アヴェ・レジーナ・チェロールム
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アヴェ・レジーナ・チェロールム (Ave regina caelorum) は、キリスト教聖歌のアンティフォナ。カトリック教会における伝統的な聖母賛歌の一つでもあり、日本のカトリック教会では﹁天の元后、天の女王﹂の名で親しまれてきた。﹁めでたし天の后﹂﹁めでたし天の女王﹂﹁幸いなるかな天の女王﹂とも。
西方教会のうち、カトリック教会における聖務日課の﹁終課﹂で歌われる、聖母マリアのための4つのアンティフォナの一つである。プロテスタントや、東方教会︵正教会・東方諸教会︶においては用いられない。
テキスト[編集]
ラテン語[編集]
Ave regina caelorum ave Domina angelorum salve radix salve porta ex qua mundo lux est orta Gaude virgo gloriosa super omnes speciosa vale o valde decora et pro nobis Christum exora
日本語[編集]
天の元后、天の女王、 世に光を生み出した、 いのちの泉、天の門。 喜べおとめ、輝くおとめ、 すべてにまさる尊いおとめ。 われらのために キリストに祈りたまえ。聖母マリアのための4つのアンティフォナ[編集]
- サルヴェ・レジーナ (Salve regina、元后あわれみの母)
- レジーナ・チェリ(Regina coeli、天の元后、喜びたまえ)
- アヴェ・レジーナ・チェロールム(Ave Regina caelorum、天の元后、天の女王)
- アルマ・レデンプトリス・マーテル(Alma Redemptoris Mater、救い主を育てた母)