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Dear Pianissimo︵ディアピアニッシモ︶は、工画堂スタジオから2006年8月11日に発売されたコンピュータゲームである。
フィギュアにデータを内蔵したMusic Angel Collectionの第一弾。
2007年6月29日に新キャラクター、新シナリオ、キャラクターボイスなどを追加し、DVD-ROMソフトとして再構築した﹃Dear Pianissimo refrain﹄が登場した。
あらすじ
高校生の嵩科愁と暮里菜葱はバイト中で事故に遭い、あの世とこの世の狭間にある学園﹃コンサバトリ﹄に迷い込む。そこで、一週間後に行われる音楽コンクール﹃レコンコルソ﹄で一対一勝負を行い、勝った方がこの世に戻れると言う。その為に練習を始めるのだが……。
登場人物
嵩科 愁︵たかしな しゅう︶
母親が早くに他界し、父親が若い女と家を出ているために、高校生ながらもバイトをして二人の妹︵小学生︶の面倒をみている。あるバイト中で今回の事故に遭い、コンサバトリへと迷い込む。
暮里 菜葱︵くれざと なぎ︶
声 - 後藤邑子
声優を目指す高校生。シュウの遭った事故に巻き込まれて、コンサバトリに迷い込む。音痴であるため、シュウと共に練習することになる。
音の妖精 ぴあの
声 - 下田麻美
シュウが学園の寮で出会った︵楽器の︶ピアノの妖精。一人称にクセがある。
鳴海 澄香︵なるみ すみか︶
声 - 千葉紗子
ナギやシュウと同様に学園へ迷い込んだ少女。原因は病気である点が二人と異なる。
花山田 茉莉花︵はなやまだ じゃすみん︶
声 - 木村亜希子
学園の教師。人間ではなく、この世で言う天使らしい。
﹁refrain﹂追加新キャラクター
桐嶋 姫依︵きりしま ひより︶
声 - 藤村歩
素直で明るく人懐っこい。頑張り屋だが虚弱体質。
菊宮 舞衣︵きくみや まい︶
声 - 金田朋子
シュウとナギがコンサバトリに来る前に突然現れた女の子。いたずらっ子で甘えん坊。なぜかジャスミンのことを﹁ママ﹂と呼ぶ。
その他
●︵ディスクメディアに比べて容量が小さい︶USBメモリを使用しているため、キャラクターボイスは入っていない︵ナギ役の後藤邑子は歌のみ︶。
●イベントにメモリ内蔵フィギュアを持って行くという、里帰り企画が行われた。
●工画堂スタジオのファンディスク﹁エンジェルアソートvol.4﹂において、本作のショートストーリー﹃Dear Pianissimo -strings-﹄︵文‥霧海正悟 挿絵‥南野彼方︶が収録されている。
外部リンク
●Dear Pianissimo
●キャラクターゲーム考現学・Dear Pianissimo︵4gamer.net︶