ウィップ=マ=ホップ=マ=ゲート
表示
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/6d/Map_Whip-Ma-Whop-Ma-Gate.svg/300px-Map_Whip-Ma-Whop-Ma-Gate.svg.png)
ウィップ=マ=ホップ=マ=ゲート︵英語: Whip-Ma-Whop-Ma-Gate︶あるいはウィップマホップマ通り[1]は、イギリス・イングランドのヨーク市中心部の通り。その長くて珍しい名前と、全長が非常に短いことで知られる[2]。全長は24メートル。
コリアーゲートとセント・セイヴァーゲートの交差点からシャンブルズに至る路地で、全線をペイヴメントと並行している。道中にセント・クラックス教会、東端にはセント・セイヴァー教会がある。
初めて言及されたのは1505年で、Whitnourwhatnourgateと呼ばれていた。その後Whitney Whatneygateと呼ばれるようになった。意味は﹁どっちつかずの通り︵neither-one-thing-nor-the-other street︶﹂であるが[3]、通りの銘板には﹁なんて通りだ!︵what a street!︶﹂と示唆されている。17世紀から18世紀にかけてSalvey RentsまたはSalvegateと記している文献が見つかっている[3]。1984年、ヨークの文化遺産の保全に努めるボランティア組織ヨーク・シビック・トラスト︵York Civic Trust︶によってヨークストーンに再舗装された[4]。
ヨーク出身の作家マーティン・クレイトンは﹁ウィップ=マ=ホップ=マ﹂という名前の小説を執筆している[5]。
-
東側から見た通りの全長
-
No. 1½ Whip-Ma-Whop-Ma-Gate
-
通りの標識
出典
[編集]
(一)^ “世界ふれあい街歩き ヨーク/ イギリス”. 日本放送協会 (2016年). 2024年5月21日閲覧。
(二)^ Butterfield, David (2018年8月11日). “British street names: short, simple and unpretentious”. The Spectator. 2018年8月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月27日閲覧。
(三)^ ab“Houses: Swinegate—Whip-ma-whop-ma-gate”. An Inventory of the Historical Monuments in City of York. British History Online. 2024年5月21日閲覧。
(四)^ “Whip-Ma-Whop-Ma-Gate”. York Civic Trust. 2024年5月21日閲覧。
(五)^ Clayton, Martyn (2011). Whip-Ma-Whop-Ma. ルルエンタープライズ. ISBN 978-1-4461-3426-9
座標: 北緯53度57分33秒 西経1度04分45秒 / 北緯53.959180度 西経1.079240度