弾幕
弾幕︵だんまく、英語: barrage︶とは、多数の弾丸を一斉に発射し、弾丸の幕を張ることである[1]。
日本語による﹁弾幕﹂のイメージ
ニコニコ動画やbilibiliなどの動画サービスには、画面上に視聴者が入力したコメントを表示する機能がある。このコメントが大量に投稿され、画面が埋め尽くされるような状態をネット用語で﹁弾幕﹂という。2006年に開設したニコニコ動画には動画にコメントを付与する機能が初期から存在した︵そもそも、ニコニコ動画はYouTubeから引用した動画にコメントを付与するサービスから始まり、のちに動画投稿が可能になった︶。初期段階においてはコメントが集中すると画面の上下の端にコメントが重なって表示されていたが、2007年1月には﹁弾幕モード﹂が追加され、コメントが集中すると自動で弾幕モードに切り替わって画面をコメントが埋め尽くして盛り上がりを表現できるようになった[2]。
中国では、2008年に弾幕機能を導入したACG系動画共有サイトAcFun経由で、bilibiliなどのACG系動画サービス、闘魚、虎牙、YYなどのライブストリーミングサービス、IQIYI、テンセントビデオ、Youku、Mango TVなどの一般向けの動画サービスに導入されている[3][4][5]。