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﹃コンビニラジオ相本商店いらっしゃいませ〜﹄︵コンビニラジオあいもとしょうてんいらっしゃいませ〜︶は、KNBラジオで1996年9月30日から2009年2月27日まで、平日午後に生放送されていたラジオ番組である。2009年1月21日から相本芳彦の降板に伴って番組名が変更された﹃コンビニラジオ○○︵まるまる︶商店いらっしゃいませ~﹄についてもここで記述する。
番組全体を﹁コンビニエンスストア相本商店﹂として位置付け、メインパーソナリティの相本芳彦︵KNBアナウンサー・当時︶を﹃店長﹄、アシスタントを﹃店員﹄と呼称する。エンディングは﹁閉店﹂とし、﹃店員﹄が﹁ガラガラガラ〜﹂というシャッターを閉める擬音を口にして終了する。
タイトルの﹁相本商店﹂は相本の父の代までの家業として高岡市内に実在した﹁相本商店﹂に由来する。
番組開始当初は17:00まで放送されていたが、﹃KNBデイリーウェイブ︵後に牛島町モーモー喫茶 〜みなさん お疲れ様です。〜︶﹄の開始によって1時間短縮された︵番組の開始時間は16:30︶。また、これにより16:00に﹃どうですか歌謡曲﹄から始まるミニ番組枠は単独枠として放送されている。
なお、2006年11月7日から翌年3月20日まで約半年間、KNBテレビにおいて、この番組のテレビ版である﹃相本商店テレビ支店 小林でスミマセン﹄が放送されていたが、その番組では、当時水曜日 - 金曜日担当の﹃店員﹄であった小林淳子アナが﹃支店長﹄を担当していた︵放送は、毎週火曜日16:22 - 16:50︶。
放送は月曜から金曜までだが、週末に開催されるイベント会場から中継を行い﹃相本商店臨時営業﹄として特別番組を放送することもあった。
各ラジオ局向けに冒頭のDJセリフが違うバージョンが存在するポルノグラフィティのミュージック・アワーはKNBには相本商店専用のバージョンが提供されている。
﹃コンビニラジオ﹄という番組タイトルの関係もあってサークルKサンクス︵サークルK、サンクスそれぞれ︶やローソンなど実在のコンビニエンスストアとのタイアップ企画も多い。
企画の一つとして2006年からサークルKサンクスで夏限定の﹃相本商店ラムネ﹄を販売していた。2007年と2008年は高原兄の5時間耐久ラジオ 長て長てこたえられんがの﹃5時間耐久サイダー﹄と対決と言う形で販売していた。
相本の降板、番組の終了[編集]
2009年1月20日、メインパーソナリティーの相本が民主党より次期衆議院選挙・富山3区からの出馬を要請されたため、﹁正式な考えを決めるまで﹂として翌日から当番組の出演を自粛︵事実上の降板。出馬要請された日は通常通り出演した︶。これに伴ってその日の放送よりタイトルから﹃相本﹄の名を外し﹃コンビニラジオ○○︵まるまる︶商店いらっしゃいませ~﹄とし、公式ホームページも削除の措置がとられた︵モバイル版は存続している︶。相本は出馬を要請されてから6日後の1月26日に辞表を提出し北日本放送を退社、番組は﹃○○商店﹄のまま続けていたが、2月27日の放送をもって終了。およそ13年の放送に幕を降ろした。後番組は﹃ご近所ラジオKNB!﹄である︵2014年3月まで︶。
番組終了時点でのパーソナリティ[編集]
●高野知香子︵店員‥月 - 水担当︶
●中島真紀子︵店員‥木・金担当、元KNBエコーメイト︶
●松平寛未︵店員‥火のみ担当︶
●岡本恭︵元KNBエコーメイト︶
●藤沢姉弟︵漫才コンビ。姉・さなえ、弟・裕一。木・金コーナー担当︶
●鍋田恭子︵元KNBエコーメイトで、現・友井音楽事務所所属のフリーアナ。毎月第1・第3火曜日のスーパーからの中継コーナー﹁鍋田恭子の日清食品ちゅるっト行きましょう!﹂(提供‥日清食品)の担当リポーター︶他、録音コーナーも担当
相本店長が出張や他の業務で出演できないときなどは店員2人︵高野・中島のように曜日担当店員プラス店員1名︶で、もしくは曜日担当店員と﹁アルバイト店員﹂として岡本や藤沢らが一緒に担当することがあった。
2009年1月21日以降は上記の相本不出演時対応を基本とした形で﹁○○商店﹂を放送していた。