ナンディ
ナンディ | |
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座標: 南緯17度48分00秒 東経177度25分00秒 / 南緯17.80000度 東経177.41667度 | |
国 | フィジー |
島 | ビティレブ島 |
Division | 西部地域 |
人口 (2017年[1]) | |
• 合計 | 71,048人 |
ナンディ(Nadi)は、フィジー共和国・ビティレブ島西部の都市。その欧文スペルからナディとカナ表記されることもあるが、フィジー語での発音は﹁ˈnandi﹂であるのでナンディが相応である。フィジー最大の空港であるナンディ国際空港が立地する。
2007年2月の豪雨で被災したナンディ
ナンディ国際空港
ナンディ国際空港ゲートとサトウキビ運搬鉄道の線路
サトウキビ運搬鉄道
市街地北部のバスターミナルからラウトカ、シンガトカ等の都市向けの路線バス及び空港行きのバスが存在する。自動車の数も多いが、道路の整備が遅れている︵1997年現在、市内の信号機の数は1つ︶ため渋滞がたびたび起きている。また、サトウキビ運搬鉄道が収穫期のみ運行される。市内を走るタクシーの大半は日本からの中古であり、日本で使われたタクシー会社からの廃車体を再利用した上でかつ日本時代の塗装をそのままにして活躍している。
概要[編集]
人口は7万1047人︵2017年︶で、首都スバ、ラウトカに次ぐフィジー第3の都市である。国際空港があるため国内有数の観光都市となっており、リゾートホテルがデナラウ地区にたくさんある。日本人観光客も多い。ナンディのメインロードでは、観光産業が盛んなため、道を歩くだけでも声を掛けられる。 インド系の移民が多く、ヒンドゥー寺院やモスクもある。交通[編集]
航空[編集]
ナンディ国際空港は市中心部の北東8kmに立地している。南太平洋諸国への玄関口として機能している。 日本から渡航するには直行便としてかつてエア・パシフィック航空(現・フィジーエアウエイズ)により東京・成田から就航していたが、利用客低迷等も相まって2009年3月をもって路線撤退した。その後、2018年7月に週3便で再就航している。 経由便として、安価なポートモレスビー乗り継ぎのニューギニア航空。またソウル乗り継ぎの大韓航空、香港乗り継ぎのキャセイ・パシフィック航空→エア・パシフィック航空、あるいはオーストラリア(シドニー)・ニュージーランド(オークランド)などで乗り継ぐ方法などがある。 日本発着の代表的(あくまでも参考的な程度)な乗り継ぎ例は以下の通りとなる。 ●ポートモレスビー︵パプアニューギニア︶経由ナンディ往復︵ニューギニア航空︶ ●仁川︵韓国︶経由ナンディ往復(大韓航空) ●2019年9月末をもってナンディ線は運休の予定。7月1日時点で、10月以降の便は予約できなくなっている。 ●香港︵中国︶経由ナンディ往復(キャセイ・パシフィック航空とフィジーエアウエイズ︶ ●バンコク・シドニー乗り継ぎ(タイ国際航空とカンタス航空) ●クアラルンプール・シドニー乗り継ぎ(マレーシア航空とカンタス航空) ●シンガポール・シドニーまたはオークランド乗り継ぎ(シンガポール航空とフィジーエアウエイズまたはアライアンス系統ではニュージーランド航空)陸上交通[編集]
脚注[編集]
- ^ “population census and surveys”. 2023年3月22日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- ウィキトラベルには、ナンディに関する旅行ガイドがあります。
- Nadi,Fiji(英語)
- ナンディ・ラウトカ地域上水道整備事業にかかる援助効果促進調査(PDF)