グラフィック社
株式会社グラフィック社︵グラフィックしゃ、Graphic-sha Publishing Co., Ltd.︶は、1963年4月3日設立の出版社[1]。所在は東京都千代田区[1]。代表取締役は長瀬聡[1]。
概要[編集]
もともとは製版会社として開始し、1964年に出版部門を設置、1966年に最初の出版物である﹃レタリング字典﹄を刊行する[2]。グラフィックを重視した本︵デザイン書、美術書など︶を出版の中心としているが、それ以外にもさまざまな本を出しており、2020年4月7日時点では、同社のウェブサイトでは自社の出版物を﹁美術技法﹂﹁デザイン﹂﹁マンガ技法﹂﹁実用﹂﹁ホビー﹂﹁建築・インテリア・ガーデニング﹂﹁ビジュアルブック﹂﹁その他﹂に分類している。 2000年代より、﹃Dolly*Dolly︵ドーリィ*ドーリィ︶﹄という人形に関する本を定期的に刊行している。 2006年末より、﹃デザインのひきだし : プロなら知っておきたいデザイン・印刷・紙・加工の実践情報誌﹄という情報誌を、通常は4か月毎に刊行している[3]。編集長は津田淳子[3]。2021年刊行の厚紙・板紙特集をした﹃デザインのひきだし44﹄は、その厚さと重さから話題となった[4]。 2017年には前田ビバリーの﹃おもしろ張り子﹄を出版している。主な出版物[編集]
刊行雑誌[編集]
- デザインのひきだし : プロなら知っておきたいデザイン・印刷・紙・加工の実践情報誌
書籍[編集]
- 売れる配色 - 目を引く商品パッケージの作り方
- ミニマル・パッケージ・デザイン - 美しさを際立たせるシンプルネス
- ハマる配色 - 系統別カラーリファレンス
- ’90s~2010sサンリオのデザイン
- 伝統書体辞典 グラフィック社の文字シリーズ (新装版)
- ソビエトデザイン1950-1989
- 2色デザイン - デュオトーンのミニマムカラー・リファレンス
- Graphic Waves - ネット時代のレコードジャケット
- ワールドブックデザイン
- 昭和インテリアスタイル
- グッズ製作ガイドBOOK 〈ver.2〉 - 納期・単価・最小ロットもすべてわかる!
- 素材が生きる パッケージデザイン・アイデア
- 色別ブランディング・デザイン - テーマカラーで伝わる!
- LittleTwinStars A to Z
- MY MELODY A to Z
- おいしいデザイン カフェ&ダイニングのグラフィック・コレクション
- 図とイラストで伝わるデザイン―かわいい!楽しい!わかりやすい!インフォグラフィックス・コレクション
- 和のかわいい配色パターン
脚注[編集]
(一)^ abc“会社情報”. グラフィック社. 2022年4月30日閲覧。
(二)^ “グラフィック社の歴史”. グラフィック社. 2022年4月30日閲覧。
(三)^ ab“第3回 ﹃デザインのひきだし﹄。 |特集 編集とは何か。03﹁デザインのひきだし﹂編集長 津田淳子さん”. ほぼ日刊イトイ新聞. 2022年4月30日閲覧。
(四)^ “厚紙・板紙特集の﹃デザインのひきだし44﹄がとんでもない厚さと表紙加工 ﹁まるで鈍器﹂﹁本トッツォ﹂”. ねとらぼ (2021年10月11日). 2022年4月30日閲覧。
外部リンク[編集]
- グラフィック社
- デザインのひきだし・制作日記
- グラフィック社 編集部・国際部 (@Gsha_design) - X(旧Twitter)
- グラフィック社_営業部 (@graphicshaeigy1) - X(旧Twitter)
- グラフィック社/大人の塗り絵・コロリアージュ・お絵描き (@hanazono_nurie) - X(旧Twitter)
- Dolly*Dolly編集部 (@graphic_Dolly2) - X(旧Twitter)
- グラフィック社 (@graphic_sha) - Instagram
- グラフィック社 - メディア芸術データベース