周循

周 循︵しゅう じゅん、生没年不詳︶は、中国後漢末期の武将。揚州廬江郡舒県の人。

孫権の配下で司令官を務めた周瑜の長男。孫権の娘の孫魯班を娶り、騎都尉を拝命した。父に似た風格があったが、若くして死去した。

家系図

周栄

周興

周景

周崇

周忠

周暉

周異

周峻

周護

周尚

周瑜

周循

周胤

出典

• 陳寿撰、裴松之注『三国志』巻54 呉書 周瑜伝

脚注

(一)^ ﹃三国志﹄呉書 孫権歩夫人伝

(二)^ ﹃後漢書﹄周栄伝に﹁周興の子は周景﹂、﹃三国志﹄周瑜伝に﹁周瑜の従祖父は周景﹂とある。ただし周瑜伝注の﹃漢紀﹄︵張璠撰︶では﹁周景の父は周栄﹂とする。

(三)^ ﹃三国志﹄周瑜伝に﹁周瑜の従父は周尚﹂とある。