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瞬簡PDF統合版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
リッチテキストPDFから転送)
瞬簡PDF作成
開発元 アンテナハウス
最新版

V12 / 2020年1月24日

対応OS Microsoft Windows 10 (32 / 64bit版)
種別 PDF 作成ソフト
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト 瞬簡PDF統合版12
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瞬簡PDF変換
開発元 アンテナハウス
最新版

V11 / 2020年1月24日

対応OS Microsoft Windows 10 (32 / 64bit版)
種別 PDF 変換(文書等)ソフト
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト 瞬簡PDF変換11
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書けまっせPDF
開発元 アンテナハウス
最新版

V8[1] / 2020年1月24日[2]

対応OS Microsoft Windows 10 (32 / 64bit版)
種別 PDF 書き込みソフト
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト 瞬簡PDF書けまっせ8
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瞬簡PDF編集
開発元 アンテナハウス
最新版

V9[3] / 2020年1月24日

対応OS Microsoft Windows 10 (32 / 64bit版)
種別 PDF 変換(画像)ソフト
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト 瞬簡PDF編集9
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瞬簡PDF統合版(しゅんかん ぴーでぃーえふ とうごうばん)は、アンテナハウスが販売している、いくつかの Portable Document Format(PDF) デスクトップ向けソフトウェアを同梱した統合製品である。『PDFスイート』の後継商品である。

ラインナップ

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瞬簡PDF作成クセロ瞬簡PDFを継承するPDF作成・加工ソフトウェア。アプリケーションから「Antenna House PDF Driver」を仮想プリンタドライバとして用いてファイルを変換する(要するにファイルとして印刷するということ)などの方法による。

瞬簡PDF変換:ワープロ・PDF変換ソフトウェア。PDFから Microsoft WordMicrosoft ExcelMicrosoft PowerPoint一太郎の文書ファイルに変換したり、テキストや画像ファイルを抽出することもできる。PDFからワープロ文書などへの変換では、PDFファイルの内容を独自に解析し、書式情報、段落、フォントなどのスタイルを認識してワープロ文書を作成する。文字コードはPDFファイル内部から取り出す。PDFを画像化してOCRでワープロに変換する方式ではないので、OCR方式とは異なり文字の誤認識がない。またワープロで再編集し易く変換できるのが特徴。但し、PDFファイルに文字コードが埋め込まれている必要がある。画像化したPDFからOCR機能を使ってオフィス文書に変換する機能もある。この他、PDFファイルの分割・結合・Web表示用に最適化・セキュリティの設定と解除機能をもつ。

瞬簡PDF書けまっせ次節で詳述するが、PDF 書き込みソフトウェアである。

瞬簡PDF編集:文書ファイルのPDF 管理、複数ファイル結合、入れ替え、加工を行うことができるユーティリティ・ソフトである。『PDFスイート』に同梱されていた『スイート・ツール』(単体としては販売されていなかった。)の後継製品である、『瞬簡PDF バインダー』(有償版)の後継商品。バインド操作が強化されている。

瞬簡PDF書けまっせ

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特徴

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Webなどには、官公庁の申告書・申請書を初めとしてPDFで配布されている様式書類(用紙PDF)は限りなくあるが、用紙PDFを入手した人が紙に印刷して手書きで記入するのでは電子ファイルの便利さがなくなる。書けまっせPDFを使えば、用紙PDFを紙に印刷しなくても、パソコンの画面上でそのまま利用できるようになる。

このような用紙PDFにパソコン上で文字や図形を記入するには幾つかの方法がある(詳しくは解説の項を参照のこと。)しかし、従来の方法はすべてスタイルやレイアウト指定などに制限が多く、日本で配布されている用紙への記入には不適切であった。

「瞬簡PDF書けまっせ」は、用紙PDFを画面に背景として表示し、その上の好きな位置に、文字、図形などを入力、用紙PDFと新しく入力した文字と図形を重ねて、新しくPDFを作るという新しい方法を採用している。元の用紙PDFの書式が変わる心配がない。

用紙PDFの上の枠の大きさや位置に合わせて、文字を綺麗に配置したり、文字のフォント名、大きさ、飾り、均等割り付け、上下・左右の揃え、縦書きなどを指定できる。

また、Microsoft Excelで予め作成したデータをコピーして、書けまっせPDFに貼り付けることで、用紙PDFの指定した位置にデータを差し込んで、その結果を印刷したり、新しいPDFを作る機能もある。

このソフトウェアはデスクトップ上で動く有償アプリケーションなので、利用者はソフトウェアを購入してパソコンにインストールする必要があることに注意。なお、書けまっせPDFで作成した記入済みPDFは、普通のPDFである。

解説

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PDF(1)PDF(2)PDF(3)PDF3

(1)PDFPDFPDF

(2)PDF使AcrobatPDF

(3)AcroFormPDFAdobe ReaderPDF

PDF使

類似製品

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書けまっせPDFと類似の機能を提供するソフトウェアに次のものがある。

  • 「やさしくPDFへ文字入力」 - オリジナルのPDFをラスター画像に変換した上で、その上に文字を入力する方式である。
  • 「すごい位置あわせPro」 - 用紙をスキャナーで読み取った上でそこに文字を入力していくソフトである。

PDFの普及以前は紙の用紙が広く配布されていた。これらの用紙をスキャナーで読み取り、その画像にパソコンを使って文字を入力するソフトウェアがあり、これらのソフトウェアがPDFを画像化して取り扱えるようになったとみられる。

リリース履歴

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2008202 - PDF(1)!!PDF3 PDF4 

20082012 - PDF2!!PDF3 PDF5 (1)

2009219 - PDF3!!PDF4 PDF5.2 (1.1)

20102212 - PDF4!!PDF4 PDF62(V2.0.1)

2011233 - PDF4.1!!PDF4 PDF6.12.1

20112311 - PDF5PDF5PDF7PDF5 PDF 3PDFPDF3.1PDFPDF OCR

20122412 - PDF6PDF6PDF8PDF5 PDF4PDF OCR

PDF7PDF11

202021 - PDF12PDF9PDF11PDF8PDF9PDF OCR

PDF12

瞬簡PDF作成

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2009217 - PDF3PDF Plus3PDFReader

2011232 - PDF4PDF Plus3

20112310 - PDF5PDF4/PDF6.1PDF4

20122411 - PDF6

PDF7PDF8

202021 - PDF9

瞬簡PDF変換

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2005176 -PDF V1.0

20102212 - /PDF65.2PDF3PDF61

20112310 - PDF7/PDF6.1PDF6.1[4]

20122412 - PDF8

PDF9PDF10

202021 - PDF11

書けまっせPDF

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2006181 -!!PDF(1)11

20071912 -!!PDF321

2009219 -!!PDF4V4.3.0Plus32

20112311 -PDF5[5]Plus2


2014264 -PDF61

20162810 -PDF7

202021 -PDF8

瞬簡PDF編集

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20112310 - PDF 3[6]

2012242 - PDF3.1PDF 

20122412 - PDF4

PDF5PDF8

202021 - PDF9

瞬簡PDF OCR

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  • 2012年(平成24年)9月 - 「瞬簡PDF OCR」発売。
  • 2018年(平成30年)7月 - 「瞬簡PDF OCR」販売終了。

脚注

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(一)^ 

(二)^ 201111

(三)^ PDF  ()

(四)^ PDF4/PDF6.1PDF4PDF5

(五)^ 

(六)^ 

外部リンク

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