ルイ・アルフヴィドソン
アンドレ=ルイ・アルフヴィドソン︵André-Louis Arfvidson、1870年 ブローニュ=ビヤンクール - 1935年 パリ︶は、フランスの建築家。
略歴[編集]
機能主義が台頭してくる時代背景にあって、機能と華麗の中間に位置する人物。エコール・デ・ボザール出身で、1898年ローマ大賞次席。 1910年の代表作、パリ14区のカンパーニュ・ブルミエール街に建てた芸術家のための集合住宅建物﹁カンパーニュ・プルミエール通り31番地bisの建物︵フランス語︶﹂は、アーケードをかたどったファザードをセラミックで美しく装飾した。同建物は、芸術家のアトリエをおさめているので窓は著しく大きく、その間を巨大オーダーをモチーフとした柱が立ち上がっている。アール・デコを予兆させ、アールヌーヴォーの極端な装飾と異なっている。 第一次世界大戦後、エーヌ県とパ=ド=カレー県で行われた都市再建計画に参加した。 パリ近郊シャトネ=マラブリーのビュット=ルージュ田園都市 (直訳で"赤い丘の田園都市", fr) 建設中に、急逝した。参考文献[編集]
- The Beaux-arts and Nineteen Century French Architecture, London, 1982