千人隊
千人隊︵せんにんたい、La Spedizione dei Mille︶は、ジュゼッペ・ガリバルディ率いる義勇軍からなる私設軍団で、イタリア統一運動期のイタリアにおいて活躍した。
1860年に両シチリア王国を征服し、征服地をサルデーニャ王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世に献上し、イタリアをイタリア王国統一に導いた。この名前は構成人数が約千人だったことによる︵実際1089人居たと言われる︶。赤いシャツ︵原型はガリバルディが経営していた精肉会社のユニフォームといわれる︶を目印としたことから﹁赤シャツ隊﹂﹁赤シャツ千人隊﹂とも呼ばれる。
後にムッソリーニがこれを真似て﹁黒シャツ隊﹂を作った。