バイカー
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バイカー︵英: biker︶とは、オートバイに乗る人[1]。
バイカーという言葉は、名詞bike︵バイク︶に、接尾辞-erをつけたもの。アメリカではBikerはオートバイもしくは自転車に乗る人、モーターサイクル・ギャング︵クラブ︶構成員のことを指すが、ここでは日本におけるバイカーについて詳述する。
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/0/0b/Vietnam_Vets_MC_colors.JPG/220px-Vietnam_Vets_MC_colors.JPG)
バイカーファッションの男女の後ろ姿。
アメリカのクラブメンバーのファッションを真似する人もバイカーと呼ぶ。
彼らのファッションは、具体的にはアメリカ映画﹃乱暴者﹄や﹃ワイルド・エンジェル﹄﹃イージー・ライダー﹄といった映像作品に登場する人達のファッションであり、VansonやSchottなどブランドのレザージャケットやレザーベスト、レザーパンツ、ジーベスト、ジーンズ、エンジニアブーツ、バイカーウォレット、ウォレットチェーンなどを着用するのが定番である。
クラブメンバーは、背中にパッチをつけたジャケットなどを愛用しているが、あのパッチはMCパッチ︵英: Motorcycle Club patch︶、カラー︵英: colors ︶と呼ばれるもので、所属しているグループを表す。MCパッチは上からクラブの名前、クラブロゴ、拠点としている場所を示している。カラーはそれぞれ別の3種類のパッチで構成されている。
服装以外では、長髪で無精ひげを生やすのがおしゃれであるとされる。
オートバイに乗る人としての﹁バイカー﹂[編集]
狭義にはアメリカンバイクに乗る人、またはその集団を指す。 オートバイに乗る人全般を指す場合はライダーやバイク乗りなどと呼ばれ、バイカーという呼称はあまり使われない。ファッションとしての﹁バイカー﹂[編集]
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Schott社製のレザージャケット
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カラーがついたレザーベスト
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MCパッチがついたレザージャケットを着る男性。
犯罪集団としての「バイカー」[編集]
詳細は「モーターサイクル・ギャング」を参照
主に薬物取引や売春の斡旋その他反社会的行為により利益を出しているギャングの一種。
日本では1990年代に横浜などを拠点として類似したグループが誕生していたが、前述の営利犯罪には関わることはなく他の不良グループと同じような活動実態だった。