クロ・リュセ城
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クロ・リュセ城 ︵Château du Clos Lucé︶クルーの館︵クルーのやかた︶は、フランス王フランソワ1世が幼年期を過ごしたシャトー。アンボワーズ城の近くにある。現在この二つの建物は地下通路で繋がっている。15世紀半ばに建てられ、1490年にシャルル8世のものとなり、王妃アンヌ・ド・ブルターニュが住むことになる。
その後、フランソワ1世の姉のマルグリット・ド・ナヴァルが住み、彼女はそこで﹃エプタメロン﹄を執筆した。また、フランソワ1世は1516年に晩年のレオナルド・ダ・ヴィンチを招いて住まわせた。ダ・ヴィンチは彼が亡くなる1519年までそこに住んだ。
世界遺産﹁シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷﹂に含まれる。