K/BB
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K/BB (SO/BB) (Strikeout to Walk ratio) とは、奪三振 (K:strikeout)と与四球 (BB:Base on Balls)の比率で、投手の制球力を示す指標の1つ。3.5を超えると優秀と言われる。
K/BB=奪三振÷与四球
概要
奪三振と与四球は守備や球場の影響を受けないため、K/BBは運に左右されにくい投手の能力、特に制球力を表しているとされる。
好投手ならば一般的にK/BBが2.00を下回る事が少なく[1]、優秀な投手は3.50を超える事が多い。
DIPSの評価において奪三振と与四球の損益分岐点はK/BB=1.50なので、これを下回るとFIP等の指標が悪化しやすい。[要出典]
関連項目
●上原浩治-K/BBが優秀な選手として知られる。日本プロ野球では生涯1000イニング以上投げた投手の中で歴代最高となる通算6.68︵2014年時点︶[2]。
●クリス・セール-K/BBが優秀な選手として知られる。20世紀以降に1000イニング以上投げたMLB投手の中で歴代最高となる通算5.37︵2020年時点︶。
●カート・シリング-K/BBが優秀な選手として知られる。20世紀以降に2000イニング以上投げたMLB投手の中で歴代最高となる通算4.38︵2020年時点︶[3]。
脚注
(一)^ “Strikeout and Walk Rates”. FanGraphs. 2013年7月5日閲覧。
(二)^ “NPB史上最も制球力がいい投手は上原浩治! SO/BBから見えてくる投手の進化”. ベースボールチャンネル. (2014年12月12日) 2018年10月28日閲覧。
(三)^ “Career Leaders & Records for Strikeouts / Base On Balls” 2020年12月8日閲覧。