三宅幸子

三宅 幸子︵みやけ さちこ︶は、東京都出身の医師、医学者。順天堂大学医学部免疫学講座教授。専門分野は、多発性硬化症や膠原病などの自己免疫疾患の病態と治療法開発。日本内科学会総合内科専門医。父は大蔵官僚の大田満男。

略歴

●フェリス女学院高等学校卒業

●1987年 東京医科歯科大学医学部卒業、順天堂大学医学部附属順天堂医院内科研修医

●1990年 順天堂大学膠原病内科入局

●1994年 順天堂大学大学院医学研究科博士課程修了

●1995-99年 米国ハーバード大学ブリガム女性病院︵Harvard Medical School, Brigham and Women's Hospital︶博士研究員 指導研究員

●1999年 国立精神・神経医療研究センター神経研究所 免疫研究部 室長

●2013年 順天堂大学医学部免疫学講座教授

上記のほか、日本臨床免疫学会理事、日本神経免疫学会理事、日本免疫学会評議員、日本リウマチ学会評議員を務める。

人物

●膠原病の一種である全身性エリテマトーデスに罹患していた知人をなんとか救いたいという思いから、研究者の道へ進んだ。

●プロジェクトリーダーとして研究室を運営する自身の役割を、﹁零細企業の社長﹂と評している。リサーチャーとしては基礎研究が好みだという。

出版

●﹃からだを守る免疫のふしぎ﹄日本免疫学会編 羊土社、 2008年、ISBN 978-4758107259

●︻#STAYHOMEのすすめ︼﹃免疫学・三宅幸子教授が教える﹁免疫力を維持する3つのポイント﹂﹄ スポーツナビ、2020年4月

●﹃わかる！身につく！健康力 暮らしの中で免疫力アップ﹄︵へるすあっぷ21 No.430 P.50-57︶ 法研、2020年8月号

外部リンク

●順天堂大学医学部免疫学講座

●国立精神・神経医療研究センター　神経研究所　免疫研究部　三宅幸子研究室

●国立精神・神経医療研究センター　神経研究所　免疫研究部

脚注

(一)^ ^abcdefghijkl安藤梢 (2018年6月). “三宅幸子﹇シリーズ 時代を支える女性医師﹈｜医師の求人・転職・アルバイト情報なら︻民間医局︼”.  ドクターズマガジン. 2020年8月6日閲覧。

(二)^ “︻#STAYHOMEのすすめ︼免疫学・三宅幸子教授が教える﹁免疫力を維持する3つのポイント﹂”.  スポーツナビ (2020年4月25日). 2020年8月6日閲覧。