戦狼 ウルフ・オブ・ウォー
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戦狼 ウルフ・オブ・ウォー | |
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战狼2 | |
監督 | ウー・ジン |
脚本 |
ウー・ジン 劉毅 紛舞妖姫 最後的衛道者 |
製作 | 呂建民 |
出演者 |
ウー・ジン フランク・グリロ |
音楽 | ジョセフ・トラパニーズ |
撮影 | 敖志君 |
製作会社 |
春秋時代 北京登峰国際 |
配給 | KADOKAWA |
公開 |
2017年7月27日 2018年1月12日 |
上映時間 | 123分 |
製作国 | 中国 |
言語 |
中国語 英語 |
興行収入 |
$870,325,439 日本600万円[1] |
前作 | ウルフ・オブ・ウォー ネイビー・シールズ傭兵部隊 vs PLA特殊部隊 |
﹃戦せん狼ろう ウルフ・オブ・ウォー﹄は、(原題‥战狼2)はウー・ジン監督・主演によるアクション映画。2017年製作。﹃ウルフ・オブ・ウォー ネイビー・シールズ傭兵部隊 vs PLA特殊部隊﹄の続編である。中国映画史上、歴代興行収入第1位を記録し、世界歴代興行収入トップ100で初の非ハリウッド映画としてランクインした。
概要[編集]
●ルッソ兄弟を監修に迎え、ハリウッドのスタッフを招聘して製作したアクション映画。 ●2017年7月27日に本国で公開。中国とアジアの歴代興行収入1位を更新し、観客動員数は1.6億人を突破した[2][3]。世界歴代54位となる約1000億円の興行収入を記録した[4]。 ●日本公開の際、映倫により﹁刺激の強い殺傷流血の描写﹂を理由にR-15指定を受けている。︵映倫番号47510︶あらすじ[編集]
問題を起こして懲罰中のレイ・フェンは、上官であり恋人でもあったロンがアフリカで殺害されたと知り、軍を去る。その後はアフリカの某国にたどり着いてフリーのボディガードになるが、そこでヨーロッパの民間軍事会社﹁ディランコープス﹂を黒幕とする叛乱が勃発する。レイは戦場と化した街から、現地民を引き連れ中国大使館へと逃れる。 反乱軍が政府軍を襲うなか、中国政府は海軍を派遣するが、国際法上動けない。レイは元軍人である事を明かし、チェン博士救出の特殊任務を受けるが、博士はすでに瀕死の重傷を負っていた。レイは博士から娘のパーシャを託され、レイチェル医師と共に脱出し、いまだ残る中国人と現地民たちを守るため工場へと向かう。工場には、熟練の老兵ホーと武器マニアの御曹司イーファンがいた。 レイ・フェンは彼らとともに、反乱軍を制圧するため、﹁ディランコープス﹂の首領であるビッグ・ダディとその手下達を襲撃する。登場人物[編集]
レイ・フェン︵レン・フォンとも︶ 主人公。元﹃戦狼﹄部隊の隊員で、除隊してアフリカで暮らしている。現地のトゥング少年を、息子同然に面倒を見ている。 民間人保護を行う中国海軍に、自分が元戦狼であると名乗り出て、単身で特殊任務に赴く。 スー・イーファン 中国人経営の工場の御曹司。トゥングの母は彼の工場に勤務する。 実戦経験のないミリタリーマニアだが、従業員をアフリカ人、中国人を問わず保護するなど彼なりの大義は有している。 ホー・シャングオ 村の工場の警備責任者。中国軍の軍を除隊後、現職に就いた老兵。 レイチェル・スミス アメリカ人の医師。白人と中国系のハーフであり、中国語を流暢に話せる。 チェン博士 中国人医師。ラマンナ病研究の第一人者。反政府軍最大の標的だが、病院を占領された際に傭兵に誤射され命を落とす。 パーシャ チェン博士の娘︵アフリカ系︶。 リン イーファンの工場の役員。保身ばかりを気にする男で、アフリカ人より中国人の安全を優先する、命欲しさにレイを売るなどの利己的な行動が多い。 オトゥ将軍 反政府軍レッドスカーフ総指揮官。部下の兵士は全員赤いスカーフをつけている。武力革命と共に、チェン博士確保による疫病ワクチン独占を目論んでいる。 ビッグダディ PMC﹃ディランコープス﹄指揮官。ヨーロッパ最強とまで言われる傭兵達を従え、最新装備を駆使する。反政府軍と契約している傭兵だが思惑がある。キャスト[編集]
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
レイ・フェン | ウー・ジン | 丸山壮史 |
ビッグ・ダディ | フランク・グリロ | 荒井勇樹 |
レイチェル | セリーナ・ジェイド | 坂井恭子 |
ホー | ウー・ガン | 前田雄 |
イーファン | チャン・ハン | 吉田勝哉 |
ベア | オレッグ・プルディウス | 山下大毅 |
アテナ | ハイジ・マネーメーカー | |
ゴースト | アーロン・リー | |
ローチ | アーロン・トニー | |
ネッサ | アン・ジェームス | 功刀未端規 |
制作[編集]
●﹃シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ﹄のルッソ兄弟が、この作品を監修している[5]。アクション監督は﹃キャプテン・アメリカ﹄シリーズでクリス・エヴァンスのスタントマンを担当し、﹃スーサイド・スクワッド﹄﹃アトミック・ブロンド﹄などで第二班監督をつとめ、本作の公開後に﹃タイラー・レイク/命の奪還﹄で監督デビューしたサム・ハーグレイブが担当。その他、ハリウッドで活躍するスタッフらが製作に参加した。 ●南アフリカ共和国のソウェトやアレクサンドラでロケされた[6] 。 ●武術アクション監督は﹃新少林寺/SHAOLIN﹄などを手がけたウォン・ワイ・レオン。脚注[編集]
- ^ キネマ旬報2019年3月下旬号
- ^ “アジア歴代興収トップの中国版ランボー「戦狼2」、日本公開も観客の多くが中国人?”. Record China (2017年10月31日). 2019年9月16日閲覧。
- ^ Frater, Patrick (24 November 2016). "Celina Jade Joins Jacky Wu's 'Wolf Warriors 2' (EXCLUSIVE)". Variety.
- ^ https://spice.eplus.jp/articles/167950
- ^ http://www.maactioncinema.com/archives/5311
- ^ (中国語)ifeng. (2017年8月4日). http://talk.ifeng.com/a/20170804/44658917_0.shtml