李泰鎭
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李 泰鎭︵イ・テジン、이태진、Yi Tae-jin、1943年 - ︶は、大韓民国の歴史学者。ソウル大学校人文学部国史学科教授。専門は韓国近代史。
来歴[編集]
●1943年 慶尚北道迎日︵ヨンイル︶郡 ︵現在の浦項市︶生まれ ●1969年 ソウル大学校大学院 史学科 韓国史専攻︵修士︶ ●1969年から1972年まで 陸軍士官学校 教授部の史学科教官 ●1977年 ソウル大学校人文大学国史学科の専任講師 として着任 ●1992年 ソウル大学校国史学科の学科長 ●1999年より2年間、韓国18世紀学会の会長 ●1999年より 韓国産業技術史学会 副会長 ●2003年より半年間、アメリカのハーバード大学 東アジア学科でvisiting professorとして講義を担当 ●2003年より2年間、韓国歴史学会の会長 ●2003年より国史編纂委員会の委員をつとめる。 ●2010年より国史編纂委員会の委員長をつとめている。主な著作[編集]
単独著作︵以下、韓国語の書籍︶ ●朝鮮後期の政治と軍営制発達︵1985年︶ ●韓国社会史研究︵1986年︶ ●朝鮮儒教社会史論︵1989年︶︵日本語訳﹁朝鮮王朝社会と儒教﹂-法政大学出版局 2000年︶ ●王朝の遺産︵知識産業社、1994年︶ ●高宗時代の再照明︵2000年︶ ●医術と人口 そして農業技術︵2002年︶ 編著 ●朝鮮時代政治史 再照明︵1985年︶ ●日本の大韓帝国強占︵1995年︶ ●韓国併合、成立してはいなかった︵2001年︶ ●韓国併合の不法性研究︵2003年︶ 共著- 韓国文化史 朝鮮前期(1984年)
- 韓国社会発展史論(1992年)
- ソウル商業史(2000年)
その他[編集]
- 韓国の歴史学会の重鎮であり、経済学史学派を主体とするニューライトとの間に論争が絶えない。
- 東京大学で2001年11月と2004年06月に講義を行っている。
- 2010年4月、韓国強制併合100年共同行動のシンポジウムに参加するため来日。「日韓併合が正当化された結果、多くの歴史が歪曲されている。この状態では真の和解はなされない。東アジアの平和のためにも、過去の問題ではなく、われわれの未来の問題としてとらえるべきだ」と呼び掛けてた。
- 在日韓人歴史資料館(姜徳相館長)開設5周年を記念してのシンポジウムに参加。日韓併合条約について「純宗皇帝の名での署名偽造も行われていた」という持論を展開し、日韓併合が不法だったと主張した[1]。