ネルソン (馬)
ネルソン︵Nelson︶、またはオールド・ネルソン︵Old Nelson︶は、ジョージ・ワシントンが所有していた馬である。栗毛に大流星鼻梁白鼻白と白い足が特徴である。1778年にワシントンが入手し、1790年に当時の馬としてはかなり高齢となる27歳前後で死亡した[1]。ワシントンは乗馬に長けていたことで知られており、ネルソンは長年に渡って彼の愛馬として重要なアイコンであった[1]。
歴史[編集]
ネルソンは1763年に産まれ、1778年にバージニア州のトマス・ネルソンからワシントンに贈られた。馬の名前は彼にちなんで付けられた[2]。ワシントンは砲撃に過剰反応しないことから独立戦争中にネルソンを最も好んで使ったと述べている[1]。ワシントンはコーンウォリスがヨークタウンで降伏する際にネルソンに乗った[3]。独立戦争中にワシントンが乗った馬としては他に芦毛のブルースキンが知られている[4]。 ワシントンは戦後、ネルソンに乗らなくなった。ネルソンとブルースキンは共に引退し、戦後はマウントバーノンで過ごした[1]。関連項目[編集]
参考文献[編集]
(一)^ abcd“Nelson”. George Washington's Mount Vernon. 2015年11月9日閲覧。
(二)^ “George Washington's horse”. 2012年5月17日閲覧。
(三)^ Thomas, Nick (2018年2月19日). “A salute to the presidents’ pets”. NewsOK.com (The Oklahoman) 2019年1月7日閲覧。
(四)^ “Horses of War”. American Cowboy. 2014年12月20日閲覧。
