藤原啓治のソースを表示

== 特色 ==
方言は[[東北方言|東北弁]]{{R|kenproduction}}。

役柄としては、父親や保護者、チームのまとめ役といったポジションを演じることが多い<ref name="realsound">{{Cite web|和書|author=安田周平 |date=2020-04-21 |url= https://realsound.jp/movie/2020/04/post-541914.html|title=藤原啓治さんが父親役とケレン味溢れる悪役でみせた存在感　トニー・スタークとの共通点も|website=[[リアルサウンド|リアルサウンド映画部]] |accessdate=2022-10-01}}</ref>。映画ライターの杉本穂高は藤原が他界した際、藤原の声優としての魅力について「少し抜けているけどカッコよさを兼ね備えた厚みのある人間を演じるのが、非常に上手い方だったと思います。カッコよさの中に多面的なユーモアや寂しさなどを取り入れ、声の色艶で様々な感情を表現する稀有な声優さんだったと思います。日本の芸能界にとっては本当に大事な存在でした」と評した<ref name="realsound"/>。

ナレーターとしても活動しており、『[[ケロロ軍曹 (アニメ)|ケロロ軍曹]]』や『[[スクールランブル (アニメ)|スクールランブル]]』などのアニメでナレーションを担当していた。

『[[ゾイド -ZOIDS-]]』、『[[鋼の錬金術師 (アニメ)|鋼の錬金術師]]』、『[[天保異聞 妖奇士]]』、『[[BLOOD+]]』、『[[機動戦士ガンダム<span class="ltr">00</span>]]』、『[[青の祓魔師 (アニメ)|青の祓魔師]]』、『[[マギ (漫画)|マギ]]』など、人気のアニメ枠・[[毎日放送土曜<span class="ltr">6</span>時枠|土<span class="ltr">6</span>]]、後に[[毎日放送制作日曜夕方<span class="ltr">5</span>時枠のアニメ|日<span class="ltr">5</span>]]（[[毎日放送]]製作、[[TBSテレビ|TBS]]系列）に頻繁に出演していた。

[[原恵一]]監督作品には常連として多く出演しており、原も[[矢島晶子]]共々「いつも僕の作品にご出演頂いています」とコメントしている。また、藤原本人も原から『百日紅〜Miss HOKUSAI〜』への出演オファーをもらった際には、「待ってたぜ原さん<span class="ltr">!</span>」と出演に対して喜ぶコメントをしている<ref>{{Cite web|和書|website=アニメイトタイムズ|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1425519986|title=入野自由さんが美青年・吉弥役で、原恵一監督作品に初出演！　Production I.G制作の長編アニメ『百日紅（さるすべり）』矢島晶子さん・藤原啓治さんの出演も決定|accessdate=2019-02-19}}</ref>。

『[[アイアンマン (映画)|アイアンマン]]』（劇場公開版）の[[トニー・スターク]]役（同シリーズの第<span class="ltr">1</span>作、[[アイアンマン2|第<span class="ltr">2</span>作]]のテレビ朝日『[[日曜洋画劇場]]』版に限っては[[池田秀一]]、第<span class="ltr">1</span>作の機内上映版に限っては[[桐本拓哉]]が担当）を吹き替えてからは、[[ロバート・ダウニー・<span class="ltr">Jr</span>]]の専属（[[フィックス]]）声優としても知られていた<ref>{{Cite news|和書|url=https://www.nikkansports.com/m/entertainment/news/amp/202004160000410.html|newspaper=[[日刊スポーツ]]|accessdate=2024-03-11|title=「クレしん」野原ひろし役　声優藤原啓治さん死去publisher=日刊スポーツ新聞社}}</ref><ref name="ciatr">{{Cite news|author=松平光冬|title=字幕版より面白い！？吹き替えが最高な映画＆テレビドラマを大特集！|newspaper=ciatr[シアター]|publisher=株式会社viviane|date=2018-05-15|url=https://ciatr.jp/topics/309916?page=2|accessdate=2023-10-08}}</ref>。藤原はロバートが細かい表現をする表情の魅力などを意識して吹き替えをしていたと明かしており、何度も演じたことから、芝居の質や傾向、持ち味が理解出来たという。また、生前はロバートの吹き替えについて「昔から好きな俳優の一人だったので、（声を）アテさせてもらえる機会が多いのはうれしいなと思っています」と喜びを語っていた。ロバートの芝居については「軽い部分があって、どこか真剣味に欠けていて（笑）、皮肉っぽくて、ひねった表現が多いと感じていました」と分析しており、上述の通り『アイアンマン』でブレイクする前にも『[[ジョニー・ビー・グッド]]』で既に担当歴があったが、「その時の印象とほとんど変わっていないですね」とも語っていた<ref name="fukikaekingdom">{{Cite web|和書|url=https://www.fukikaekingdom.com/post-919/ |title= 藤原啓治さんインタビュー|publisher= 吹替キングダム|date=2015-07-22 |accessdate= 2023-05-22}}</ref>。