宇仁菅書店
宇仁菅書店︵うにすがしょてん︶は、兵庫県神戸市灘区にあった古書店。
概要[編集]
大正末期、宇仁菅伍作が創業[1]。神戸市内で太平洋戦争前に創業し、戦争後も存続した数少ない古書店の一つ[† 1][2]で、有名店の一つに挙げられる[3]。 西日本旅客鉄道︵JR西日本︶東海道本線六甲道駅北方向の坂道にあることから﹁坂の街﹂である神戸らしい古本屋といわれ[4]、﹁嘗ての神田の古書店の雰囲気﹂が漂い[5]、クラシック音楽が流れる店内[1][6]は﹁棚の本を軸にした主人のパズル﹂[5]、﹁時間が止まっている﹂[7]と評された。 2代目店主・宇仁菅民世の死に伴い、2012年3月末をもって閉店する[1]。脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
参考文献[編集]
- 林哲夫・高橋輝次・北村知之(編著)『神戸の古本力』みずのわ出版〈なるにはBOOKS 122〉、2006年。ISBN 978-4-944173-44-0。
- “神戸の老舗古書店、90年の歴史に幕 3月は特別営業”. 神戸新聞 (2012年3月5日). 2012年3月15日閲覧。
- 『神戸新聞』2012年3月5日付朝刊社会面に同内容の記事が掲載
座標: 北緯34度43分1.23秒 東経135度14分17.78秒 / 北緯34.7170083度 東経135.2382722度