ジョン・C・エックルス
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(ジョン・カリュー・エクレスから転送)
John Eccles ジョン・エックルス | |
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ジョン・C・エックルス(1963) | |
生誕 |
John Carew Eccles 1903年1月27日 オーストラリア メルボルン |
死没 |
1997年5月2日 (94歳没) スイス ティチーノ州 |
国籍 | オーストラリア |
研究分野 | 神経科学 |
出身校 | メルボルン大学 |
博士課程 指導教員 | チャールズ・シェリントン |
主な受賞歴 |
ロイヤル・メダル(1962) ノーベル生理学・医学賞(1963) |
プロジェクト:人物伝 |
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ジョン・カリュー・エックルス︵ジョン・カルー・エクルズ、John Carew Eccles [- kəˈruː -]、1903年1月27日 - 1997年5月2日︶は、オーストラリアのメルボルン生まれの神経生理学者。
来歴[編集]
メルボルン大学とオックスフォード大学で学ぶ。オックスフォードではイギリスの生理学者、チャールズ・シェリントンと共に、研究に従事。1937年から1966年まで、オーストラリアとニュージーランドで研究と教育に従事する。第二次世界大戦後からオタゴ大学教授、1952年からオーストラリア国立大学教授を歴任。その後、アメリカのシカゴにある生物医学研究所に移り、研究を継続する。1968年にバッファローにあるニューヨーク州立大学に招かれる。 抑制性シナプス後電位︵IPSP︶の発見により、1960年にコテニウス・メダル、1962年にロイヤル・メダル、1963年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。 エックルスの研究室には伊藤正男も留学した。彼は、オーストラリア学士院会員で、イギリス王立科学院会員、国際科学アカデミー会員。1941年王立協会フェロー選出。﹃自我と脳﹄[編集]
1977年には、カール・ポパーと﹃自我と脳﹄(The self and its brain)という本を一緒に書いて、世界的な話題となった。この中で彼は、精神が脳をコントロールしているという二元論を唱えている。彼は物質世界と独立に精神世界が存在すると考え、従って脳にはそのコントロールに関わる接続部︵連絡脳︶があるはずだと主張したが、これに対しては批判が多い。脚注[編集]
外部リンク[編集]
- Sir John Eccles Biographical Nobel Foundation