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1
概要
2
裂開
3
へき開の種類
へき開の種類サブセクションを切り替えます
3.1
へき開: 完全
3.2
へき開: 明瞭
3.3
へき開: 不明瞭
3.4
へき開: なし
4
宝石加工におけるへき開
5
出典
6
参考文献
7
関連項目
8
外部リンク
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へき開
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
構造地質学や岩石学におけるへき開については「
en:Cleavage (geology)
」をご覧ください。
へ
き
開
︵
劈
開
、
へ
き
か
い
、
英
:
c
l
e
a
v
a
g
e
︶
と
は
、
結
晶
や
岩
石
の
割
れ
方
が
あ
る
特
定
方
向
へ
割
れ
や
す
い
と
い
う
性
質
の
こ
と
。
鉱
物
学
、
結
晶
学
用
語
で
あ
る
。
宝
石
の
加
工
や
、
工
学
の
分
野
で
重
要
な
性
質
の
1
つ
。
概
要
[
編
集
]
岩
石
を
構
成
す
る
造
岩
鉱
物
は
結
晶
構
造
由
来
の
結
晶
面
を
も
つ
。
こ
の
面
で
は
原
子
間
の
結
合
力
が
弱
く
こ
の
面
に
沿
っ
て
割
れ
や
す
い
。
へ
き
開
に
よ
っ
て
で
き
た
結
晶
面
を
へ
き
開
面
と
い
う
。
こ
の
性
質
は
、
物
の
硬
さ
を
表
す
硬
度
以
外
に
、
物
の
衝
撃
に
よ
る
脆
さ
を
表
す
脆
性
︵
靱
性
︶
と
も
関
係
す
る
。
造
岩
鉱
物
の
結
晶
で
は
雲
母
や
方
解
石
、
蛍
石
な
ど
は
、
結
晶
面
で
の
原
子
間
の
結
び
つ
き
が
非
常
に
弱
い
た
め
完
全
な
へ
き
開
と
な
る
が
、
一
方
で
石
英
︵
ま
た
は
石
英
の
結
晶
で
あ
る
水
晶
︶
や
柘
榴
石
で
は
結
晶
面
で
の
原
子
間
の
結
び
つ
き
が
強
く
、
へ
き
開
を
起
こ
す
前
に
応
力
で
破
断
し
て
し
ま
う
た
め
へ
き
開
が
み
ら
れ
な
い
。
ダ
イ
ヤ
モ
ン
ド
は
﹁
完
全
﹂
な
へ
き
開
が
あ
り
、
正
八
面
体
の
面
に
対
し
て
平
行
に
割
れ
る
。
こ
の
性
質
が
ダ
イ
ヤ
モ
ン
ド
の
加
工
を
あ
る
程
度
容
易
に
し
て
い
る
。
輝
石
と
角
閃
石
は
よ
く
似
て
お
り
、
と
も
に
2
方
向
に
へ
き
開
面
を
も
つ
が
、
輝
石
で
は
へ
き
開
面
が
ほ
ぼ
直
角
に
交
わ
る
と
い
う
違
い
が
あ
り
、
こ
の
こ
と
が
鑑
定
に
利
用
さ
れ
る
[
1
]
。
金
属
で
は
、
結
晶
で
あ
っ
て
も
一
般
に
塑
性
が
大
き
く
、
金
に
至
っ
て
は
厚
さ
約
0
.
0
0
0
1
ミ
リ
メ
ー
ト
ル
に
ま
で
延
ば
せ
る
ほ
ど
︵
こ
の
性
質
を
展
延
性
と
い
う
︶
で
あ
り
、
そ
の
た
め
に
へ
き
開
が
み
ら
れ
な
い
。
微
細
結
晶
が
緻
密
に
集
ま
っ
た
構
造
の
岩
石
は
、
視
覚
的
に
判
別
で
き
る
ほ
ど
大
き
い
結
晶
面
由
来
の
構
造
が
な
い
た
め
に
へ
き
開
は
な
い
。
一
般
に
こ
の
よ
う
な
構
造
の
岩
石
は
靱
性
が
大
き
く
加
工
中
の
衝
撃
や
へ
き
開
で
壊
れ
に
く
い
た
め
、
精
密
な
細
工
を
施
す
こ
と
が
で
き
る
。
代
表
的
な
翡
翠
で
は
、
構
成
す
る
ヒ
ス
イ
輝
石
は
石
英
よ
り
硬
さ
が
劣
る
が
、
精
密
な
加
工
を
施
せ
て
耐
久
性
も
あ
る
た
め
様
々
に
利
用
さ
れ
る
。
裂
開
[
編
集
]
岩
石
や
結
晶
の
種
類
が
同
じ
で
あ
っ
て
も
産
地
の
違
い
に
よ
り
へ
き
開
と
は
異
な
る
明
瞭
な
方
向
で
割
れ
面
が
見
ら
れ
る
こ
と
が
あ
る
。
こ
の
よ
う
な
性
質
を
へ
き
開
と
区
別
し
て
裂
開
︵
れ
っ
か
い
、
英
:
d
i
v
u
l
s
i
o
n
︶
と
い
う
[
1
]
。
へ
き
開
の
種
類
[
編
集
]
鉱
物
の
へ
き
開
は
、
大
ま
か
に
﹁
完
全
﹂
、
﹁
明
瞭
﹂
、
﹁
不
明
瞭
﹂
、
﹁
な
し
﹂
に
分
類
さ
れ
る
︵
も
っ
と
細
か
く
分
け
る
場
合
も
あ
る
︶
。
へ
き
開
が
完
全
に
近
い
ほ
ど
、
そ
の
鉱
物
は
簡
単
に
割
れ
る
こ
と
に
な
る
。
へき開: 完全
[
編集
]
方解石
: 方解石は非常に割れやすく、どんなに細かく割っても
平行六面体
のきれいな形になる。
黒雲母
: 雲母は極めて薄くはがれやすく、指でへき開に沿ってどこまでも剥がしていくことができる。
方鉛鉱
: 方鉛鉱は直角に四角く欠けていくことが特徴で、へき開によってすぐそれと分かる。
蛍石
: 蛍石はダイヤモンドと同じく八面体の面にそってへき開があり、きれいな八面体になる。
へき開: 明瞭
[
編集
]
藍晶石
(カイヤナイト)
硫砒鉄鉱
霰石
へき開: 不明瞭
[
編集
]
緑柱石
(ベリル)
電気石
(トルマリン)
長石
へき開: なし
[
編集
]
自然金
: 金はへき開をもたない代表的な鉱物(元素鉱物)で、割れることなく非常に薄くのばすことができる。
黄鉄鉱
柘榴石
(ガーネット) - ただし
裂開
をもつ
石英
(水晶)
宝
石
加
工
に
お
け
る
へ
き
開
[
編
集
]
石
英
︵
水
晶
︶
-
へ
き
開
が
無
い
た
め
複
雑
な
形
を
取
る
こ
と
が
で
き
る
へ
き
開
の
性
質
は
、
宝
石
加
工
に
お
い
て
よ
く
利
用
さ
れ
る
。
反
面
、
へ
き
開
を
持
つ
宝
石
を
へ
き
開
面
に
沿
わ
な
い
形
に
カ
ッ
ト
す
る
と
、
研
磨
工
程
や
日
常
使
用
で
の
負
荷
で
簡
単
に
割
れ
る
可
能
性
が
あ
る
た
め
に
カ
ッ
ト
や
形
状
が
制
限
さ
れ
る
。
モ
ー
ス
硬
度
10
の
ダ
イ
ヤ
モ
ン
ド
の
カ
ッ
ト
は
へ
き
開
を
利
用
し
て
い
る
。
へ
き
開
面
に
沿
わ
な
い
面
は
ダ
イ
ヤ
モ
ン
ド
同
士
の
研
磨
に
よ
り
形
成
す
る
。
市
場
で
出
回
る
カ
ッ
テ
ィ
ン
グ
さ
れ
た
ダ
イ
ヤ
モ
ン
ド
で
ク
ラ
リ
テ
ィ
︵
透
明
度
︶
の
低
い
商
品
は
、
美
し
く
な
い
ば
か
り
で
な
く
内
包
物
︵
イ
ン
ク
ル
ー
ジ
ョ
ン
︶
や
ク
ラ
ッ
ク
︵
割
れ
︶
が
原
因
で
へ
き
開
に
よ
り
割
れ
や
す
い
欠
点
が
あ
る
。
こ
の
た
め
市
場
価
値
が
低
く
な
る
。
石
英
や
翡
翠
の
よ
う
に
へ
き
開
が
無
い
も
の
は
、
カ
ッ
ト
は
難
し
く
な
る
が
複
雑
で
緻
密
な
彫
像
の
よ
う
な
形
状
に
仕
上
げ
る
こ
と
が
で
き
る
。
所
有
者
に
と
っ
て
も
ど
の
宝
石
が
へ
き
開
性
を
持
つ
か
を
知
る
こ
と
は
重
要
で
あ
る
。
容
易
な
へ
き
開
性
を
持
つ
宝
石
で
あ
っ
た
な
ら
ば
、
所
持
や
保
管
に
は
価
値
を
損
ね
て
し
ま
わ
な
い
よ
う
注
意
を
要
す
る
。
出
典
[
編
集
]
(一)
^
a
b
堀
、
p
8
5
。
参
考
文
献
[
編
集
]
●
堀
秀
道
﹃
た
の
し
い
鉱
物
と
宝
石
の
博
学
辞
典
﹄
日
本
実
業
出
版
社
、
1
9
9
9
年
、
I
S
B
N
4
-
5
3
4
-
0
2
9
3
0
-
6
。
関
連
項
目
[
編
集
]
●
断
口
●
半
導
体
レ
ー
ザ
ー
外
部
リ
ン
ク
[
編
集
]
●
割
れ
方
-
倉
敷
市
自
然
史
博
物
館
カテゴリ
:
鉱物学
結晶学
隠しカテゴリ:
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