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有病割合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
有病率から転送)

: PrevalencePrevalence proportionPrevalence rate Prevalence



Prevalence[1]01

[]



[]


















調調

[]


 (Prevalence ratePrevalencePrevalence)


a

b: 
調

n: 1000(n=3) 10(n=5)
有病率上昇要因 有病率低下要因
  • 罹患期間が長い
  • 治癒率,致死率が低い
  • 患者の(他地域からの)流入
  • 新規患者の増加
  • 健常者の流出
  • 診断機会の増加 報告の増加
  • 罹患期間が短い
  • 治癒率,致死率が高い
  • 患者の(他地域からの)流出
  • 新規患者の減少
  • 健常者の流入
  • 診断機会の減少(限定) 
  •  医療体制の不備

粗罹患率と年齢調整罹患率[編集]

年齢ともに罹患率が大きく異なる疾病に関しては,年齢構成が大きく異なる2つの集団 の罹患率を単純に比較することは好ましいとは言えない. 具体例としては,がんなどである.このような場合,前述定義の罹患率(以後 粗罹患率) では,高齢者が多い集団は高齢者が少ない集団よりがんの粗罹患率が高くなる。 そのため,仮に2つの集団の粗罹患率に差があっても,その差が真の罹患率の差なのか, 単に年齢構成の違いによる差なのかの区別がつかない. そこで年齢化級別に罹患率を計算し,基準となる集団の年齢構成(基準人口 国内では通例 昭和60年(1985年)モデル人口 )に合わせて各年齢階級別の重みづけ和で計算するのが, 年齢調整罹患率( Age-adjusted Incidence Rate)である.

年齢階級粗年齢階級別の罹患率

経年変化とともに構成年齢階層が変化する場合, 罹患率の経年変化等を見る時は,年齢調整罹患率でみる必要があることある.

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ 疫学辞典 第三版、財団法人日本公衆衛生協会

関連項目[編集]