博士を演じた[[上田みゆき (声優)|上田みゆき]]は、本作品での共演が馴れ初めとなり、後に結婚している。

== 主な登場キャラクター ==
=== 科学忍者隊 ===
; 鷲尾 健（わしお けん）/ 大鷲の健
: 声 - [[森功至]]
: 今作での武器はバードソーサー。当時流行していた[[フリスビー]]の形状を模した物。『<span class="ltr">II</span>』ではこのように当時の流行に合わせた武器が登場している。丸型の刃は分離可能。
: 「ガッチャマン」の称号はリーダーである健を指していたため、前作ではキャスト表記が「ガッチャマン」になっていたが、今作ではエンディングのキャスト表記が「大鷲の健」となり、通称に変わっている（他のメンバーも同様）。「ガッチャマン」の定義は本作品開始時に改められ、健のみでなく科学忍者隊メンバー全員を表す語になっており、主題歌タイトルや歌詞、劇中の台詞でもこの意味で使われている。しかしながらこの語義の変更は本作品中盤を過ぎるころには曖昧になり後期の劇中では第<span class="ltr">1</span>作同様に健<span class="ltr">1</span>人を指す意味に戻された。前作同様「ある時は<span class="ltr">5</span>つ…」で始まる名乗りの口上は健が行っているが、回によっては、健に代わってメンバー<span class="ltr">4</span>人で名乗りの口上を行い「科学忍者隊ガッチャマン<span class="ltr">!</span>」と名乗ることもあった。
; ジョージ浅倉（ジョージ あさくら）/ コンドルのジョー
: 声 - [[ささきいさお]]
: 今作の武器は引き続き羽根手裏剣である。ソニックガンが支給されたこともあって、前作と異なりジョー専用銃は特に用意されなかった。前作の終盤で病に冒されていたが、ドクターラッフェルにより[[サイボーグ]]として蘇生。第<span class="ltr">4</span>話で健たちの前に現れ再び科学忍者隊の一員となる。定期的にドクターラッフェルの基地でエネルギーを注入しているためにミーティングに遅れることがあり、サイボーグであることを秘密にしていたが、それをパンドラ博士に看破された。
: 第<span class="ltr">51</span>話で総裁<span class="ltr">X</span>を倒すための切り札として、[[反物質]]爆弾が内蔵されている[[ブラックボックス]]をラッフェルが体内に仕込んでいたことが判明した。これは本作品内では未使用に終わったが、意外な伏線として次作『<span class="ltr">F</span>』最終回において重要な役割を果たす。
: なお本作品および『<span class="ltr">F</span>』では、第<span class="ltr">1</span>作とは異なりひらがな名義となっている。
; ジュン / 白鳥（しらとり）のジュン
: 声 - [[杉山佳寿子]]
: 今作での武器はオーロラリボン。新体操の要領で使用し、捕縛と打撃が可能。<span class="ltr">17</span>話では発光目晦まし攻撃があった。今作ではジョーが生きていることをいち早く察知したりして、ジョーのことをひどく気にかけていたようだ。
: 前作同様、忍者隊の溜まり場である'''スナックJ'''は今作でも健在だが、登場回数はほんの僅かである。店舗自体は旧店舗とは別の建物で、'''アメホン国<ref>タツノコ作品群に登場する架空の国・例→破裏拳ポリマーのアメホン国サンフランソーキョー市等</ref>、ユートランド'''にあるのかも不明。
; 甚平（じんぺい）/ 燕（つばくろ）の甚平
: 声 - [[塩屋翼]]
: 今作での武器はリバウンドボール。右手のグローブ<ref>[[ハイアライ]]のセスタ(片腕にはめ込む籠)を小さくした形状</ref>とスーパーボールのセット武器。現在の[[ラクロス]]に近い方法で使用する。前作のアメリカンクラッカー同様様々な応用ができる。精神的な成長もしており、第<span class="ltr">37</span>話では「お姉ちゃん」ではなく、初めて「ジュン」とG3号を呼び捨てにして、甘えから独り立ちをする姿勢を見せた。
; 中西 竜（なかにし りゅう）/ みみずくの竜
: 声 - [[兼本新吾]]
: 今作での武器はグリッパー。粘着性の物質で相手を捕縛し、投げ飛ばすというもので、これは当時流行していた玩具「スライム」のように伸びる。今作では後述のロボット・パイマーの登場により、ゴッドフェニックスで留守番をする必要がなくなり、他の<span class="ltr">4</span>人と共に戦う機会も増えた。第<span class="ltr">30</span>話では旧作以来久々に帰郷。カバーとして身分的には「ISOの海洋研究員」となっており<ref>竜によると前作のカバーであった「ヨットハーバーの管理人」は辞めているとのこと。</ref>、弟の誠二によると地元では名士としてかなり尊敬されているとの話である。ゲルサドラには「おろかデブ」と呼ばれている。

=== 支援者 ===
; 南部 考三郎（なんぶ こうざぶろう）
: 声 - [[大平透]]
: 前作に引き続き、国際科学技術庁（ISO）の博士として登場。前作の終盤で破壊された三日月基地に変わり、今作では有志によって建設された海底を航行可能な基地、<span class="ltr">G</span>タウンから<span class="ltr">5</span>人に指示を送る。第<span class="ltr">27</span>話では銃撃を受け、危篤状態になり死んだことになっていたが、これは総裁<span class="ltr">X</span>がゲルサドラに命じた暗殺計画を察知した南部が対抗するためにパンドラと打った芝居であった。
; パンドラ
: 声 - [[上田みゆき (声優)|上田みゆき]]
: 本作品のキーパーソンで、本名は'''シルビア・パンドラ'''。第<span class="ltr">26</span>話より、南部博士の秘書として登場する女性科学者。ロボット工学やサイボーグの研究が専門のようだが、他にもサイキックパワーの増幅や探知を行うシンレーダー（<span class="ltr">27</span>話）、動物と意思疎通ができるようになる脳波解読システム（<span class="ltr">40</span>話）を開発するなど、研究分野は多岐に渡る。第<span class="ltr">42</span>話ではリッチマン三世に変装したゲルサドラを見るとテレパシーにも似た妙な感覚を感じるが、その後も度々、ゲルサドラとの間に感覚の共振現象が起こる。
: 実は未亡人。海難事故で死んだ夫と行方不明の幼い子供がいる。研究畑一筋というわけではなく、旧ゴッドフェニックスを操縦し、火の鳥を成功させる（第<span class="ltr">47</span>話）など多彩な才能を見せるが、第<span class="ltr">50</span>話で我が子と再会したのも束の間、総裁<span class="ltr">X</span>に殺されてしまう。
; アンダーソン
: 声 - [[大宮悌二]]
: 前作に引き続き、新装された国際科学技術庁（前作でアメリス国のアメガポリスにあったISO本部ビルとは形が違う）の長官として登場。青年サムという一人の孫がいる。第<span class="ltr">46</span>話にて海軍基地を訪問中、鉄獣の襲撃で基地ごと襲われ重傷を負ってしまう。
: その後は姿を現さず、次作『<span class="ltr">F</span>』より南部が彼の後任として長官の地位に就いた。
; パイマー
: 声 - [[井上瑤]]（第<span class="ltr">1</span>話では[[小宮和枝]]）
: コンピューター頭脳を持つパイロットマシンでパイマーの名前はここに由来し、命名者は竜である。このパイマーにより竜は留守番から解放された。透明ドームに覆われた丸い頭部に二本の[[マニピュレーター]]を持つが下半身は[[履帯]]である。
: 第<span class="ltr">6</span>話では火の鳥影分身を行うため、ピラミッド状に配置された各<span class="ltr">G</span>メカを操縦する<span class="ltr">5</span>人に代わり、火の鳥を発動させたニューゴッドフェニックスでピラミッド要塞に突っ込むという大役も果たした。
: 反面、電子妨害には比較的弱く、敵と認識した相手に独断でバードミサイルを発射しようとしたこともあり（第<span class="ltr">24</span>話）、次作『<span class="ltr">F</span>』ではガッチャスパルタンにパイマー的な自律<span class="ltr">AI</span>は未搭載となっている。

=== ギャラクター ===
; 総裁X
: 声 - [[田中信夫]]
: 前作の最終回で地球を去るも、再び来襲しギャラクターを再編して科学忍者隊に挑戦する。前作とは姿が変わっており、その姿は[[スキャニメイト]]を利用して描かれていた。第<span class="ltr">40</span>話では前作の最終回で地球を離れるときに使った光り輝く鉛筆型宇宙船で、アグリカのサバリー自然動物園にあるゲルサドラが作った基地に移動もしたり、第<span class="ltr">49</span>話では<span class="ltr">X</span>が初めて地球へ来訪する回想シーンが流れた。
: 最終回にて明らかになるその正体はスペースブレイン（自我を持つ電子頭脳）であり、ソーラーシフト計画とは太陽を移動させ、故郷であるセレクトロ星を滅ぼした敵対星系へ恒星爆弾としてぶつける作戦だった（当然、その過程で太陽系は破滅する）。
: 隕石山にギャラクター本部基地を建設し、その中にある一室が総裁<span class="ltr">X</span>の部屋となっている。ボタンを押してその部屋の床下を開くと<span class="ltr">X</span>の中枢装置があり、それを守るためにレーザー砲がいくつも装備されている。反旗を翻したゲルサドラをレーザー砲で粛清するが中枢装置を露呈されそこを健の放ったバードソーサーによって破壊され爆発が起こり、ギャラクター本部基地と共に滅亡した（ただし、本編の映像ではジョーが止めをさしたような印象を与えるものとなっている）。しかし、物語のラストは破壊された<span class="ltr">X</span>の亡骸の一つが生き残り点滅するところで終わっており、次作『<span class="ltr">F</span>』での総裁<span class="ltr">Z</span>の誕生の伏線となっている。
; <span id="ゲルサドラ">ゲルサドラ</span>
: 声 - [[池田勝]]（成長前の子供の声は[[小宮和枝]]）
: 前首領ベルク・カッツェに代わる、復活したギャラクターの首領。生まれつき異常な染色体を持っており、目をつけた総裁<span class="ltr">X</span>が、彼の乗っていた豪華客船を沈没させて誘拐して特殊な装置に掛け、<span class="ltr">3</span>か月程度で<span class="ltr">3</span>歳児から大人の肉体に成長させギャラクターの首領とした。カッツェと同じく[[ミュータント]]である。<span class="ltr">50</span>話で総裁<span class="ltr">X</span>からある人物の「息子」と言われており、そこから考えれば[[性別]]は[[男性]]となるのだが前述の染色体の影響からか、成長時の肉体を見る限り男性器は存在せず外見的には女性の体のようにみえる。また、口に手をあてて笑う仕種などは女性的である。
: カッツェのイメージを強く受け継いだキャラクターであるが、さらに姑息で逃げ足が速い。「あの愚か者とは違う」とカッツェを嫌っており、第<span class="ltr">13</span>話では、カッツェが作った基地の彼の部屋を「趣味が悪い愚かな部屋」と評し、壁に掛けられていたカッツェの肖像を払い落として踏みつけたりしていた。口癖は「失敗は成功の母」「おのーれおのれ<span class="ltr">!</span>」「飛んで火にいるアホウドリ」「はんぱおろか」「何としてからに<span class="ltr">!</span>」「おお、こわ<span class="ltr">!</span>」「なんともかともさってもしっても」など。独特の甲高い声で、公家風の芝居がかった口調が特徴である。
: 忍者隊に基地や鉄獣を破壊されると、専用の円盤に乗って脱出し「ゲルサドラは不滅だ、覚えておれ〜<span class="ltr">!</span>」と捨て台詞を残して逃げるのがパターンだった。終盤はゲルサドラの出生と総裁<span class="ltr">X</span>が推進するソーラーシフト計画を巡り、ドラマは大きな展開を迎える。
: リッチマン三世に変装し<ref>ベルク・カッツェとは違い変装する回数は少ない。</ref>国連から帰る途中、パンドラと遭遇した途端に疑問を感じてしまう。その後、彼女の前でガッチャマンと激闘している間にゲルサドラとして実体を現す。
: ゲルサドラの親である先述の「ある人物」とは、ギャラクターの敵である南部博士の秘書・パンドラであり、ゲルサドラは彼女とその夫・ドメニコ・パンドラ（声：[[千田光男]]）との間に生まれた子供・「サミー・パンドラ」である。母・パンドラとは親子ゆえか近くにいる場合、その存在をお互いに感じ取ることができた。第<span class="ltr">50</span>話で自らの出生を知り、彼女をギャラクターの基地に誘拐して「息子」として再会。通常の人間の成長速度であれば本来ならまだ幼児であるためにパンドラは当初、どこかで生きていると信じていたわが子と信じることができなかった。しかし、総裁<span class="ltr">X</span>によりゲルサドラの成長過程を収めた映像を見せられその事実に愕然とした挙句、ロケット内に閉じ込められ、打ち出されて空中で爆死させられてしまう。それを目の当たりにしたゲルサドラの心の中に<span class="ltr">X</span>への憎しみが芽生え、第<span class="ltr">51</span>話で反旗を翻し、最終回でガッチャマン達を<span class="ltr">X</span>の居場所へ案内した。
: ギャラクターの隊員達の攻撃がもとで重傷を負い、<span class="ltr">X</span>が倒された後に一人よろよろと歩いて辺り一面花の広がる場所にたどり着く。そこで地球の美しさに感動し、自分がそれを破壊しようとしたことやこれまで犯してきた罪を悔い、最期は母・パンドラの幻を見ながら彼女の元へと旅立った。死後、その肉体は成長前へと急速に縮んでいき、残された服も風に飛ばされていった。
; マーストラ
: 声 - [[市川治]]
: 第<span class="ltr">43</span>話「火星からのインベーダー」より登場する、ギャラクターの幹部。総裁<span class="ltr">X</span>が密かにソーラーシフト計画のための火星基地を建設させていた。専用の巨大な円盤を持っており、これに搭載されている兵器などで忍者隊を妨害したり、宇宙基地を破壊したりした。ゲルサドラを見下しており、散々嫌味を言った挙句「ノロサドラ」などとも言っている。第<span class="ltr">44</span>話でオービタ<span class="ltr">G</span>号で火星に到着した健により基地を破壊されたためにソーラーシフト計画の作戦が中止になり、第<span class="ltr">45</span>話にて基地の修理で一週間かかると総裁<span class="ltr">X</span>に報告したところ、ゲルサドラに「<span class="ltr">3</span>日でやれ」と罵られ、<span class="ltr">X</span>もそれに同調。必死の作業で間に合わせたものの、以後、火星部隊は本編内に登場しなかった。
: その後、マーストラの存在は長い間忘れ去られていたが、次作『<span class="ltr">F</span>』に途中から再登場している。
; ベルク・カッツェ
: 声 - [[寺島幹夫]]
: 前作で死亡したギャラクターの前首領だが、第<span class="ltr">9</span>話他、回想シーンや総裁<span class="ltr">X</span>とゲルサドラの会話などに度々登場する（ただし第<span class="ltr">9</span>話や第<span class="ltr">16</span>話のアフレコは旧作の使い回しではなく、新規に録音した物である）。
: キャラの詳細は『[[科学忍者隊ガッチャマン]]』を参照のこと。
; ホーク・ゲッツ
: 声 - [[伊武雅刀|伊武雅之]]
: 前作で命尽きたジョーに代わって、地球防衛軍から新G-2号（甚平曰く「G-2は[[永久欠番]]」とのことで、健たちは反対しており受け入れなかったらしい）として派遣された軍人。しかし科学忍者隊に合流する前に殺害され、ギャラクターが送り込んだ偽物にすり替わられてしまった。第<span class="ltr">28</span>話の回想シーンでは死際に復活したジョーと会い、彼に偽ゲッツを追跡するよう言い残した。恋人がいる。なお、忍者隊に合流した偽ゲッツは尊大かつ生意気な口調でメンバーの反感を買っていた。
; パンサー
: 声 - [[曽我部和行]]
: 第<span class="ltr">33</span>話「怒りのG1号」に登場。飛行要塞「メカサターン」を指揮するギャラクター隊長。ウォーモンガー（戦争狂）的な性格で強敵と戦いたいがために、独断専行で破壊活動を決行して忍者隊を呼び寄せるが、健と[[一騎討ち]]の末に敗死する。自惚れ屋でありゲルサドラを見下しているが、[[暗器]]による格闘を筆頭に大口を叩くだけの実力を持った強敵であった。
; カイザー
: 声 - [[石丸博也]]
: 第<span class="ltr">35</span>話「ベルクカッツェの遺産」に登場。旧ギャラクター隊員A7号。カッツェの遺産である砲撃メカ「'''メカボルトン'''」を唯一操作出来る男。前作のクロスカラコルム本部攻防戦で死亡したかと思われていたが、ギャラクターと縁を切り、カイザーと名を変えて生存していた。とある事故で息子とジョーが知り合いとなり、その関係でカイザーとジョーも顔見知りとなる。
: ゲルサドラは彼を捜し出し、家族を人質に脅迫。一度だけとの約束でメカボルトンの砲手となってニューゴッドフェニックスを撃墜。その直後に基地が忍者隊の襲撃を受け、ジョーと対峙して互いの正体が露呈。ジョーへ息子にギャラクターの子だと知られたらとの悩みを打ち明けるが、ジョーは「俺もギャラクターの子さ」と自決しようとするカイザーを諭し、その命を救った。
; ギャラクター隊員
: 声 - [[稲葉実]]、[[千葉繁]]、[[笹岡繁蔵]]、[[屋良有作|黒部鉄]]、[[郷里大輔|長堀芳夫]]、[[幹本雄之|宮下勝]]、[[広瀬正志]]、[[小幡研二]]、他
: ギャラクターの一般隊員。マスクや隊員服は旧ギャラクターを引き継いでいるが、携帯火器が実体弾銃からレーザーガンになるなどの進歩も見られる。しかし、相変わらず士気や忠誠度は低く、やはり多くは忍者隊のやられ役であった。前作と違い、あまりコミカルな面は見られず、カイザーことA7号を筆頭にシリアスな描写が多かった。
: マスクやスーツのデザインが異なったギャラクター隊長は前作よりも登場する回数が少ない。また、第<span class="ltr">30</span>話を見る限り、色違いの隊員服を着たチーフも存在している模様である。
: なお、今作には全身灰色のボディスーツ姿をしたマーストラ配下の「火星ギャラクター隊員」や特殊部隊「'''ギャラコン'''」なる精鋭が存在する。

=== ラッフェルとサイボーグたち ===
; ドクターラッフェル
: 声 - [[千葉耕市]]
: 元はギャラクターに所属していた初老の科学者で、クロスカラコルムで死亡したジョーをサイボーグとして蘇生させた張本人。
: 総裁<span class="ltr">X</span>によれば、総裁<span class="ltr">X</span>とコンタクトを取って地球を教えた人間で当初はギャラクター創設に協力したが<ref>ただし、ガッチャマン<span class="ltr">II</span>のDVD-BOXのブックレットに書かれた解説の「遡ること数年前」は、<span class="ltr">3</span>年前に<span class="ltr">30</span>代半ばである筈のカッツェの年齢から逆算すると本編と矛盾する。また、証言が正しいならラッフェルは約<span class="ltr">40</span>年前、（彼の年齢が<span class="ltr">50</span>歳前後とするならば）<span class="ltr">10</span>代前半で<span class="ltr">X</span>とコンタクトしたことになる。</ref>、総裁の目論見を知ると反抗しだし、カッツェに命じて暗殺させたはずだったとのことである。鷹を飼っており、肩によくとまっている。
: ジョーをサイボーグ化した際に、総裁<span class="ltr">X</span>を倒すための仕掛けを施した。また、ジョー以前にもその実験台としてサイボーグ手術をしており<ref>旧作第<span class="ltr">27</span>話に登場したルシーや、旧作第<span class="ltr">43</span>話のロミナとジュリアもラッフェルの「作品」だった可能性もある。</ref>、第<span class="ltr">25</span>話では海中にサイボーグコロニーができるほどの数のサイボーグが生活していた。
: 第<span class="ltr">49</span>話にて居場所を突き止められ、総裁<span class="ltr">X</span>の秘密と居場所を健に教えようとするも、ギャラクターの白スーツ隊員の凶弾により殺された。
; キャッシー
: 声 - 上田みゆき
: 第<span class="ltr">13</span>話「青春のG2号」に登場する、謎の女性で、自ら「ジョーの影」と名乗る。実は彼女もジョーと同じサイボーグでありドクターラッフェルの命令を受けてジョーの影として、彼に加勢しギャラクター基地に潜入する。マグマの活動を止めるために「マグマ凝固装置」を持ち出し自ら命を絶とうとしたジョーを足止めしようと銃を撃ち、彼の代わりに彼女が自ら犠牲に「マグマ凝固装置」を持って崖からマグマの海に飛び込んで行った。
; ウルフ
: 声 - [[玄田哲章]]<ref>EDクレジットでは「'''源'''田 哲章」と誤表記されていた。</ref>
: 第<span class="ltr">25</span>話「悲しみのサイボーグ」に登場する、サイボーグの一人。ドクターラッフェルの命令を受けて、総裁<span class="ltr">X</span>の企みを暴くために隕石の回収に向かっていた途中ジョーと出会う。サイボーグたちが暮らせる「ロボットコロニー」が施設されており、「ドクターラッフェルの子供たち」と呼ばれるロボットやサイボーグの訓練場で猛訓練を受けてきた。'''RF-3'''という仲間もいる。ギャラクターが開発した「隕石誘導装置」で隕石を呼び寄せ、その流星群に墜落されたロボットコロニーは他のサイボーグもろとも全滅された。唯一生き延びたが既に瀕死の状態で、駆けつけてきたジョーにマイクロテープを託して絶命した。

=== ナレーター ===
: 声 - [[仲村秀生]]

== 登場メカ ==
; バードスタイル
: 科学忍者隊の特殊ユニフォーム。外見的には前作と大きな変化はない。しかし、今作からは宇宙活動用の'''バードスーツ'''が用意され、<span class="ltr">OP</span>でも着用した忍者隊の勇姿が見られる。これは機動宇宙服と生命維持装置および無線機（宇宙空間ではブレスレットで交信不可能なので、この状態では腕には填めていない）のセットで、鳥を模したマントは省略されたものの、ヘルメットや服の色遣いは忍者隊各人のイメージをほぼ引き継いでいる。ただし、さすがにジュンのミニスカスタイルまでは再現されなかった。
: また、各自の武器の他、今作から共通の武器として全員に拳銃型レーザーガン「'''ソニックガン'''」が支給された。第<span class="ltr">12</span>話の甚平によるとショックガン（神経麻痺銃）としても使用可能らしい。
:; 科学忍法竜巻ファイター
:: 前作から引き続いて使用される科学忍者隊の必殺技。前作と違い、『<span class="ltr">II</span>』では科学忍者隊が櫓を組まず、円陣を組んでバックルからのエネルギーを集めて強風を起こすスタイルに変更されている。
; ニューゴッドフェニックス
: ゴッドフェニックスの後継機。旧ゴッドフェニックスはG-5号を中心として合体（と言うより収納）するシステムだった上、分離した状態だとG-5号が戦闘に不向きなメカになってしまい、後方で待機させざるを得ない状況になることが多かったため、総合的な戦闘能力に問題があった。そのためニューゴッドフェニックスでは最初から本体は忍者隊メカの基地として考え、本体に<span class="ltr">5</span>機の忍者隊メカを収納するシステムに改めた。本体には操縦サポートロボット・パイマーが搭載され、戦闘時に忍者隊全員が出動可能になり、竜が留守番をする必要はなくなっている。収容されているG1号機のサイズから推定すると、全長が旧ゴッドフェニックスの倍以上はある大型な機体である<ref>設定では全長約200mと巡洋艦並みのサイズ。</ref>。ちなみに第<span class="ltr">8</span>話で宇宙用大型ブースターを装着した状態では、全長は320m。重量11400tと設定されている<ref>[[小学館集英社プロダクション]]『科学忍者隊ガッチャマン アニメアーカイブス』（2013年）P24。</ref>。
: 初代以上にモチーフの「不死鳥」を強調したデザインとなっており、機首にはズバリ鳥の顔が意匠として施されているが、これは番組スポンサーであった[[ポピー (玩具メーカー)|ポピー]]の[[村上克司]]のアイデアである。しかし、このデザインは下手をすると[[タイムボカンシリーズ]]辺りに出て来そうな玩具的な造形であり、前作のファンは紅白の機体色から「空飛ぶニワトリ」と酷評するなど、評判はあまり良くない（一方では同時期に放映されていた『[[ヤッターマン]]』のヤッターワンやヤッターキングを意識しているとの見方もある）。ちなみに[[大河原邦男]]による初期のデザイン段階では、旧ゴッドフェニックスのリファイン版的な直線的で割合シンプルなデザインだったそうである。
: 武装は機首部左右に引き込み式になっている<span class="ltr">10</span>連装式バードミサイル計二基と胴下の<span class="ltr">4</span>連装機関砲（第<span class="ltr">31</span>話で使用）。最大速度はマッハ<span class="ltr">5</span>。空中はむろん、水中や宇宙航行も可能。水中限界深度は旧ゴッドフェニックスの<span class="ltr">4</span>倍以上の深度一万<span class="ltr">m</span>以上である（第<span class="ltr">17</span>話）。また、[[VTOL]]機能や<span class="ltr">G</span>タウンよりの垂直発進も可能（第<span class="ltr">8</span>話、第<span class="ltr">44</span>話）。前作と同じく「科学忍法・火の鳥」を使うことが可能で、この状態を再現した真紅のカラーリングの「ニューゴッドフェニックス・火の鳥」の玩具も発売された。バリエーション技の「火の鳥・影分身」も使用可能で第<span class="ltr">6</span>話にて使用した際は、ニューゴッドフェニックスを中心として各<span class="ltr">G</span>メカをピラミッド状に配置しパイマーが操縦するニューゴッドフェニックスが「科学忍法・火の鳥」を行った。
: 無敵とも思われる「火の鳥」だが、本作品ではベルク・カッツェの遺産であるギャラクターの砲撃メカ「メカボルトン（第<span class="ltr">35</span>話に登場）」に劇中で敗れており（前作では第<span class="ltr">22</span>話、第<span class="ltr">60</span>話、第<span class="ltr">67</span>話の都合<span class="ltr">3</span>回敗れている）、次作『<span class="ltr">F</span>』では必殺技が「科学忍法ハイパーシュート」に取って代わられることとなる。なお、同機はメカボルトン戦で完全に破壊されているため、ニューゴッドフェニックスは予備機が常に<span class="ltr">G</span>タウンに用意されていたと見るべきだろう。
; Gメカ各機
: 科学忍者隊の個人マシン。前作と違いブレスレット（および流体特殊ボディとマジックバーナー）による変形機能はなく、日常時における一般使用は考慮されていない。なお、一部の<span class="ltr">G</span>メカはスペック上、旧作よりも数値が劣っている<ref>G-2号機、最高時速1000km/h→600km/h。G-3号機、最高速度700km/h→400km/h。など。主に地上メカがスペックダウンされている。</ref>。
:; イーグルシャープ（G-1号）
:: 健の新マシン。機体色は赤。水中や宇宙航行も可能な三発の小型戦闘機で、武装は胴体左右の「イーグルミサイル」とバルカン砲。主翼を「カッターウイング」として使用可能。
:: 尾部に合体した旧G-1号とは異なり、ニューゴッドフェニックスの機首部に格納される。このため劇中、ニューゴッドフェニックスが敵基地に機首を突入させてイーグルシャープが発進し、内部から敵基地を破壊する戦法がしばしば行われた。
:: 最高速度マッハ<span class="ltr">5</span>。第<span class="ltr">31</span>話で改良が加えられ、単独での大気圏離脱/突入が可能となった<ref>すなわちマッハ<span class="ltr">5</span>以上の[[宇宙速度]]が出ていることになる。</ref>。
:; コンドルアタッカー（G-2号）<ref>準備稿での名は「コンドル・コンバッツ・アタック」　月刊『[[アニメージュ]]』S53年<span class="ltr">9</span>月号、P24。</ref>
:: ジョーの新マシン。機体色は黒。旧G-2号では不可能だった水上・水中、空中、果ては地中での活躍が可能な<span class="ltr">6</span>輪の高速[[装甲戦闘車両|AFV]]。屋根上に本体から操作可能な、猛禽型の「'''ファイアーターゲッター'''」と呼ばれる無人攻撃機を装備。これは小型の'''火の鳥'''にもなり、敵を撃ち抜くことが可能。車体前部の左右に「コンドルミサイル」も装備。
:: ニューゴッドフェニックスの左翼根元に格納される。
:; オートスワン（G-3号）<ref>準備稿での名は「バード・チョッパー」 月刊『アニメージュ』S53年<span class="ltr">9</span>月号、P24。</ref>
:: ジュンの新マシン。機体色は白。滑空能力を持つ[[オートバイ]]。両サイドに「スワニーミサイル」が装備されている。
:: ニューゴッドフェニックスの右翼根元に格納される。
:; スワローヘリコ（G-4号）<ref>準備稿での名は「ヘリコ・タンク」 月刊『アニメージュ』S53年<span class="ltr">9</span>月号、P25。</ref>
:: 甚平の新マシン。機体色は青。水陸空運航可能な特殊[[ヘリコプター]]で、翼の部分をブーメランとして使うことが出来る。胴体左右に「スワローミサイル」も装備。
:: ニューゴッドフェニックスの尾部に格納される。
:; ホーンドタンク（G-5号）
:: 竜の新マシン。機体色は緑。前部が開いて巨大な[[ボウリング]]球状の大型爆弾「'''ホーンドボウリング'''」を投射可能な他、上部ターレットに「ホーンドミサイル」、車体前部に機関砲二門を装備している戦車。[[履帯]]式だが水中航行も可能。初代ゴッドフェニックスの本体であった旧G-5号とは異なり、完全に独立した竜専用マシンである。
:: ニューゴッドフェニックスの背部に格納される。
; Gタウン
: 科学忍者隊の水中移動基地。設計者は南部博士とビル・ダグラス博士。前作の移動基地三日月サンゴ礁に比較すると完全水没型で水中[[空母]]的な趣があり、ニューゴッドフェニックス収容に対応して遙かに大型化されている<ref>設定では全長は2860m、全幅900m、全高88mと、歴代基地の中では最も大型である（『科学忍者隊ガッチャマン アニメアーカイブス』P29）。</ref>。ニューゴッドフェニックスのドックに支援設備、居住区画や研究ラボを備えており、シリーズを通して損害らしい損害は受けていないが（第<span class="ltr">20</span>話で多数のミサイルを被弾してもびくともしなかった。ただし、第<span class="ltr">47</span>話では'''ギャラコン'''の潜入工作により海溝に沈められる）、次作『<span class="ltr">F</span>』では<span class="ltr">2</span>話以降未登場（<span class="ltr">1</span>話も室内が登場しただけ）である。
: なお、準備稿では'''あかぎ'''という個艦名も用意されていたが、本編では未使用に終わった<ref>月刊『アニメージュ』S53年<span class="ltr">9</span>月号、P25。</ref>。
; 地底潜航艇
: 第<span class="ltr">30</span>話に登場。地底活動が可能なISOの調査用特殊艇。岩盤を溶解させる削岩ビームと二本のドリルを装備。帰郷していた竜を除く科学忍者隊が乗り込み、地底を掘り進んでギャラクターの偽装タンカーへ突入した。
; オービタ<span class="ltr">G</span>号
: 第<span class="ltr">44</span>話、<span class="ltr">45</span>話に登場。マーストラの火星基地を破壊するために用意された単座小型宇宙艇。発進時にはニューゴッドフェニックスをブースターにして空中発射された。『<span class="ltr">F</span>』のG-1号機的な三角形の胴体に主翼とブースターを取り付けたような形状で、ペイロードの関係で搭載武器はレーザーガンとミサイル<span class="ltr">1</span>発のみである。健がパイロットとなってマーストラ円盤の迎撃をかいくぐり、火星基地のソーラーシフター破壊に成功するが、機体制御回路を破壊され、帰還分の[[酸素]]も尽きて絶体絶命のピンチに陥る。
; G-7号ロケット
: 第<span class="ltr">45</span>話に登場。オービタ<span class="ltr">G</span>号救出に<span class="ltr">G</span>タウンより打ち上げられた長距離ロケット。船体に「G-7」とマーキングがある。一人用の救命カプセルを装備。ジョーが操縦して漂流中の健を救出後、ダム湖へ向けてミサイル代わりに特攻させた。
; ゴッドフェニックス
: 前作でガッチャマンの主戦力だった大型戦闘機。本作品ではパンドラ博士が操縦した。
; メカ鉄獣
: ギャラクターが使用する巨大機動兵器の総称。しかし巨大巡航ミサイル「シータイガー」や「新型爆撃機」など、必ずしもギャラクターの巨大メカすべてがメカ鉄獣ではない。「ファイヤーバット」他、動植物をモチーフにした物が多い。劇中ではソーラーシフト計画の護衛または囮として使用されることが多く、前作のようにメカ鉄獣単体による作戦はあまり行われなかった。なお、劇中では「メカ鉄獣」と呼ばれていたが、単に「鉄獣」「鉄獣メカ」とも呼称され、その呼び名は一定していない。
; ソーラーシフター
: ソーラーシフト計画の根幹を成すメカ。
: メインビーム砲とも称され、[[パラボラアンテナ]]状のビーム砲からエネルギービームを太陽に照射することで恒星を移動させる。大半が固定式だが「メガフラッシャー」のようにメカ鉄獣自体がソーラーシフターである場合もあった。
: 本作品においてギャラクター最大の目的がソーラーシフターの稼働であり、世界各地（含、火星 / 金星）に建造されたソーラーシフターを巡って、科学忍者隊との攻防戦が繰り広げられることとなった。
; ゲルサドラ円盤
: ゲルサドラ専用機。主に基地間の移動やメカ鉄獣からの脱出用に使用される真っ赤なアダムスキー型の単座機で、武装の有無は不明（戦闘用として使われた事例はない）。余り丈夫ではないらしく、第<span class="ltr">41</span>話や第<span class="ltr">52</span>話に見られるように被弾から不時着するケースも多々あった。
; マーストラ円盤
: マーストラ専用機。大気圏内と火星 - 地球間も往復航行可能な巨大円盤。多数の鉄獣を搭載可能。単機で宇宙基地を破壊するなど武装も充実し、体当たりで山すら崩せる。だが『<span class="ltr">F</span>』第<span class="ltr">30</span>話にてエゴボスラー伯爵に見捨てられ、孤立無援のまま撃墜される。

== 制作スタッフ ==
*製作：[[吉田竜夫]]→[[吉田健二]]
*原作：吉田竜夫（連載誌 - 『[[てれびくん]]』<ref>OPのクレジットではテレビくんと表示された</ref>、『[[小学館の学年別学習雑誌|小学館学習雑誌]]』）
*企画：吉田健二（[[タツノコプロ]]）、[[鳥海尽三]]（鳥プロ）
*キャラクターデザイン：九里一平、[[天野喜孝]]、[[高田明美]]
*美術デザイン：[[中村光毅]]
*メカニックデザイン：[[大河原邦男]]
*作画監修：[[宮本貞雄]]
*オープニングアニメーション：[[須田正己]]
*文芸担当：陶山智
*SF考証：[[柴野拓美|小隅黎]]
*音楽：小西礼二郎（第<span class="ltr">1</span>話のみ）、[[ボブ佐久間]]、[[筒井広志]]
*プロデューサー：[[九里一平]]、中野政則、柴田勝
*総監督：[[笹川ひろし]]
*監督補：原征太郎
*作画監督：野部駿夫
*作画担当：河井静男、西川忠良、加藤和恵
*美術担当：佐藤輝信、佐藤広明
*録音ディレクター：[[水本完]]
*録音：兼子芳博
*効果：[[加藤昭二]]（[[アニメサウンドプロダクション]]）
*現像：[[IMAGICA Lab.|東洋現像所]]、スキアニメ協力
*編集：三木幸子、戸田れい子
*進行：伏川政明、羽田野智子、山田良一、田村常夫、由井正俊、庄司清、網倉雅弘、中田和久、吉田哲
*トレス：小野静子、高山洋子
*検査：深沢弓、長岡恵、及川あつ子、上村祐子、片岡三生
*特殊効果： 朝沼清良、村上正博、向井稔、阿部郷、山崎雅典、山崎保
*色指定：岡嶋国敏、藤田弘美、羽生道代、向井稔、小黒光子
*担当：[[別所孝治]]、田島潔（[[フジテレビジョン|フジテレビ]]）、内間稔、[[大野実 (プロデューサー)|大野実]]（読売広告社）
*協力：[[読売広告社]]
*制作：タツノコプロ、フジテレビ

== 音楽 ==
BGMは[[筒井広志]]が本作品のために新たに作った曲の他、前作テレビ版（[[ボブ佐久間]]作・編曲）や同劇場版の[[交響組曲 科学忍者隊ガッチャマン]]（[[すぎやまこういち]]作・編曲）からの流用もあった。一方、主題歌・挿入歌はすべて、すぎやまこういちが作・編曲した。

劇場版の音楽だった「交響組曲 科学忍者隊ガッチャマン」のフレーズが<span class="ltr">ED</span>「明日夢みて」の間奏や挿入歌「燃ゆる火の鳥」の前奏に含まれている。

=== 主題歌 ===
; オープニングテーマ「われらガッチャマン」
: 作詞 - [[保富康午]] / 作曲・編曲 - すぎやまこういち / 歌 - [[ささきいさお]]、[[音羽ゆりかご会|コロムビアゆりかご会]]
: OP映像は第<span class="ltr">1</span>話-31話までの前期。第<span class="ltr">32</span>話以降の後期の<span class="ltr">2</span>パターン存在した。後期<span class="ltr">OP</span>は忍者隊が宇宙基地らしき円筒通路を360°全方位に展開して走ったり、宇宙バイク（本編未登場）に跨って月面上（？）を進撃するなど、宇宙活動が強調されたものとなっている。
; エンディングテーマ「明日夢みて」
: 作詞 - 保富康午 / 作曲・編曲 - すぎやまこういち / 歌 - ささきいさお、[[堀江美都子]]
: ED映像では全シリーズの<span class="ltr">OP</span>・<span class="ltr">ED</span>中唯一、バードスタイルに変身していない普段着の<span class="ltr">5</span>人が描かれている。

=== 挿入歌・イメージソング ===
; 「ガッチャマンの祈り」
: 作詞 - 保富康午 / 作曲・編曲 - すぎやまこういち / 歌 - ささきいさお
; 「燃ゆる火の鳥」
: 作詞 - 松山貫之 / 作曲・編曲 - すぎやまこういち / 歌 - [[水木一郎]]、[[ザ・チャープス]]
; 「ガッチャマン・マーチ」
: 作詞 - 保富康午 / 作曲・編曲 - すぎやまこういち / 歌 - ささきいさお、コロムビアゆりかご会
; 「よみがえれ歩き出せ 〜ジョーの歌〜」
: 作詞 - 保富康午 / 作曲・編曲 - すぎやまこういち / 歌 - ささきいさお
; 「大鷲は高く飛ぶ 〜健の歌〜」
: 作詞 - 保富康午 / 作曲・編曲 - すぎやまこういち / 歌 - 水木一郎
; 「僕等のガッチャマン」
: 作詞 - [[笹川ひろし]] / 作曲・編曲 - すぎやまこういち / 歌 - ささきいさお、コロムビアゆりかご会
; 「ミミズクとツバクロ」
: 作詞 - 保富康午 / 作曲・編曲 - すぎやまこういち / 歌 - 水木一郎
; 「地球に花の冠を」
: 作詞 - 保富康午 / 作曲・編曲 - すぎやまこういち / 歌 - ささきいさお、ザ・チャープス

== 各話リスト ==
{| class="wikitable" style="font-size:small;"
|-
!話<span class="ltr">!!</span>放送日<span class="ltr">!!</span>サブタイトル<span class="ltr">!!</span>脚本<span class="ltr">!!</span>演出
|-
|1||'''1978年'''<br />10月<span class="ltr">1</span>日||総裁<span class="ltr">X</span>の逆襲||rowspan="2"|[[鳥海尽三]]||原征太郎
|-
|2||10月<span class="ltr">8</span>日||謎の羽根手裏剣||[[西久保瑞穂]]
|-
|3||10月<span class="ltr">15</span>日||地獄のブラックナイツ||久保田圭司||棚橋一徳
|-
|4||10月<span class="ltr">22</span>日||かえって来たジョー!?||陶山智||[[真下耕一]]
|-
|5||10月<span class="ltr">29</span>日||謎の原人大襲来||rowspan="2"|[[山本優]]||西久保瑞穂
|-
|6||11月<span class="ltr">5</span>日||衝撃のピラミッドパワー||[[押井守]]
|-
|7||11月<span class="ltr">12</span>日||恐怖のミュータント作戦||久保田圭司||[[布川ゆうじ]]<br />原征太郎
|-
|8||11月<span class="ltr">19</span>日||月世界の火の鳥||曽田博久||[[うえだひでひと|植田秀仁]]
|-
|9||11月<span class="ltr">26</span>日||滅亡のベルクカッツェ||陶山智||西久保瑞穂
|-
|10||12月<span class="ltr">3</span>日||赤道の雪嵐||rowspan="4"|山本優||押井守
|-
|11||12月<span class="ltr">10</span>日||争奪<span class="ltr">!</span>ハイプルニウム600||真下耕一
|-
|12||12月<span class="ltr">17</span>日||Dr.ラッフェルの秘密||布川ゆうじ<br />原征太郎
|-
|13||12月<span class="ltr">24</span>日||青春のG2号||西久保瑞穂
|-
|14||12月<span class="ltr">31</span>日||宇宙のレッドインパルス||rowspan="2"|[[曽田博久]]||[[案納正美]]<br />小鹿英吉
|-
|15||'''1979年'''<br />1月<span class="ltr">7</span>日||純情のG5号||rowspan="2"|真下耕一
|-
|16||1月<span class="ltr">14</span>日||空白のジョー||陶山智
|-
|17||1月<span class="ltr">21</span>日||悪魔の方程式||佐藤和男||押井守
|-
|18||1月<span class="ltr">28</span>日||宇宙船応答せず||曽田博久||布川ゆうじ<br />原征太郎
|-
|19||2月<span class="ltr">4</span>日||異次元空間のワナ||rowspan="2"|山本優||西久保瑞穂
|-
|20||2月<span class="ltr">11</span>日||Gタウン危機一髪||案納正美<br />小鹿英吉
|-
|21||2月<span class="ltr">18</span>日||青春の折れた翼||曽田博久||西久保瑞穂
|-
|22||2月<span class="ltr">25</span>日||謎のストーンヘンジ||佐藤和男||布川ゆうじ<br />真下耕一
|-
|23||3月<span class="ltr">4</span>日||北極に消えた愛||[[酒井あきよし]]||[[西牧秀夫|西牧秀雄]]<br />[[広川和之]]
|-
|24||3月<span class="ltr">11</span>日||疑惑のG2号||rowspan="2"|山本優||植田秀仁
|-
|25||3月<span class="ltr">18</span>日||悲しみのサイボーグ||小鹿英吉
|-
|26||3月<span class="ltr">25</span>日||謎の秘書パンドラ||rowspan="2"|陶山智||西久保瑞穂
|-
|27||4月<span class="ltr">1</span>日||南部博士死す!||[[笹川ひろし]]<br />真下耕一
|-
|28||4月<span class="ltr">8</span>日||愛を奪った羽根手裏剣||山本優||植田秀仁
|-
|29||4月<span class="ltr">15</span>日||生か死か<span class="ltr">!</span>魔の北壁||rowspan="2"|曽田博久||[[高橋資祐]]<br />原征太郎
|-
|30||4月<span class="ltr">22</span>日||故郷に帰った竜||真下耕一
|-
|31||4月<span class="ltr">29</span>日||撃墜された大鷲||rowspan="2"|山本優||棚橋一徳<br />植田秀仁
|-
|32||5月<span class="ltr">6</span>日||G1号アンデスの愛||[[富野由悠季|斧谷稔]]<br />小鹿英吉
|-
|33||5月<span class="ltr">13</span>日||怒りのG1号||陶山智||西久保瑞穂
|-
|34||5月<span class="ltr">20</span>日||アマゾンの鉄魔獣||曽田博久||西牧秀雄<br />原征太郎
|-
|35||5月<span class="ltr">27</span>日||ベルクカッツェの遺産||海老沼三郎||植田秀仁
|-
|36||6月<span class="ltr">3</span>日||悲しみの地底都市||佐藤和男||八尋旭<br />高井戸仁
|-
|37||6月<span class="ltr">10</span>日||燃えろ<span class="ltr">!</span>はがねの翼||曽田博久||真下耕一
|-
|38||6月<span class="ltr">17</span>日||電磁メカ鉄魔竜||鳥海尽三||西牧秀雄<br />津田義三
|-
|39||6月<span class="ltr">24</span>日||虹のコンドル||山本優||山口直樹<br />津田義三
|-
|40||7月<span class="ltr">1</span>日||激闘<span class="ltr">!</span>魔のアニマル作戦||rowspan="2"|陶山智||案納正美<br />小鹿英吉
|-
|41||7月<span class="ltr">8</span>日||ガッチャマン対ゲルサドラ||高井戸仁<br />植田秀仁
|-
|42||7月<span class="ltr">15</span>日||闇に動く天文台||rowspan="3"|鳥海尽三||西久保瑞穂
|-
|43||7月<span class="ltr">22</span>日||火星からのインベーダー||内田有紀彦<br />真下耕一
|-
|44||7月<span class="ltr">29</span>日||たたけ<span class="ltr">!</span>邪悪の火星基地||平谷寿敏<br />植田秀仁
|-
|45||8月<span class="ltr">5</span>日||魔のソーラーシフト計画||陶山智||平谷寿敏<br />津田義三
|-
|46||8月<span class="ltr">12</span>日||あばかれたガッチャマン||rowspan="2"|鳥海尽三||小鹿英吉
|-
|47||8月<span class="ltr">26</span>日||必殺<span class="ltr">!</span>二羽の火の鳥||内田有紀彦<br />西久保瑞穂
|-
|48||9月<span class="ltr">2</span>日||史上最大の大津波||陶山智||植田秀仁
|-
|49||9月<span class="ltr">9</span>日||燃えよ<span class="ltr">!</span>コンドル||鳥海尽三||西久保瑞穂
|-
|50||9月<span class="ltr">16</span>日||謎<span class="ltr">!</span>謎<span class="ltr">?</span>ゲルサドラの母||酒井あきよし||小鹿英吉<br />石田昌久
|-
|51||9月<span class="ltr">23</span>日||悲しみのゲルサドラ||陶山智||内田有紀彦<br />津田義三
|-
|52||9月<span class="ltr">30</span>日||総裁<span class="ltr">X</span>の滅亡||鳥海尽三||真下耕一
|}

* 第<span class="ltr">46</span>話と第<span class="ltr">47</span>話の間に、第<span class="ltr">28</span>話「愛を奪った羽根手裏剣」の再放送があった。

== 放送局 ==
系列は放送終了時点の系列、放送時間は個別に出典が提示されている局を除き1979年<span class="ltr">9</span>月終了時点のものとする<ref>{{Cite journal |和書 |journal=[[アニメージュ]] |issue=1979年<span class="ltr">10</span>月号 |publisher=[[徳間書店]] |title=全国放映リスト |pages=70 - 71}}</ref>。
{| class="wikitable" style="font-size:smaller"
|-
!放送地域<span class="ltr">!!</span>放送局<span class="ltr">!!</span>放送系列<span class="ltr">!!</span>放送時間<span class="ltr">!!</span>備考
|-
|[[広域放送|関東広域圏]]||フジテレビ||rowspan="4"|[[フジネットワーク|フジテレビ系列]]||rowspan="21"|日曜 18:00 - 18:30||'''キー局'''
|-
|[[北海道]]||[[北海道文化放送]]||
|-
|[[宮城県]]||[[仙台放送]]||<ref>『河北新報』1979年<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">2</span>日 - 9月<span class="ltr">30</span>日付朝刊、テレビ欄。</ref>
|-
|[[秋田県]]||[[秋田テレビ]]||
|-
|[[山形県]]||[[山形テレビ]]||フジテレビ系列<br />[[オールニッポン・ニュースネットワーク|テレビ朝日系列]]||
|-
|[[長野県]]||[[長野放送]]||rowspan=13|フジテレビ系列||
|-
|[[静岡県]]||[[テレビ静岡]]||
|-
|[[富山県]]||[[富山テレビ放送|富山テレビ]]||
|-
|[[石川県]]||[[石川テレビ放送|石川テレビ]]||
|-
|[[福井県]]||[[福井テレビジョン放送|福井テレビ]]||
|-
|中京広域圏||[[東海テレビ放送|東海テレビ]]||
|-
|近畿広域圏||[[関西テレビ放送|関西テレビ]]||
|-
|[[鳥取県]]・[[島根県]]||[[山陰中央テレビジョン放送|山陰中央テレビ]]||
|-
|[[岡山県]]<br />→[[岡山県・香川県の放送|岡山県・香川県]]||[[岡山放送]]||<ref>1979年<span class="ltr">3</span>月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局。第<span class="ltr">26</span>話までの放送エリアは岡山県のみ。電波相互乗り入れに伴い第<span class="ltr">27</span>話から香川県でも放送。なお電波相互乗り入れ前の放送時間は1979年<span class="ltr">2</span>月中旬 - 3月上旬時点では火曜 19:00 - 19:30に放送された（出典：「全国放映リスト」『アニメージュ』1979年<span class="ltr">3</span>月号、徳間書店、<span class="ltr">47</span>頁）。</ref>
|-
|[[広島県]]||[[テレビ新広島]]||
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|[[愛媛県]]||[[テレビ愛媛|愛媛放送]]||現・テレビ愛媛。
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|[[福岡県]]||[[テレビ西日本]]||
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|[[佐賀県]]||[[サガテレビ]]||
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|[[熊本県]]||[[テレビ熊本]]||rowspan=2|フジテレビ系列<br />[[日本テレビネットワーク協議会|日本テレビ系列]]<br />テレビ朝日系列||
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|[[宮崎県]]||[[テレビ宮崎]]||
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|[[沖縄県]]||[[沖縄テレビ放送|沖縄テレビ]]||フジテレビ系列||
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|[[青森県]]||[[青森放送]]||日本テレビ系列<br />テレビ朝日系列||土曜 17:00 - 17:30||
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|[[岩手県]]||[[IBC岩手放送|岩手放送]]||[[ジャパン・ニュース・ネットワーク|TBS系列]]||木曜 17:30 - 18:00<ref>『河北新報』1979年<span class="ltr">9</span>月<span class="ltr">6</span>日 - 9月<span class="ltr">27</span>日付朝刊、テレビ欄。</ref>||現・IBC岩手放送。
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|[[福島県]]||[[福島テレビ]]||TBS系列<br />フジテレビ系列||日曜 17:30 - 18:00<ref>『福島民報』1978年<span class="ltr">11</span>月<span class="ltr">12</span>日 - 1979年<span class="ltr">11</span>月<span class="ltr">11</span>日付朝刊、テレビ欄。</ref>||
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|[[山梨県]]||[[山梨放送]]||日本テレビ系列||月曜 19:00 - 19:30||
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|[[新潟県]]||[[NST新潟総合テレビ|新潟総合テレビ]]||フジテレビ系列<br />日本テレビ系列<br />テレビ朝日系列||水曜 18:30 - 19:00||現・NST新潟総合テレビ。
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|[[山口県]]||[[山口放送]]||日本テレビ系列<br />テレビ朝日系列||火曜 17:15 - 17:45||
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|[[徳島県]]||[[四国放送]]||rowspan=2|日本テレビ系列||rowspan=2|水曜 17:30 - 18:00||
|-
|[[高知県]]||[[高知放送]]||
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|[[長崎県]]||[[テレビ長崎]]||フジテレビ系列<br />日本テレビ系列||金曜 18:30 - 19:00||
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|[[大分県]]||[[大分放送]]||TBS系列||土曜 18:00 - 18:30||
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|[[鹿児島県]]||[[鹿児島テレビ放送|鹿児島テレビ]]||日本テレビ系列<br />フジテレビ系列<br />テレビ朝日系列||土曜 17:55 - 18:25||
|}

== 漫画 ==
*放映当時、雑誌『[[マンガくん]]』（[[小学館]]）第<span class="ltr">19</span>号よりタイアップとして漫画の連載がなされていた。構成・画は早田光茂。本放送開始前に作画されたため、第<span class="ltr">1</span>話では総裁<span class="ltr">X</span>が旧デザインのままなどの差違が見られる。
*『[[小学二年生]]』（小学館）でも1978年<span class="ltr">11</span>月号から1979年<span class="ltr">3</span>月号まで、[[坂丘のぼる]]による漫画が連載された。
*『[[てれびくん]]』（小学館） 1978年<span class="ltr">10</span>月号から1979年<span class="ltr">9</span>月号まで連載、作画：[[しのはら幸雄]]

== 脚注 ==
{{Reflist}}

== 関連項目 ==
* [[科学忍者隊ガッチャマン]]（前作）
* [[科学忍者隊ガッチャマン<span class="ltr">F</span>]]（パート<span class="ltr">3</span>）

{{前後番組
|放送局= [[フジテレビジョン|フジテレビ]][[フジネットワーク|系列]]
|放送枠= [[フジテレビ系列日曜夕方<span class="ltr">6</span>時台枠のアニメ|日曜日<span class="ltr">18</span>時台前半]]
|番組名= 科学忍者隊ガッチャマンII
|前番組= [[一発貫太くん]]|
|次番組= [[科学忍者隊ガッチャマン<span class="ltr">F</span>]]
}}{{タツノコプロ}}{{笹川ひろし監督作品}}
{{科学忍者隊ガッチャマン}}
{{デフォルトソート:かかくにんしやたいかつちやまんつう}}
[[Category:科学忍者隊ガッチャマン|2]]
[[Category:アニメ作品 か|かくにんしやたいかつちやまんつう]]
[[Category:1978年のテレビアニメ]]
[[Category:フジテレビ系アニメ]]
[[Category:タツノコプロ]]
[[Category:読売広告社のアニメ作品]]
[[Category:曽田博久のシナリオ作品]]
[[Category:忍者アニメ]]
[[Category:世界各地を舞台としたアニメ作品]]
[[Category:漫画作品 か|かくにんしやたいかつちやまんつう]]
[[Category:1978年の漫画]]
[[Category:少年ビッグコミック]]
[[Category:小学館の学年誌の漫画作品]]