ソフィスティケイテッド・コメディ
ソフィスティケイテッド・コメディ︵英語: sophisticated comedy︶とは、主にハリウッド映画におけるロマンティック・コメディの一種で、主人公の突拍子の無い行動でストーリーを展開させるスクリューボール・コメディに対し、男女の気の利いた都会的な会話のやり取りでストーリーを展開させる作品を指す。
台詞の面白さを生かせるトーキー時代の到来により、従来主流だったスラップスティック・コメディに取って代わって持て囃されるようになった。
エルンスト・ルビッチやビリー・ワイルダーが得意とした。
日本ではルビッチの影響を受けた小津安二郎に﹃淑女は何を忘れたか﹄︵1937年︶、ワイルダーの影響を受けた中平康に﹃才女気質﹄︵1959年︶等の作品がある。