東良子
東 良子 | |
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福井地方協力本部長時代の東良子 | |
生誕 |
1973年12月10日(50歳) 日本 石川県金沢市 |
所属組織 | 海上自衛隊 |
軍歴 | 1996年 - |
最終階級 | 海将補 |
東 良子︵あずま りょうこ、1973年︵昭和48年︶12月10日[1] - ︶は、日本の海上自衛官。自衛隊初の女性練習艦艦長[注 1]と護衛隊司令を歴任している。石川県出身[1]。防衛大学校女子第1期生︵第40期︶。現在の階級は海将補。
経歴[編集]
石川県金沢市にある私立星稜高等学校を卒業し[1]、1992年︵平成4年︶4月、防衛大学校に女子1期生として入校︵第40期[1]︶[4]。1996年︵平成8年︶3月、防大を卒業して海上自衛隊に入隊[1]。練習艦﹁かしま﹂副長を経て、2013年︵平成25年︶3月に練習艦﹁せとゆき﹂艦長に就任し、大谷三穂と同時に、海上自衛隊で初の女性練習艦艦長となった[5]。2014年︵平成26年︶には女性艦長として初めて遠洋練習航海に参加している[6]。2015年︵平成27年︶1月1日、1等海佐に昇任[7]。2016年︵平成28年︶3月23日、海上幕僚監部人事教育部人事計画課要員班長[8]。2018年︵平成30年︶3月6日に第1護衛隊司令に就任し[9]、初の女性護衛隊司令となった[10]。同年3月17日から平成29年度外洋練習航海︵飛行︶に部隊指揮官として派遣された[11]。同年8月5日からソマリア沖・アデン湾における派遣海賊対処行動水上部隊︵第31次︶指揮官として派遣された[12]。2020年︵令和2年︶3月9日、自衛隊福井地方協力本部長に就任した[13][注 2]。2021年 (令和3年) 12月24日、海上幕僚監部総務部総務課。2022年 (令和4年) 3月14日、海上幕僚監部総務部総務課広報室長に就任[15]。2023年︵令和5年︶8月29日、海将補に昇任し、防衛大学校訓練部長に就任。海上自衛隊の女性自衛官として近藤奈津枝に続き、医官を除いて2人目となる女性将官となった。関連項目[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
(一)^ abcde“本部長コラム”. 自衛隊福井地方協力本部 (2020年5月29日). 2020年5月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月16日閲覧。
(二)^ 大型艦に初の女性艦長 海洋観測艦の﹁わかさ﹂松尾直子3佐が着任﹁風通し良い隊風醸成したい﹂
(三)^ 自衛隊法第65条の13の規定に基づく令和元年度若年定年等 隊員の就職の援助の実施結果の公表について
(四)^ “<VOICE> 女性自衛官の声-各地で活躍する防大女子1期生-”. 平成24年版 防衛白書. (2012) 2017年1月10日閲覧。
(五)^ “海自﹁艦長の夢かなった﹂”. 福島民報. (2013年3月22日). オリジナルの2013年3月27日時点におけるアーカイブ。 2017年1月8日閲覧。
(六)^ 海上自衛隊ホームページ・平成26年度遠洋練習航海
(七)^ 防衛省発令︵昇任1佐人事︶2015年1月1日
(八)^ 防衛省発令︵1佐職人事︶2016年3月23日
(九)^ 防衛省発令︵1佐人事︶2018年3月6日
(十)^ 女性初の護衛隊司令着任 東良子1等海佐﹁職責に集中﹂ 産経ニュース 2018年3月6日
(11)^ 平成29年度外洋練習航海︵飛行︶について (PDF)
(12)^ 派遣海賊対処行動水上部隊の交代について (PDF)
(13)^ 防衛省発令︵1佐職人事︶2020年3月9日 (PDF)
(14)^ 防衛省発令︵1佐人事︶2021年12月24日 (PDF)
(15)^ 防衛省発令︵1佐職人事︶2022年3月14日 (PDF)
(16)^ 退職日特別昇任