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﹃クーベルチュール﹄ (Couverture) は、末次由紀による日本の漫画作品。
﹃BE・LOVE﹄︵講談社︶にて2009年2号より不定期に掲載されている。なお、同誌では﹁ちはやふる﹂が定期連載されている。単行本は既刊2巻︵2014年11月13日時点︶。1話完結で、チョコレート専門店﹁クーベルチュール﹂を訪れる客のオムニバスストーリー。さっぱりとした読み味。
掲載情報[編集]
●クーベルチュール -冬味-︵2009年2号︶
●クーベルチュール -春味-︵2009年7号︶
●クーベルチュール -夏味-︵2009年13号︶
●クーベルチュール -秋味-︵2009年21号︶
●クーベルチュール -イチゴ味-︵2014年5号︶
登場人物[編集]
一郎︵いちろう︶・二郎︵じろう︶
チョコレート専門店﹁クーベルチュール﹂の若きイケメン兄弟。一郎は主にチョコ作り担当、二郎は接客サービス担当。一郎は無愛想だが、二郎は笑顔を振りまくお世辞番長。
苗字は不明。第1巻の巻末描き下ろしで森田に苗字を尋ねられ、﹁鈴木﹂﹁山田﹂などと誤魔化した後に﹁佐藤﹂と答えている。
柚木 芙優︵ゆずき ふゆ︶
﹁冬味﹂主人公。食べ歩きが趣味の28歳。大学のサークル仲間だった達︵すすむ︶のことが好きだが、女の子として見られていないことを知る。
里見 小春︵さとみ こはる︶
﹁春味﹂主人公。15歳。生徒会で同じく書記だった麻生のことが好き。麻生が生徒会副会長だったサチのことを好きだと気づいてしまう。
森田 奈津美︵もりた なつみ︶
﹁夏味﹂主人公。65歳。元駄菓子屋店経営者。﹁クーベルチュール﹂で掃除・包装・調理助手などを担当するパート店員。働きながらも﹁クーベルチュール﹂を異世界のように感じている。夫に先立たれ、娘も嫁ぎ、笑顔を忘れ卑屈な性格になってしまっている。
古賀 雅秋︵こが まさあき︶
9歳。巨人ファンの父親に無理やり入れられた野球チームよりゲームが好き。野球は苦手だが、コーチをしてくれている若葉のことが好きなため、練習には毎回参加している。
書誌情報[編集]
●末次由紀 ﹃クーベルチュール﹄ ︽講談社・BE・LOVE KC︾既刊2巻︵2014年11月13日現在︶
(一)2009年12月11日発売、ISBN 978-4-06-319277-3
(二)2014年11月13日発売、ISBN 978-4-06-380449-2
外部リンク[編集]
●BE・LOVE | クーベルチュール - 講談社コミックプラスによる作品紹介