ベアレン醸造所
(ベアレンビールから転送)
ベアレン醸造所本社 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | ベアレンビール |
本社所在地 |
日本 〒020-0061 岩手県盛岡市北山1丁目3-31 |
設立 | 2001年2月20日 |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 6400001004086 |
事業内容 | ビールの製造・販売 |
代表者 | 代表取締役 嶌田洋一 |
資本金 | 2375万円 |
売上高 |
5億8000万円 (2019年3月期)[1] |
外部リンク | http://www.baerenbier.co.jp/ |
株式会社ベアレン醸造所︵ベアレンじょうぞうしょ︶は、岩手県盛岡市に本社を置く地ビールメーカーである。
概要[編集]
ドイツの醸造所の仕込み室を移設し、100年前に使われていた銅製の仕込み釜で麦汁を造り、冷却槽で時間をかけて放冷させるというヨーロッパの伝統的製法でクラシックビールを造るブルワリーである[2]。醸造所の建物はレンガや瓦を製造する古い工場を改装︵取り壊し後に改築︶して造った[3]。ドイツ人ブラウマイスター︵ビール醸造職人︶が仕込みや現地調達を行ない[4][5]、原料の麦芽はドイツの麦芽メーカー︵カール・ビンデバルト社︶から直接購入している[6]。 社名のベアレンとはドイツ語で﹁熊︵複数形︶﹂を意味し、熊が生息する岩手県の自然と、体躯のがっちりした醸造職人をイメージしている[7][8]。沿革[編集]
●2001年2月20日に﹁有限会社ベアレン醸造所﹂として資本金300万円で設立。 ●2008年1月22日、ビールの貯蔵用タンクが破裂して壁を突き破り、隣の部屋で作業していた従業員が巻き込まれる事故が発生。従業員は病院に搬送後死亡した。原因究明のためビール製造を一時休止。 ●2008年3月26日、ビールの製造を再開。それに先立ち、設備の設置、改装、移動などは経験則によるもので﹁タンクの強度検査を行っていなかった﹂﹁安全管理マニュアルがない﹂など事故の問題点を洗い出し、﹁業者の利用、専門家のチェックを受ける﹂﹁手順書、安全マニュアルの文書化﹂﹁安全点検の定期的実施﹂などの改善策を公開した[9]。 ●2008年7月、地産地消をコンセプトにした直営店の1号店﹁ビアパブ ベアレン﹂を盛岡市材木町で開業。 ●2010年7月、直営2号店﹁ビアバー ベアレン﹂を盛岡市中ノ橋通で開業。 ●2012年8月7日、独立行政法人中小企業基盤整備機構︵中小機構︶や独立行政法人日本貿易振興機構︵ジェトロ︶などが主催し、東京ビッグサイトで開催された展示商談会﹁TOHOKU FOOD EXPO 2012﹂に出展[10]。交通アクセス[編集]
●岩手県庁から徒歩20分、上盛岡駅から徒歩8分、盛岡駅から車で10分脚注[編集]
(一)^ 2014年度新卒採用について - ベアレン醸造所HP、2013年7月4日閲覧。 (二)^ ブルワリーのご案内 - ベアレン醸造所公式HP、2012年7月17日閲覧。 (三)^ 醸造所の建物 - ベアレン醸造所ブルワリー立ち上げ奮戦記、2012年7月17日閲覧。 (四)^ 設備の買い付け -1- - ベアレン醸造所ブルワリー立ち上げ奮戦記、2012年7月17日閲覧。 (五)^ 設備の輸入 - ベアレン醸造所ブルワリー立ち上げ奮戦記、2012年7月17日閲覧。 (六)^ 麦芽 - ベアレン醸造所ブルワリー立ち上げ奮戦記、2012年7月17日閲覧。 (七)^ CIマークについて - ベアレン醸造所公式HP、2012年7月17日閲覧。 (八)^ 社名について - ベアレン醸造所ブルワリー立ち上げ奮戦記、2012年7月19日閲覧。 (九)^ タンク破裂事故についての問題点と対策について - 2012年7月17日閲覧。 (十)^ 出展者ご紹介︵株︶ベアレン醸造所 - TOHOKU FOOD EXPO 2012公式HP、2012年8月15日閲覧。外部リンク[編集]
- ベアレン醸造所 - 公式HP
- ベアレンニュース - 公式ブログ
- ベアレン醸造所 (@baerenbier) - X(旧Twitter)