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奥村志宇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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エピソード[編集]

雨乞い
文化年中に激しい旱魃があり、近隣の農家より雨乞いの詩を嘆願され「豊秋津 瑞穂の国の 今日なれば 神も田毎に 雨くだしませ」と詠んだところ、九十数日振りに雨が降ったとの逸話が残されている。志宇と農民との身分が越えた繋がりと信頼関係を垣間見ることが出来る逸話である[1]
キセの思い出
幼児志宇に教えを受けたキセの追懐談が伝えられている。それによれば「志宇様は既に未亡人になられ皆から後後室様と呼ばれていた。人品の高いおばあさまであって、冬は袖なしでんちを着、暇な時は糸繰車で糸延べをしておいでた。毎日お客が来て、幾冊も俳句の評選を請うので忙しそうであった。大抵は言葉もわからぬ遠国の人で、一泊から三泊もしておった」とのことで、老いて盛んな様子を伺うことができる[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h 「近江の先覚」P171「奥村志宇女」の項(滋賀県教育界編 1951年)
  2. ^ a b c 「近江人物伝」P52「奥村志宇女」の項(弘文堂書店 1976年)
  3. ^ 「滋賀県百科事典」 「奥村志宇」の項(大和書房 1984年)