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サボイアS.21試作戦闘飛行艇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

S.21S.21

[]


19201

退27.92mm 221姿4

V12  AS.2""19271927M.52AS.3 S.5AS.21926 M.39

駿 M.33[1]

1920SIAISIAI-SIAI-S.21SIAI-

[]


S-21[2]S.21

S.21F駿

[]


[3][4]
改修前 改修後(後期型) 備考
名称 サボイアS.21試作戦闘飛行艇 サボイアS.21F Fはピッコロ社設計主任フィオ・ピッコロの頭文字にちなむ
乗員 1名 1名+簡易座席1名 簡易座席はハッチのみでシートは備わっていない
パワーユニット イゾッタ・フラスキニイタリア語版・アッソ水冷V型12気筒(原作版) ロールス・ロイス ケストレル液冷V型12気筒(原作版)

フィアット AS.2"フォルゴーレ"水冷V型12気筒(映画版)

最高出力/速度 600馬力/300km/h 700馬力/330km/h(原作版)

720馬力(最高880馬力)/330km/h(映画版)

レース用エンジンを常用のものとするため最大出力が抑えられている(映画版)
構造 木造モノコック構造 (同左) 外装はエンジンナセルのみ金属製
武装 7.92mm シュパンダウ機関銃×2 7.92mm シュパンダウ機関銃×1 右側の1挺がフィオ搭乗のために外された
その他の変更点 艇体以外すべてを新造

・新しい翼断面の採用

・主翼の取付け角変更

・ラジエター位置変更

・幅広なプロペラ採用

・補助翼にトリムタブ追加

・簡易座席ハッチ追加

・伝声管の追加

・各部の補強

マーキング イタリア国旗トリコロールの上にポルコの故郷・ジェノバ市章とRの赤文字。”Rosso"と"Repubblicano"(共和主義)の頭文字 (同左)

出典[編集]

  1. ^ 『宮崎駿の雑想ノート 増補改訂版』p127
  2. ^ 『飛行艇時代 増補改訂版』p4
  3. ^ ファインモールド『サボイアS.21F"後期型"機体解説/組立説明書』
  4. ^ 『飛行艇時代 増補改訂版』p19

参考文献[編集]

  • 宮崎駿 『飛行艇時代 増補改訂版』 大日本絵画 2004 ISBN 4499228646
  • 宮崎駿 『宮崎駿の雑想ノート 増補改訂版』大日本絵画 1997 ISBN 4499226775

関連項目[編集]