ヘルベルト・バイヤー
ヘルベルト・バイヤー︵Herbert Bayer, 1900年4月5日-1985年9月30日︶は、バウハウス出身の画家、デザイナー、写真家。戦間期から戦後にかけて活躍した。英語読みでは、﹁ハーバート・ベイヤー﹂。
1900年にオーストリアで生まれ、1921年にバウハウスに入り、1925年にバウハウスの教官となる。モホイ=ナジの影響を受けて、写真を始める。1938年には、アメリカに移住する。
グラフィックデザイナーとして活躍するとともに、写真に関しては、特に、フォトモンタージュを得意とする。構成的でありながら、同時にシュルレアリスム的な感覚も併せ持った作品を作りだす。モホイ=ナジとともに、バウハウスを代表する写真家といえる。
代表作[編集]
●セルフ・ポートレイト︵図版︶ ●孤独なメトロポリタン︵図版︶ ●メタモルフォシス ●手紙の言葉︵図版︶参考文献[編集]
日本語では、あまり文献はないが、次のようなものがある。 ●﹁モホリ=ナジとドイツ新興写真﹂展カタログ/東京都写真美術館/1990年︵1990年の展覧会 (東京都写真美術館)を参照︶/ただし掲載されている作品図版はわずか1点 また、翻訳ものではあるが、次の文献にも作品が掲載されている。 ●フォトモンタージュ 操作と創造/ドーン・エイズ︵Dawn Ades︶著/岩本憲児・翻訳/フィルムアート社/2000年︵原著はThames&Hudson社World of ArtシリーズのPhotomontage/1986年︶ 英語では、次の文献がある。- herbert bayer, Arthur A. Cohen, MIT Press, 1984年, ISBN 0-262-02206-0